保育を学ぶみなさんは、普段どのような 話し方 で会話をしていますか?保育において、言葉や 話し方 はとても大切。少しの意識で、印象はガラリと変わります。子ども達に大きな影響を与える立場として、自分の 話し方 を一度振り返ってみましょう。
1.保育の中で大切な 話し方
保育を学ぶ学生のみなさんは、
普段どんな 話し方 をしていますか?
家族やお友達と話す時、
目上の人と話す時…
子ども達と話す時…
それぞれ相手や場面によって、 話し方 は変わると思います。
みなさんも、無意識に 話し方 や言葉の選び方を変えているのではないでしょうか。
このように、普段あまり意識せず話している言葉ですが、
保育の中で、『 話し方 』はとても大切。
なぜなら、幼児期の子ども達はどんどん言葉を吸収します。
身近な大人である保育士さんがつかう言葉を、とてもよく聞いているのです。
そしてもちろん真似をします。
このように保育士は、子ども達に大きな影響を与える立場だからこそ、
保育の中では丁寧な言葉、 話し方 を意識したいですね。
今回は、保育の学生さんに向けて、
『少しの意識で変わる!実習生が気を付けたい丁寧な 話し方 』
と題して、
だれでも簡単に出来る、丁寧な 話し方 になるポイントをご紹介します。
実習など、保育の現場で実践できるように、
ぜひ、参考にしてみて下さいね♪
2.ここを意識するだけで丁寧な 話し方 になる!3つのポイント
それでは、だれでも簡単に出来る、丁寧な 話し方 になるポイントをご紹介します。
ポイントは3つ!
難しいことは考えず、
これからご紹介する3つのポイントをおさえてみて下さいね。
【い抜き言葉に注意!】
『い抜き言葉』を知っていますか?
聞いたことがある方も多いと思います。
『い抜き言葉』とは、
「~しています」「~していました」
という表現が、
「~してます」「~してました」
というように、「い」が抜けてしまう 話し方 を指します。
まずは、例から見ていきましょう。
例
×「学校では、保育に関することを学んでます。」
○「学校では、保育に関することを学んでいます。」
×「はい。今、丁度やってるところです。」
○「はい。今、丁度やっているところです。」
いかがですか?
「い」があるかないかで、印象がかなり変わりますよね。
『い抜き言葉』はラフな印象、少し幼い印象になります。
親しい人との会話では問題ありませんが、
仕事や目上の人との会話では、
『い抜き言葉』にならないように意識しましょう。
【ら抜き言葉に注意!】
次に、『ら抜き言葉』について。
『い抜き言葉』については既にご紹介しましたが、
『ら抜き言葉』も同様で、
「~られます」が「~れます」というような、
『ら』が抜けた 話し方 のことを指します。
例
×「好き嫌いはないので、何でも食べれます。」
○「好き嫌いはないので、何でも食べられます。」
×「なかなか決めれなくて、悩みました。」
○「なかなか決められなくて、悩みました。」
こちらも、
「ら」があるかないかで、印象の違いを感じたと思います。
普段の癖でつい『ら抜き言葉』を使ってしまいがちですが、
正しい 話し方 ではないので、
意識して気を付けるようにしましょう。
【一文字目をはっきりと!】
最後のポイントは、
一番簡単ですが、意外と出来ていないことです。
それは、言葉の一文字目をはっきりと発音すること。
例
×「ぁりがとうございます。」
○「ありがとうございます。」
×「ょろしくおねがいします。」
○「よろしくおねがいします。」
文字に起こしてみると違和感がありますが、
実際、無意識にこのような表現になっていることが結構多いのです。
私自身もそうでしたが、
自信がなかったり、緊張していたり、流すように話したりすると、
一文字目の発音が小さくなりがち。
一文字目からはっきりと発音することで、
丁寧な 話し方 になり、印象もぐんとUP!
簡単ですが、つい忘れがちになるので、
普段から気を付けて発音するようにしましょう。
3.身に付けよう!保育に役立つ丁寧な 話し方
いかがでしたか?
今回は、だれでも簡単に出来る、丁寧な 話し方 になるポイント3つをご紹介しました。
保育においては特に、言葉や 話し方 が大切です。
でも難しく考えてしまうと、
余計に緊張して、上手く話せなくなってしまう…
そんな学生さんもいると思います。
まずは、今回ご紹介した3つのポイントをおさえて、
丁寧に話すことを意識すれば、少しずつ身に付いていくはず♪
また、慣れるまでは繰り返し声に出してみることもおすすめ。
つまり、シミュレーションです。
例えば、保育実習先で先生や子ども達と会話することをイメージし、
実際に声に出して話してみましょう。
頭で考えているだけでなく声に出してみることで、
自分のもの、自分の言葉になっていきます。
保育の場面だけでなく、社会人としても役立つ 話し方 ですので、
学生のうちにしっかりと身に付けておきましょう。
未来の保育士さんを応援しています!
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