いよいよ社会人生活が始まると、保育士さんは保育の知識だけではなく 社会人 のマナーも身につける必要が出てきます。そこで私の経験から、新社会人さんにこれだけは抑えておいて欲しいと思ったマナーを3つ厳選し、ご紹介します。
1. ” 社会人 のマナー”って保育士にもなぜ必要?
いよいよ念願の保育士として 社会人 になる時期が迫ってきました。
これまで同世代の友人と過ごしてきた学生時代とは違い、年齢も職歴もバラバラな人たちと肩を並べて働く社会人生活のスタートです。
そのため、保育士として働くにあたって保育の知識だけ身につけていればOKというわけにいきません。 社会人 のマナーを事前に知っておくことが大切なんです!
特に保育士のお仕事は、信頼関係が欠かせません。 社会人 のマナーを知っていれば、保護者や同僚と信頼関係を築きやすくなります。信頼関係ができると円滑に仕事をすることができるので、他の内定者と差をつけることもできますね。
そうは言っても、 社会人 のマナーってなんだか難しそう…と思ってしまう人も少なくないはず。そこで、今回は私が長年社会人として働いて「新人さんにこれだけは覚えておいて欲しいな」と思った” 社会人 のマナー”を3つだけ厳選!&ご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
2. 最低限!抑えておきたい 社会人 のマナー3つ
①あいさつを軽視しない
「あいさつなんて誰でもできるよ」と思っている人も多いかもしれませんが、大人になっても案外あいさつができない人って多いんです…。近所でもあいさつをしたのに無視された!なんて経験ありませんか?残念ながら、大人でもあいさつを軽視している人はたくさんいるようで、これでは子ども達のお手本の「先生」にはなれないですよね。
あいさつは信頼関係の基本です。
目上の人にはもちろん、子ども達や同僚の先生にも元気にあいさつをしましょう!どんな業界でも、新社会人 さんが最初から唯一完璧にできるお仕事が「元気なあいさつ」なんです。ベテランの先生は日々の仕事にクタクタになっている人も多いものですが、新人保育士さんの元気でフレッシュなあいさつを聞くことで「また頑張ろう!」と思えるもの◎ぜひ意識して元気なあいさつを徹底してくださいね。
②報連相(ほうれんそう)は 社会人 の基本!
報連相(ほうれんそう)とは「報告・連絡・相談」のこと。
新しく 社会人 になると、毎日わからないことがあるのは当たり前。そこで勝手に判断せずに、先輩保育士に相談したり、保護者からの伝達や子どもの不調などの些細なことも連絡を怠らないことが肝心です。一人で抱え込むのは禁物ですよ!
また、私が上の立場だった時に困ったことを相談してくる後輩は多かったのですが、そこへ助言やアドバイスをしてもその結果を報告してくる人が思いのほか少なく困った経験が…。本人は先輩のアドバイスで問題が解決しスッキリしていても、先輩は「その後はどうなったのかな?」と心配しています。
たとえ自分がやった方が早い仕事も、新人保育士さんを信頼し、勉強のためにお任せしています。そのため、困りごとを相談したらしっかり結果の報告までセットで行うことを忘れないようにしましょう!また、問題がまだ解決していなくても、今どうなっているのか途中報告をすることも大切ですよ。
報連相(ほうれんそう)さえ気をつけて、しっかりコミュニケーションを取っていれば、大きなミスも必ず防ぐことができます。 社会人 の基本として常に心がけてくださいね。
③言われた仕事はすぐにする
最初は、先輩保育士から雑務などの仕事を頼まれる機会も多いもの。そこで別の仕事をしていると、ついつい先輩から言われた仕事を後回しにしてしまいがちですが、できるだけ「言われた仕事はすぐにする」を心がけましょう。
頼まれた仕事を早めに提出すると、納期まで時間があるので先輩としてもミスを指摘し、修正を促す時間の余裕ができます◎その結果、早く仕事を片付けることができるので意識してみてくださいね。それでも、頼まれごとでパンクしそうな時は、先輩に優先順位を聞くなど相談してみてもいいですよ。
3. 社会人 のマナーをマスターして素敵な保育士を目指そう
初めて 社会人 として働き始めるのは、ドキドキするものですよね。新しいスタートには不安と期待があって当然。そこでそんな不安を少しでも解消するために、今回は私の経験から 社会人 のマナーを3つに厳選してご紹介しました。
保育園では園児たちや保護者にとっては新人保育士であっても、もう立派な一人の「先生」です。「先生」と呼ばれるからには、きちんと 社会人 のマナーを理解して、子ども達のお手本になりたいものですよね。
社会人 のマナー はまだまだたくさんありますが、今回ご紹介した3つのことは、心がければそんなに難しい内容ではありません。ぜひ心のどこかに覚えておいて、素敵な保育士さんを目指してくださいね。
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