保育園・幼稚園での プール ・水遊びは、新型コロナウィルスの影響でここ2年程十分に実施できていません。今年も感染状況に応じて対応が変わると思いますが、コロナ禍の プール ・水遊び実施での、感染対策や配慮すべきポイントを考えてみましょう。
1.コロナ禍3年目…今年の プール は?
コロナ禍が続き、生活の中で色々な制限がありますが、
保育園・幼稚園にとって大切な夏の活動である、
プール ・水遊びもその一つ。
昨年、一昨年と新型コロナウィルス感染症蔓延の影響で、
特に プール は、中止とした園が多くありました。
プール ・水遊びの対応は各地域や園によって違いがあり、
今年も新型コロナの感染状況により実施の有無が決められるでしょう。
感染は徐々に落ち着いてきているように感じますが、
まだ先はどうなるかわかりません。
子ども達にとっては、楽しみな夏の プール ・水遊び。
今年は プール を実施することとなった場合、
どのようなことに配慮する必要があるのでしょうか?
特に、夏に保育実習を控えている学生さんは、
実習の内容にも関わってくることのですので、
コロナ禍の プール 実施での感染対策や配慮すべきポイントを考えてみましょう。
2.コロナ禍での プール ・水遊び配慮ポイント
保育園や幼稚園で プール ・水遊びを実施する場合には、
安全面などで様々な配慮が必要になりますが、
コロナ禍での実施となると、さらに配慮すべきことが多くなります。
今回は、コロナ禍での プール ・水遊びならではの配慮ポイントを取り上げます。
【感染対策】
基本的に プール では子ども達はノーマスクとなるでしょう。
プール や水遊びのような楽しい場では、
乳幼児なのでどうしてもはしゃいでしまうことがあると思います。
正直、一定のリスクは避けられないと思いますが、
出来る限りの感染対策を行うことが重要です。
≪体調管理≫
まずは、家庭と連携して体調管理を行うことが一番大切。
保育園・幼稚園では、プールカード(毎日の検温や体調、 プール の可否などを記入するカード)を活用する場合が多いと思います。
ここで大切なのは、プールカードの確認だけに頼らないこと。
もちろん子ども本人や家族の体調が悪ければ登園自体しないと思いますが、
朝は元気で登園してきていて、登園後の体調観察で変化に気付ける場合もあります。
普段の時でも、 プール ・水遊び前は体調観察が大切ですが、
コロナ禍なので、より注意が必要です。
人数などにより時間はかかりますが、
プール 直前の検温などを行うことで、より感染リスクを下げることができるでしょう。
≪密を避ける工夫≫
プール ・水遊び中は、ノーマスクとなると思います。
そのため、可能な範囲で密になる状況を避ける工夫が必要です。
一度に遊ぶ人数を制限したり、
水遊びができるスペースを広くとったりすることで、
子ども達が密になってしまう場面を減らすことができるでしょう。
例えば、少人数でグループ分けし、
時間入れ替え制で プール 、水遊びができるようにするなど、
普段の時よりも手間や時間がかかってしまうかもしれませんが、
感染対策としては大切な配慮です。
【熱中症リスク】
夏の時期は、熱中症のリスクが高まります。
ただでさえ熱中症に注意する必要がある中、
コロナ禍ではマスクを着用していることで、より注意しなければなりません。
プール ・水遊び中はノーマスクでも、
それまでマスクを着けて過ごしている場合、
自分で気付かないうちに脱水症状になりかけている可能性もあります。
特に小さな子ども達は、遊びに夢中になっていたり他の事に集中したりしていると、
のどが渇いていても気が付かないことがあるのです。
ですから、 プール ・水遊び前には、必ず水分補給を行うことが大切。
また、一度に量を飲むというよりも、こまめに水分を摂ることが重要です。
時間を決めて水分補給を行うことで、
こまめな摂取ができるでしょう。
3. プール ・水遊びの実施には準備が大切!
いかがでしたか?
今回は、コロナ禍の プール 実施での感染対策や配慮すべきポイントをご紹介しました。
子ども達にとっては、大切な夏の活動である プール や水遊び。
子ども達には、 プール ・水遊びを思い切り楽しんでほしい!
そんな思いを感じながらも、
やはりコロナ禍での実施に心配な声もあるでしょう。
出来る限りの感染対策を行い、安全に実施するために、
保育園・幼稚園では、先生方によりしっかりと事前の打ち合わせが行われます。
もし実習先の保育園・幼稚園で プール が実施されていたら、
どのような感染対策・配慮がされているのかを、
しっかりと学んできましょう。
未来の保育士さんを応援しています!
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