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保育 の実習で学ぼう!子どもが怪我をしてしまった時の対応 

怪我の対応
保育 の実習でぜひ学んでほしいポイントとして、『子どもが怪我をしてしまった時の対応』について取り上げています。 保育 の中で子どもが怪我をしてしまうことは実はよくありますが、対応方法を知っておくことが大切です。ぜひ、参考にしてみてください。
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1.実習で学ぶべきポイントって?

これから保育実習幼稚園実習がある保育学生のみなさんは、
実習でどのようなことを学びたいですか?
行ってみてから考えよう
具体的に思い浮かばない
このような気持ちで実習に臨むのは要注意!
せっかくの実習ですから、
きちんと学びたいポイントを整理して臨むことができると、
有意義なものになるはずです。
保育学生のみなさんに、実習で学んでほしいことはたくさんありますが、
特に学ぶべきポイントは、
『 保育 の現場でしか見ることのできない』こと。
日頃頑張っている学校の勉強をベースとして、
先生方の臨機応変な対応や、
子ども達の反応にしっかりと目を向けましょう。
今回は学ぶべきポイントの一つとして、
『子どもが怪我をしてしまった時の対応』について取り上げます。
保育 の現場で、子どもの怪我はつきもの。
大きな怪我は可能な限り防ぎたいものですが、
転んだり、少しぶつかったりする日常の怪我はよくあります。
実習中にも、このような日常の怪我を目にすることがあると思いますので、
先生方がどう対応しているかをしっかりと学びましょう。

2. 保育 の中で子どもが怪我をしてしまったら

では、もし 保育 の中で子どもが怪我をしてしまったら、
どう対応すれば良いでしょうか?
実習生さんが子どもの怪我の場面に遭遇したら、
まずやることはこの2つ。
① 子どもの様子を確認
② 怪我をしていたら自分で判断せず、すぐに先生に報告
その後、先生がどう対応しているのかを学びましょう。
もし処置の場面を見ることができなかったら、
時間のある時に対応方法などを質問してみるといいですね。
では、実際に 保育 の現場で起こりやすい怪我を取り上げてご紹介します。

【日常に起こりやすい怪我】

転ぶ
元気に走り回って遊ぶ子ども達にはつきものの怪我です。
手足に擦り傷切り傷がある場合は、まず流水で洗います。
しっかりと洗い流し、砂や土を落とすことが大切。
その後、絆創膏などで覆います。(消毒する場合もあり)
ぶつける
ぶつけて赤くなっているなどの場合は、まず冷やします。
冷やすには、濡らして冷やしたタオルや、保冷剤などを使います。
長い時間冷やし過ぎると逆に肌に良くないので、
3~5分冷やしたら少し休み
必要であればまた冷やすというような形で様子を見ます。
噛まれる
乳児クラスでは、噛みつきが起きてしまうことが…。
噛まれてしまったら、まず流水で洗います。
その後すぐに冷やして様子を見ます。
挟む
箱のふたやドアなどに、指などを挟んでしまうことがあります。
になっている場合は流水で洗い
その後赤くなっている部分冷やして様子を見ます。
鼻血
鼻付近をぶつけると、鼻血が出てしまうことがあります。
鼻血が出たら、すぐにティッシュなどで押さえて止血
止血する時は、正面を向いた状態鼻腔をしっかりと押さえます。
なかなか止まらない場合は、冷やしたタオルなどで鼻を冷やすこともあります。
ここまでいくつか処置の方法をご紹介しましたが、
園によって、これ以外の方法で行っている場合もあります。

【病院受診を必要とする怪我】

大きな怪我が起きないよう、
普段から先生方は気を配って 保育 をしていますが、
中には防ぎきれず、病院受診を必要とするような怪我が起きてしまう場合があります。
大きく深い傷ができた
頭などを強くぶつけた
歯や口をぶつけた
を強くぶつけた
脱臼した
このような怪我の場合は、病院受診を必要とします。
大きな怪我につながらないよう、
もし 保育 の中で危険な場面を見かけたら、
実習生さんも子ども達に声を掛けるなどして、
未然に防げるようにしましょう。

3. 保育 の現場で怪我の対応をしっかり学ぼう

今回は実習で学ぶべきポイントの一つとして、
『子どもが怪我をしてしまった時の対応』について取り上げました。
目の前で怪我が起きると焦ってしまうかもしれませんが、
子ども達を不安にさせないためにも、
優しく声を掛けながら、冷静に対応できるよう心掛けましょう。
小さな怪我は、子どもの成長にとってプラスになる場合もあります。
怪我をした経験から、
危険なことはしないようにしたり、
次は気を付けようと子どもながらに感じたりするからです。
しかし、 保育 をする上で大きな怪我は可能な限り防ぐ必要があります。
日頃から怪我事故を防ぐためにどのような対策をしているか、
環境構成職員の配置など、
安全面での配慮ポイントにも目を向けて、実習で学びましょう。
子どもの怪我の対応は 保育 の現場だからこそ学ぶことができるポイント。
貴重な実習を有意義なものにしてくださいね。
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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