保育実習で、部分実習や責任実習にチャレンジ!でも主活動は何にしよう…と悩んでいる学生さんにぜひおすすめしたい、 集団あそび 『ボール送り』。ルールの教え方やアレンジバージョンなどもご紹介しますので、参考にしてみて下さいね。
1.保育実習で 集団あそび にチャレンジ!
保育実習を控えている学生のみなさん、
部分実習や責任実習の主活動の内容は決まりましたか?
まだ迷っている…という方のために、
保育実習におすすめの 集団あそび をご紹介します♪
今回ご紹介するのは、ボールを使った 集団あそび
『ボール送り』
このボール送りは、4~5歳児向けの遊びです。
ボールひとつあれば、どこでも遊ぶことができるので、
雨天でも実習内容を変更する必要がなく、
実習生にとっては安心ですよね。
ルールも簡単なので、ぜひチャレンジしてみて下さい♪
2. 集団あそび 『ボール送り』の遊び方
それでは、 集団あそび 『ボール送り』の遊び方をご紹介します。
【準備】
・子ども達は、1列に並ぶ。
・「前ならえ」をして、前の人との間隔を空ける。
・足の間からもボールを受け渡すので、肩幅くらいに足を開いて立つ。
ポイント
・人数が多い場合や、縦のスペースが取れない場合は、人数を分けてもOK。
・間隔を空けすぎると手が届かないので、「前ならえ」でピッタリくっつくくらいがおすすめ。
・前後で背の差があまりにもあるとボールを渡しにくいので、並び方に配慮する。
・間隔を空けて位置が決まったら、その場から動かないように声を掛ける。
【ルール】
・先頭の子どもがボールを持つ。
・スタートの合図で、先頭の子が前を向いたまま、自分の頭の上を通して後ろの子にボールを渡す。
・前の子からボールを受け取ったら、自分の頭の上を通してまた後ろの子へボールを渡す。
・一番後ろまで来たら、折り返し。
一番後ろの子はボールを受け取ったら、前の子の足の間にボールを差し出す。
・後ろの子から、自分の足の間を通してボールを受け取り、また前の子の足の間へ差し出す。
・先頭にボールが戻ったらゴール。
教え方アドバイス
★最初に実習生がボールを持って渡し方の見本を見せる。
「最初は、ボールを頭の上を通して後ろのお友達に渡すよ。」
★説明して見せたら、練習としてまず往路だけ子ども達とやってみる。
★往路のやり方が伝わったら、今度は復路の渡し方の見本を見せる。
「帰り道は頭の上は通りません。今度は、足の間を通して前のお友達に渡すよ。」
★説明して見せたら、練習として最後尾の子から復路だけやってみる。
★最後に、お約束を話す。
「ボール送りが上手にできるヒミツを、2つみんなにお話するね。」
「1つ目は、ゴールするまで自分の位置から動かないこと。そして2つ目は、渡すときに『はい』と声を掛けると、前のお友達や後ろのお友達に『ボールが来たよ~』と伝わりやすいよ。」
最初は慣れるまでボールを落としてしまったり、
上手く受け渡しができなかったりすると思いますが、
慣れてくると、どんどんスピードUPして盛り上がります♪
チーム対抗戦にしたり、タイムを競ったりしても楽しいですよ。
3.アレンジして『ボール送り』を楽しもう♪
『ボール送り』はアレンジ次第で色々な楽しみ方ができますよ♪
最後に、ボール送りのアレンジ遊びをご紹介します。
アレンジ① いろいろボール送り
ボール送りの基本的ルールは一緒です。
くじ引きをして、書いてある種類のボールを使ってボール送りをします。
普通のボールの他に、例えば、風船、小さいゴムボール、ピンポン玉など…
色々な種類のボールを用意してボール送りを楽しみます。
ピンポン玉などの小さいボールは意外と難しいので、
盛り上がりますよ♪
アレンジ② 座ってボール送り
保育室などの狭いスペースでも楽しめるボール送り。
輪になって座り、曲がかかっている間ボールをお隣りへ渡していきます。
曲が止まった時にボールを持っている子には、
好きな食べ物を言ってもらうなど、何かやってもらいます。
簡単なルールなので、乳児クラスでも楽しめるアレンジ♪
いかがでしたか?
今回は、ボールを使った 集団遊び 『ボール送り』をご紹介しました。
保育実習で 集団あそび をやってみたいけど、
説明したり、子ども達を引っ張っていったりするのが難しそう…
そんな不安を感じている実習生さんでも、
簡単なルールの 集団あそび であれば、取り入れやすいと思います。
せっかくの実習ですから、
失敗を怖がらずに思いきりチャレンジしてみましょう♪
楽しい活動となりますように…
未来の保育士さんを応援しています!
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