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4月29日は『 昭和の日 』 保育園 で日本の祝日をわかりやすく伝えるには?

4月29日は『 昭和の日 』という祝日です。 「何の日なのかな?」とわからない保育学生さんや保育士さんもいるのではないでしょうか?今回は、子どもたちにわかりやすい伝え方もご紹介します。『 昭和の日 』という日本の祝日の意味を正しく伝えましょう。
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1. 日本の祝日を子どもに正しく教えよう

4月29日は国民の祝日ですね。
何の日か知っていますか?
また、どんな意味があるのか知っていますか?
知らない保育学生さんや、不安な保育者の方はぜひご一読ください!
2021年現在、日本には16日の祝日があります
その中の1つが、4月29日の『 昭和の日 』。
今日はその『 昭和の日 』についてお話しします。
昭和という時代は、太平洋戦争などを乗り越えて技術がものすごく進歩した時代です。
いわゆる高度成長期ですね。
そんな時代にご即位されていた昭和天皇のお誕生日が、4月29日。
難しい言葉でいうと、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」と定められた祝日です。
こうして国民の祝日になりました。
次は、今の子どもたちが技術や文化を進歩させていく番です。
子どもたちが豊かな教育を受けられるように、我々保育者も日々努めてまいりましょう。
ご存知の方もいると思いますが、4月29日は平成になってから憲法改正される2006年まで『みどりの日』という祝日でした。
これは、昭和天皇が自然や植物をこよなく愛していたことから、緑にちなんだ名前にしたそうですよ。

2. 4月29日は『 昭和の日 』子どもたちへのわかりやすい伝え方

次に、子どもたちにもわかりやすい伝え方をご紹介します。
4月29日は、『 昭和の日 』という祝日です。
昭和というのは、今の『令和』という時代から何十年も前のことを言うんだよ。
『 昭和の日 』は、昭和時代の天皇のお誕生日です。
昭和という時代には戦争という国と国の悲しい争いがありました。
その争いでたくさんの人々が家族や家を失くして、食べ物も食べられない…という、とてもつらい時代もあったんだよ。
でも戦争が終わってからは、みんなで力を合わせて幸せに暮らしていけるように一生懸命いろいろなものを作ったり、勉強したりしました。
今はそのおかげで治らなかった病気治る薬ができたり、電話やパソコンなども便利なものがたくさんできているよね。
今の便利で幸せな暮らしは、この昭和時代があったからこそ実現できているんだよ。
だから4月29日がきたら、昭和を生きてきた人々にありがとうの気持ちを持とう
そして”忘れてはいけない大切な時代があった”ということを思い出そうね。
次はみんなが新しくいろいろなものを勉強したり作ったりしていく番だよ!
日本をどんどん幸せに、明るくしていこうね!
紹介文を載せましたが、月齢に合った話し方で実践してみてください。
未来を担う子どもたちにも、日本の祝日の意味を正しく知ってもらいたいですね。

3. 伝承遊びで『 昭和の日 』を感じよう

最後に、『 昭和の日 』を学んですぐに保育に取り入れられる伝承遊びをご紹介します。
◎お手玉
子どもたちで、上に投げてキャッチする遊びを楽しみましょう。
乳児クラスはニギニギする感触を楽しんで。
◎メンコ遊び
厚紙で作ったメンコを使います。
牛乳パックを円に切って、二枚張り合わせて作ってもOK。

たたきつけて相手のメンコを枠から出したり、ひっくり返したら勝ち!

自分で作ったオリジナルのメンコだと盛り上がりますよ。

◎かごめかごめ
みんなで手を繋いで円を作ります。
オニになった人が真ん中に入りしゃがんで目隠します。
歌の最後で、オニは誰が後ろにいるか名前を言ってあてるゲームです。
最初は、保育者がオニをやるといいですよ。
ゲームの内容がわかると「オニやりたい!」という子がたくさん出てきます!
【歌詞】
♪“かごめかごめ
カゴのなかのとりはいついつでやる
よあけのばんにつるとかめがすべった
うしろのしょうめんだあれ?♪“
いかがでしたか?
まだまだ日本の伝承遊びはたくさんあります。
この機会に、いろいろ調べて子どもたちと昭和の遊び楽しんでください。
おじいちゃん、おばあちゃんはこうやって遊んでいたんだよ。」と話してあげると親しみやすくなります
祝日というものは、ただありがたいお休みになるのではなく、日本の文化を考える大切な日です。
私たち大人が子どもたちに日本の文化を伝えていく日でもあるのですね。
保育者である皆さんが子どもたちに一つ一つ正しく伝えていくことで、子どもたちの未来はどんどん切り開かれていくのだと、私は考えます。
祝日の前後の日には日本の文化について、子どもたちにたくさん話してあげてください。

執筆者:岡田なな 先生(保育士)

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