3月に 保育実習 を控えている学生のみなさんに、見るべき・学ぶべきポイントをご紹介します。事前にポイントをおさえておくことで、実習目標も明確になり、心の準備もできると思います。有意義な 保育実習 となるよう、ぜひ参考にしてみてください♪
1. 保育実習 ではこの時期ならではの保育を学ぼう
保育実習 を控えている学生のみなさん、
実習準備は進んでいますか?
保育実習 は、学生のうちに保育現場を経験出来る、
とても貴重な機会です。
短い期間の中で、保育をしっかりと学ぶためには、
事前に準備をしていくことが何よりも大切だと思います。
特に重要なのが、
どんなことを学びたいか、どんなことを身に付けたいか…
といった 保育実習 の目標設定です。
実習の目標を明確にすることが、
保育実習 の中身を左右するといっても良いでしょう。
そこで今回は、『3月の 保育実習 で学ぶべきポイント』をご紹介します。
目標設定をする時には、
子ども達の様子や保育の内容についてざっくりと知っておくことも必要です。
例えば、冬の時期に、
『水遊びやプールの流れを学ぶ』
という実習目標は立てませんよね。
それぞれの時期にどのような保育が行われているか知っていれば、
目標を立てる中でのキーワードが見えてくると思います。
保育実習 では、1年の保育のうちの、ほんのひと時しか見ることはできません。
でも、その時期ならではの保育を学ぶことで、
年間を通してどのような保育をしているのか、
また、その時期だけしか見られない子どもの姿に気付くことができると思いますよ。
2.年度末の保育で見るポイント
それでは、『3月の 保育実習 で学ぶべきポイント』を、
クラス全体、子ども一人ひとり、保育士の配慮という3つに分けてご紹介します。
【クラス全体】
3月は、1年の締めくくりの月となります。
1年間の成長が感じられる時期で、
クラス全体としても、まとまりが感じられるでしょう。
活動内容や遊びも充実し、
それぞれ好きな遊びにじっくりと取り組んだり、
興味関心を広げながらのびのびと過ごしたりする姿が予想されます。
また、『仲間意識』が強くなり、子ども同士の関わりも深まっていると思います。
ココが見るポイント
・クラスの雰囲気、まとまり
・活動内容や遊び方
・子ども同士の関わり方
【子ども一人ひとり】
子ども一人ひとりとしても、
1年間の積み重ねが3月の姿に表れます。
保育実習 では、1年間の成長を汲み取ることは難しいですが、
目の前の子ども達の姿をよく観察し、
年齢に応じた成長を目安としながら、
どんなところが育ってきたのか考察してみましょう。
また、年度末ということで、進級や進学を控えています。
新しい環境を迎えることに対する期待や不安から、
気持ちが不安定になる子どももいます。
子ども達の精神的な部分の揺れ動きも、
意識して見てみましょう。
ココが見るポイント
・1年間で育ってきた姿
・子ども達の精神的な変化
【保育士の配慮】
3月は、保育士にとって特別な時期です。
1年間の保育の集大成であり、
また、次の年度につなげていく大切な時期でもあります。
のびのびと過ごせる環境を作りながら、
子ども達が抱く進級・進学に対する様々な気持ちを受け止めつつ、
次年度を意識した取り組みも行っていきます。
例えば、進級するクラスの保育室で過ごす時間を作ったり、
進学を意識して座って一斉活動をする時間を増やしたり…
次年度に向けてどのような取り組みを行っているか注目しましょう。
また、子ども達との関わり方として、
保育士はどのような声掛けをしているか、
見守りと介入の仕方はどうかなども大切です。
特に幼児クラスでは、子ども達が成長し、活動も充実してきた中で、
必要以上に声掛けや介入をせず、見守ることも多くなります。
一方で、子ども達の期待や不安な気持ちにどう寄り添っているのかも、
しっかりと学びましょう。
ココが見るポイント
・進級・進学を意識した取り組み
・子ども達への声掛け・見守り方
3.ポイントをおさえて有意義な 保育実習 を!
いかがでしたか?
今回は、『3月の 保育実習 で学ぶべきポイント』をご紹介しました。
事前に見るべき、学ぶべきポイントをしっかりとおさえておくことで、
保育実習 の目標設定も明確になりますし、
心の準備もできると思います。
また、3月は年度末で保育園にとっては忙しい時期です。
保育士さんも年度末の片づけや、次年度の準備など、
仕事がいっぱい!
実習生の質問時間など、ゆっくりと取れない場合もありますので、
ポイントを整理しておくことで、スムーズに質問できると思います。
短い期間の貴重な保育実習ですから、
将来の自分の為になるような内容となるよう意識しましょう!
有意義な 保育実習 となりますように…
未来の保育士さんを応援しています!
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