保育に野菜の 栽培 を取り入れてみませんか?今回は、5月が植え付け時期である、夏野菜の 栽培 について簡単にご紹介します。自然や食に触れる経験の一つとして、野菜の 栽培 は有意義なものだと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
1.5月は野菜の 栽培 に挑戦してみよう!
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今回は、5月の保育におすすめしたい『野菜の 栽培 』についてご紹介します。
5月は、夏野菜の苗を植え付ける時期。
この時期を逃すと、夏野菜の栽培はできないので注意!
まず、保育に野菜の 栽培 を取り入れるねらいはこちら。
ねらい
・土や苗、虫など、自然に触れる。
・野菜の生育を直接見て学ぶ。
・世話をする中で野菜に親しみを持つ。
・収穫や食べることを楽しみに感じながら過ごす。 など
野菜の 栽培 は、自然に触れること、食育の観点などから様々なメリットがあります。
自分で育てた野菜を食べられるのはもちろんですが、
野菜がどう育つのかを知ることで自然の不思議に気付き、興味が広がっていったり、
苦手な野菜でも一口食べてみようと挑戦したりと、
子ども達にも変化が見られるかもしれません。
2.野菜を 栽培 するために準備すること
次に、栽培前の準備について簡単にご紹介します。
必要なもの
・野菜の苗
・シャベル、スコップ
・支柱(苗を支えるために使う棒)
・肥料
・ジョウロ
・プランター(プランター 栽培 )
・鉢底石、鉢底ネット(プランター 栽培 )
・土(プランター 栽培 )
プランター 栽培 の場合は、シャベルでOKですが、
畑の場合は、スコップもあった方が便利です。
成長して苗が倒れたり、折れたりするのを防ぐため、
苗を支えるための支柱も必要となります。
肥料は、色々な種類がありますが、
長い期間で緩やかに効くものがおすすめ。
プランター 栽培 の場合は、プランター、土・石なども準備します。
保育ポイント
・シャベルやジョウロは、子ども達が扱いやすいサイズを準備出来ると◎。
・大きい畑で作業する場合は、事前にお知らせをして汚れても良い洋服を準備してもらうなど配慮しましょう。
・水やり、苗の状態確認など、野菜のお世話をお当番さんのお仕事の一つとして取り入れるのもおすすめです。
【畑で 栽培 する場合】
畑で野菜を 栽培 する前には、次のような準備が必要です。
・畑を耕す
・土づくりをする
・肥料をまく
・畝(うね)を作る
まず初めに、畑を耕すことから始めましょう。
スコップでもできますが、鍬(くわ)などの道具があれば便利です。
畑の土を掘り起こしながら、空気を入れていくイメージで土を柔らかくしていきます。
畑を耕したら、次は土づくり。
堆肥や石灰を土に混ぜ込み、野菜が育ちやすい土にしていきましょう。
そして、肥料も一緒に混ぜていきます。
堆肥や石灰、肥料は色々な種類が売られていますが、
初心者向けの色々な野菜に使えるものを選ぶと良いと思います。
最後に畝を作っていきます。
畝とは、畑の土を少し盛った苗を植える部分のことで、
水はけがよくなったり、通路を明確に出来たりする点でメリットがあります。
夏野菜は、10cmくらいの畝でOK。
ここまでの作業を2~3週間前にやっておくのが理想的です。
【プランターで 栽培 する場合】
畑がない場合でも、夏野菜はプランターで 栽培 が可能です。
プランター 栽培 では、次の準備が必要となります。
プランターには色々なサイズ、素材があります。
小さすぎると野菜が育たず、大きすぎると移動する時などに不便。
一般的には、地上部分の草丈と同じ位の深さのあるプランターが良いとされています。
おすすめは、土が入る容量が20リットル前後のもの。
プランターに鉢底ネット、鉢底石を敷き、
その上から土を入れていきます。
土は、手を加えずそのまま使える培養土が簡単でおすすめです。
肥料を混ぜ込み、2週間程したら苗の植え付けができます。
3.初心者でも 栽培 しやすい!おすすめの夏野菜
最後に、初心者でも 栽培 しやすい夏野菜をご紹介します。
子ども達と一緒に栽培する時は、ある程度育てやすい野菜を選ぶのがおすすめです。
【ミニトマト】
ミニトマトは 栽培 しやすく、収穫量も期待できます。
地植えにすると、かなり丈が伸びるので、
しっかりとした太さの支柱を使用し、倒れないよう注意しましょう。
水はあげすぎず、少し乾燥気味に育てるのが良いとされています。
また、収穫後に食べる場合は、誤嚥・窒息を防ぐために、
半分以下に切って提供するなど、配慮が必要です。
【ナス】
ナスは 栽培 しやすく、比較的長く収穫することができます。
水不足にならないよう、水やりはしっかりと行いましょう。
ナスが苦手という子も多くいますが、
自分で育てることによって、少し興味が出るかもしれませんね。
【ゴーヤ】
グリーンカーテンにもよく使われるゴーヤ。
ネットでツルを誘引しながら育てます。
病害虫に強く、夏の日差しに負けずどんどん育っていくのが特徴です。
ゴーヤは苦みが強いため、得意な子はあまりいないと思いますが、
調理の工夫で苦みを減らすなどして提供してみるもの良いですね。
いかがでしたか?
今回は、5月の保育におすすめしたい『野菜の 栽培 』についてご紹介しました。
野菜の 栽培 に興味はあるけれど、やったことがないという方は、
この機会にぜひ取り入れて見てください♪
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