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【就活に役立つ保育園のこと】 0歳児 のクラスでの看護師の役割とは? 

0歳児
保育園で働いている看護師は、主に 0歳児 を担当します。保育学生さんの中には、なぜだろう…と疑問を持つ方もいると思います。今回は看護師の私から、看護師が 0歳児 に配置される理由と、 0歳児 クラスでの役割についてお伝えします。就活の参考にしてくださいね。
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1. 保育園で 0歳児 クラスに看護師を配置する理由

保育学生のみなさん、就活の準備は進んでいますか?ここで働きたい!と思える保育園と出会えると良いですね。
みなさんご存じの通り、保育園の中には看護師を配置しているところもあります。
保育園の看護師の仕事については、こちらの記事を読んでみてくださいね♪
保育園で働く看護師は、子ども達がケガをした時、体調を崩した時の対応をするのはもちろんですが、とくに 0歳児 クラスを担当することが多いです。
まずは看護師が 0歳児 を担当する理由をおさえておきましょう。
看護師が 0歳児 を担当する理由
・ 0歳児 は免疫機能が未熟で体調を崩しやすいため
・体調不良の早期発見をするため
・窒息や誤飲などの事故が発生しやすいため
このようなことが挙げられます。
みなさんご存じの通り、生まれたばかりの赤ちゃんは母親からの免疫を引き継いでいますが、6か月を過ぎた頃から、その免疫が低下します。
 0歳児 は一日を通して、体調の変化が激しい時期。そのため医療の知識を持った看護師を配置すれば、異常の早期発見をしやすくなりますよね。
また、 0歳児 は離乳食が始まったり、おもちゃなどを口に入れてしまうことも増えるので窒息などのリスクも高くなります。
そんな時に、医療従事者ならではの対応を早急に行えるのも、看護師を配置する理由のひとつです。

2.  0歳児 クラスでの看護師の役割

つぎに 0歳児 クラスでの看護師の役割についてお伝えします。
保育学生さんの参考になればうれしいです。

【体調不良時の対応】

先程も言った通り、 0歳児 は体調を崩しやすいです。感染症による発熱時はもちろんですが、アレルギー、嘔吐や下痢、発疹などの症状が出やすいです。
家では大丈夫でも、保育園生活が始まったことでのストレスなどでも、このような症状を発症しやすくなります。
子どもが体調を崩した時に、専門知識のある看護師がいれば迅速に対応できますよね。
また、ある程度の診断の予測はできます。保護者に、的確な対処法や受診の目安も伝えられるのも看護師の強みだと思います。

【健康・発達に関する相談】

保護者が子どもの健康や発達に悩みを抱えている時、看護師は医療の観点からアドバイスをすることができます。
例えば、体重がなかなか増えないという悩みを持っていたら、保育園での活動量、ミルクの量や、離乳食の進み具合、排泄の状況などの子どもを総合的にみてアドバイスをすることができます。
医療的な知識があれば、さらに保護者の安心にもつながりますよね。

【日常生活のサポート】

 0歳児 はまだ自分のことができないので、日常生活のほとんどのことをサポートする必要があります。
 0歳児 クラスでは、オムツ交換、着替え、授乳、食事介助などやることが盛りだくさん!
保育士さんと協力をして、一人ひとり対応をするのも看護師の役割です。
また、看護師は子どもの日常生活のサポートを通して、子どもの状態を医療的な観点から観察しています。
例えば、便秘気味の子どものおむつ替えをした場合。ただおむつを替えるだけでなく、便の量や色、性状、お腹の張り、お腹の音などを観察して対応します。
「うんちが出ていないから、お腹をマッサージしてみよう」「水分補給を意識しよう」など保育士さんにアドバイスをしながら対応することも看護師の役割です。

3. 「看護師が配置されているか」も就活の参考に

今回は、看護師の私から、保育学生さんに向けて 0歳児 クラスでの看護師の役割についてお伝えしました。
就活をする際に、「看護師を配置している保育園なのか」ということも視野に入れて保育園選びをしてみるのも、選択肢の幅が広がって良いのではないでしょうか。
看護師は、衛生管理や感染症対策の知識が豊富ですし、子どもの成長発達についての知識もあります。
とくに 0歳児 のような体調に変化が出やすいクラスに配置されていると、保育士さんも安心ですよね。
ですが、看護師でも経験によって、子どもと関わることが初めての場合もあるので、保育士さんのサポートが必要です。
保育士さんと看護師の知識が合わされば、子ども達が安全に園生活を送ることができるので、ぜひ協力をし合ってもらえたらと思います。
ほいコレ!では就活に役立つ情報を発信中です。こちらのサイトも就活の参考にしてくださいね♪

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執筆者:瀬川知子(看護師)

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