『 自然保育 』がテーマ!保育の就活お役立ち情報です♪ 自然保育 に興味はあるけれど、実際どんなものなのかよくわからない…。そんな方は必見♪ 自然保育 のねらいやメリット・デメリットについて取り上げます。ぜひ参考にしてみて下さい。
1. 保育の就活前にチェック!
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今回は、保育の就活先選びに大きく関係してくる園の特色について取り上げます。
保育園・幼稚園はそれぞれ色々な特色を持っていますが、
今回取り上げるのは、『 自然保育 』をしている園について。
まず、 自然保育 とはどのようなものなのでしょうか?
自然保育 とは
自然保育 とは、山や川などの自然環境に触れながら、
それらの環境を活用して子ども達が様々な体験をすることを重視した保育。
基本的には屋外の活動が中心で、
体験を通して子ども達の五感を刺激し、様々な力をのばしていきます。
自然を使った遊びや、生き物とのふれあい、植物、作物の栽培など、
活動内容は様々です。
では、 自然保育 をしている園は実際どのような感じなのか、
詳しく見ていきましょう。
2. 自然保育 をしている園ってどんな感じ?
自然保育 を取り入れている園のねらいや、
子ども、先生の視点で『 自然保育 』を考えた時どうなのかをご紹介します。
◆ 自然保育 のねらいとは?
自然保育 を取り入れるねらいはどのようなものがあるのでしょうか。
・五感を使って自然体験を楽しむ
・自然遊びを通した心身の成長
・たくましく生きる力をつける など
自然保育 の大前提は、子ども達が自然を体験する、体感すること。
自然の中で「見る、聞く、触る、嗅ぐ、食べる」という五感の刺激をたくさん感じながら過ごすことができます。
自然体験を楽しいと感じることで、
もっと遊びたい、これはなんだろう?…というように、
子ども達自身で遊びを見つけ、
遊びを展開できるようになっていくのです。
このような 自然保育 を通した主体的な活動によって、
子ども達の好奇心や探求心が高まったり、
友達とのコミュニケーションを通して社会性も身についていくでしょう。
また、自然の中でたくさん身体を動かすことは、
基礎体力や、運動能力の向上にも良い影響があります。
例えば、木に登ったり、岩場を歩いたり、斜面をよじ登ったりすることは、
なかなかの運動量がありますよね。
自然の中で遊んでいるだけで、
色々な動きを経験し、運動能力も伸びていくのです。
そして、 自然保育 の一番の効果といっても良いかもしれませんが、
自然の中で過ごすことが、たくましく「生きる力」の土台作りにつながります。
自然保育 を通して生きる知恵をつけることができるのです。
◆子どもにとっての 自然保育
子どもの視点で 自然保育 を考えた時、
どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
【メリット】
・自信がつく
・気持ちが安定する
・体力、運動能力が伸びる
【デメリット】
・怪我をすることがある
・洗濯物が多くなる(保護者にとってのデメリット)
子ども達は 自然保育 を通して様々な体験をしていく中で、
自分で考えたり、挑戦したりすることも多くなり、
自信や達成感、満足感につながっていきます。
自信が持てるようになると、もっとやってみよう!という意欲が出てきて、
活動の幅が広がったり、発想豊かに取り組んだりする姿も見られるでしょう。
自然の中でのびのびと過ごすことは、気持ちの安定にもなり、
自然遊びをすることで体力や運動能力の向上にも大きく影響します。
子ども達の健康な心と身体をつくることができるのが 自然保育 なのです。
一方で、自然の中で多くの時間を過ごすことは、
少なからず怪我をすることがあるでしょう。
また、忙しい保護者にとっては衣服や靴が汚れることがデメリットと感じる場合もあると思います。
◆先生とっての 自然保育
自然保育 をする上で、
先生はどのようなことを準備、意識しなければならないのでしょうか?
・自然に関する知識
・子どもの安全確保
・災害時や緊急時の想定
自然保育 をする上で、自然に関する基本的な知識は持っておく必要があります。
自然を使った遊びのバリエーションだけでなく、
危険が予想される場所や物事など、
大きな怪我や事故がないように気を配らなくてはなりません。
また、災害時、緊急時はどのように避難をするのか、
様々な想定でシミュレーションをしながら、職員間で周知しておくことも大切です。
3. 園の特色をしっかり調べよう!
いかがでしたか?
今回は、保育の就活先選びに大きく関係してくる園の特色として、
『 自然保育 』をしている園について取り上げました。
自然保育 は、園によっても取り入れ方に違いがあり、
中には園舎をもたない『森のようちえん』などもあります。
自然保育 に興味のある方は、ホームページを確認したり、
園見学で質問したりしながら情報収集をしっかりと行いましょう。
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