保育中、まだまだ遊びたい子ども達の気持ちを上手に切り替えるのは難しい…と感じる人も多いですよね。そこで今回は、保育の導入に便利で超簡単な 手遊び ・声かけ4選をご紹介します♪困った保育のシーン別にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 保育の導入は難しい?
保育士を目指している皆さんこんにちは!
保育園では毎日お散歩に行く時や集団遊びに入る時など、子ども達に次の活動へうつる場面がありますよね。
でも子ども達は「まだまだ遊んでいたい!」など、なかなか切り替えができずに保育士は困ってしまうこともしばしばあります。
私もなかなか子ども達の注目を集められず、次の活動にうつるのに困った経験がありました。
スムーズに活動へ導入するのは、保育に慣れていないと難しいんだなと実感した体験です。
そこで今回は、保育の導入や切り替えに便利で超簡単な 手遊び ・声かけ4選をご紹介しようと思います。
こんな保育の場面で使うと便利ですよ♪というシーン別にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみに今回ご紹介する 手遊び ・声かけは、私の経験から0〜3歳児クラスを想定しています。
2. シーン別!便利な 手遊び 4選♪
【シーン①】遊びをやめる「おしまい」
まず最初におすすめする 手遊び は、子ども達がそれぞれ自由遊びなどをしてる際に、その遊びをやめて次の活動にうつるシーンで使えるものです。
とても簡単!
「お・し・まい」と3拍のリズムでゆっくり手を叩きます。
保育士が突然やっても子ども達と一緒にできないので、「それじゃあそろそろお時間だから、次の〇〇のためにお片付けをするよ〜!」
などと事前に声をかけましょう。
そこで子ども達と息を合わせて、手を叩く準備をします。
「お・し・まい」(みんなで手を叩く)
「それじゃあ、おもちゃを片付けてね〜」などと誘導しましょう。
とても簡単な方法ですが、ゆっくりみんなで息を合わせて手を叩くと一体感がでます。
また0〜3歳児クラスの小さな子ども達でも、シンプルな声かけと 手遊び なので理解しやすく切り替えにはもってこいです!
【シーン②】集団遊びの導入「シー!」
次にご紹介するのは、集団遊びなどの導入で使える 手遊び です。
子どもは好奇心旺盛なので、夢中になっている遊びを中断させて先生が注目を集めるのは難しいことが多いもの…。
そこでご紹介したいのが、保育士が片手で人差し指を立てて「シー!」とする簡単な方法!
保育士は決して注意するための怒りの「シー!」ではなく、「なにか次に面白いことが始まるよ」というワクワク感を演出するのがポイントです。
急に先生が楽しそうに「シー!」というと、内緒話でも始まるのかな?と注目してしまう子どもも少なくありません。
絵本を読み聞かせる時など、子ども達をクールダウンさせるのにとてもおすすめですよ。
【シーン③】集団遊びの導入「もういいかーい?」
次はシーン②の「シー!」で静かになったら、続けて行うのがおすすめの声かけです。
今度は②とは反対に大きな声で「もういいかーい?」と口に両手を添えるポーズをして、みんなで声を出していきます。
みんなで声を出すことで、さらに集団遊びへの一体感が出るのでおすすめです。
「もういいかーい?」(みんなで)
「元気な声が出たね。それじゃあ、これから〇〇のゲームを始めるよ!」
などとその場を盛り上げて、保育士は次の活動に誘導しましょう♪
【シーン④】お別れの時「さよならあんころもち」
最後は、お別れの時に使える「さよならあんころもち」というわらべうたを使った 手遊び です。
お別れの時間は「まだまだ帰りたくない!お友達と遊びたい!」と悲しくなってしまう子もいますが、楽しい雰囲気でさよならができるおすすめの 手遊び です。
さよなら あんころもち
またきな こ♪(この歌詞を2回繰り返す)
という繰り返しの歌詞なので、子どもも真似しやすくとても簡単!
手遊び は2拍ずつでおにぎりをにぎるように手を2回上下で重ね、「きなこ」の「こ」のところでギュッと1回重ねます。
さよなら(2回手を重ねる) あんころもち(2回手を重ねる)
またきな(2回手を重ねる) こ♪(ギュッと1回重ねる)
地域によって、 手遊び や歌も若干違うのでアレンジして遊びやすいもので行っても大丈夫です。
さよならあんころもちの 手遊び をみんなでしたら、「明日もまた元気にきてください〜!」と締めくくると明るい雰囲気でお別れができますよ◎
3. 手遊び を使って保育を楽にしよう!
いかがでしたか?
今回は、保育の導入や遊びの切り替え場面などで使える超簡単な 手遊び ・声かけ4選をご紹介しました。
どれも特別な準備も必要なく、一度身につけてしまえばさまざまな場面で使える便利なものばかりです。
保育実習や新人の頃はなかなか子ども達を上手く誘導できず、難しいなと感じてしまう場面もあるかもしれません。
そんな時には、ぜひ今回ご紹介した簡単なアイディアを思い出してみてくださいね。
すべての子ども達の注意を一度に引くのは難しいかもしれませんが、今回ご紹介したものは私の経験から保育の導入がスムーズになったものばかり!
手軽な 手遊び や声かけをどんどん活用して、日々の保育を楽にしていきましょう♡
⇩おすすめの記事はこちら♪