水遊び でのコロナウィルスの感染リスクは園庭での外遊びやお散歩など他の戸外遊びと同じ。水を介しての感染リスクはほとんどありません。
しかし、普段の生活と同様に
飛沫や接触などによっての感染リスクはありますので注意は必要です。
2. 感染対策のポイント5つ
水を介しての感染リスクが低いと分かれば一安心。
子どもたちと思いっきり 水遊び を楽しもう!
そんな気持ちになってしまいがちですが、少し注意が必要です。
水中での感染リスクは低いですが、日常生活同様、飛沫や接触での感染リスクはあります。
水遊び をする際には、しっかりとした感染対策を行いましょう。
ここからは、 水遊び をする際の感染対策のポイントについて一緒に確認していきたいと思います。
①子どもの健康状態の把握
水遊び を行う際には、体温や鼻水、咳、下痢、嘔吐などの症状がないかどうかを確認しましょう。
体調不調が見られる場合は、 水遊び やプール遊びへの参加は見合わせることが必要です。
また 水遊び ができない子どもたちは、熱中症などの心配もありますので室内遊びをするなど他の楽しみを準備してあげたいですね。
②家庭との連携
水遊び をする際は、家庭に事前に通知し理解を得た上で健康状態についての報告やタオルの準備など協力してもらうことが重要です。
水遊びをした日は家庭でもしっかり休養をとってもらうなど子どもの負担にならないように水遊びを楽しみましょう。
③体の清潔を保つ
プールに入る前にはシャワーで体をしっかりと洗い、汚れを落としてからプールに入るようにしましょう。
また、水遊び終了後もしっかりと体の汚れを落としお部屋へ入るようにしましょう。
体や顔をふくタオルの共用は避け、各自のタオルをあらかじめ準備しておくと安心です。
④クラス合同での 水遊び をしない
今までは、クラス合同で 水遊び やプール遊びを行うことも多かったと思います。
しかし、コロナ禍の今、密になるのは禁物です。
各クラスごとに、水遊びを行うようにし、クラスの人数が多ければ、グループごとに分けるなど密にならずに遊べる環境づくりも大切です。
⑤おもちゃやビート板などの共用はさける
飛沫などが付きやすいおもちゃやビート板の共用は避け、各クラスごとに準備するほうが安全です。
また使用した後は、消毒を徹底し清潔に保つようにしましょう。
3. 年代別の注意点について
0歳から6歳までの子どもが集まる保育園。 水遊び 1つをとっても年代別に気をつけておきたいポイントはさまざまです。
・乳児クラス
排泄の自立がまだできていない子どもも多い乳児クラス。1人1人は入れるタライや発泡スチロールケースを利用し個別に 水遊び が楽しめる環境を作りましょう。
おもちゃは、舐めてしまうこともある為、こまめに消毒し清潔に保ちましょう。
・幼児クラス
水遊びの楽しさにテンションが上がってしまい、大きな声を出してしまう。
みんなで楽しさを共有したくて1か所に集まってしまうなど遊びに集中してしまうからこそ密な状態になってしまうことも。
水遊び を行う時も、いつもと同じように
お友達との距離は保つこと、大きな声は出さないことなどを伝えていきましょう。
できることを最大限楽しめるように、私たち保育士は環境の整備と子どもたちへの働きかけをしていきたいですね。