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【保育のワンポイント】 劇遊び を発表会へつなげるにはどうすればいい? 

劇あそび
保育に役立つ!『 劇遊び 』に関するワンポイントアドバイス♪普段の 劇遊び を発表会へつなげていくにはどのようにすれば良いかご紹介します。 劇遊び を始める前の準備や、おすすめの時期、導入や進め方など、ぜひ参考にしてみて下さい。
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1. 劇遊び を発表会へつなげていきたい

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは『 劇遊び 』
保育園、幼稚園では、発表会で子ども達がを披露することも多いと思います。
劇の内容や進め方は色々とありますが、
今回は、普段の保育で行う 劇遊び を発表会につなげていくにはどうすれば良いか、
ワンポイントアドバイスをお伝えします。
 劇遊び を始める前の準備や、おすすめの時期、
導入や進め方など、ぜひ参考にしてみて下さい。
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2. 劇遊び のワンポイントアドバイス

普段の保育で行う 劇遊び を発表会へつなげていくという方法は、
事前の準備やある程度の計画が必要ではありますが、
発表会前に子ども達と一から劇の練習を頑張る必要はなくなります。
筆者の経験では、
運動会が終わったら次は発表会…!
というように、秋は息抜きする間がないような保育になりがちです。
行事が多い時期となるので仕方がない面もありますが、
子ども達の負担になってしまっては本末転倒。
『楽しく取り組む』『成長を見てもらう』という点で考えると、
普段の保育の延長に発表会があるという形にするのがおすすめ。
 劇遊び を発表会につなげていくためのワンポイントアドバイスをいくつかご紹介します。

◆スケジュールの確認

発表会までの間に、運動会や敬老会など色々な行事がある場合は、
それぞれ同時進行で準備を進めていくので、
まずはスケジュールの確認を行いましょう。
特に運動会前は、運動会の練習が中心となる場合が多いので、
その時期に新しいことに取り組むのは難しいですよね。
ですから、運動会の練習が始まる前には普段の保育の中で 劇遊び を楽しめている状態が理想です。
そう考えると、遅くても夏頃から 劇遊び を始められると良いと思います。

◆ 劇遊び の題材

 劇遊び の題材は、候補をいくつか考えておくと良いでしょう。
普段の保育の中で子ども達の好きそうなお話や、
興味のある話題など、色々な視点で題材を絞っていくのがおすすめです。
劇の定番といったお話(題材)も多くありますが、
それ以外のお話や創作劇を取り入れようと考えている場合は、
劇にどう落としていくか(配役、セリフ、見せ方など)という点もイメージしながら絞っていきましょう。

◆導入

 劇遊び は導入が大切だと感じます。
導入によって子ども達がどれほどお話に入り込めるかがポイント。
導入は、絵本ペープサート、パネルシアターなどを使うのがおすすめです。
子ども達はお話の内容を理解しやすく、繰り返し見せることで流れやセリフも自然と覚えていきます。
いくつか候補となる題材を見せていく中で、
子ども達の反応が良い題材を 劇遊び に落とし込んでいくと良いでしょう。
また、劇の題材に関係するようながあれば、
保育の中で歌っておくと良いですね。

◆進め方

導入によって子ども達がお話を覚えてきたら、
実際に 劇遊び へと移ります。
最初は、保育者が主導して簡単な一場面をやってみるだけでもOK!
例えば…
『ももたろう』の絵本を読み終わった後…
◎保育者:あれ?何か向こうの方に見えるな~…あ!大きな桃が流れてきた!
(桃を描いたダンボールパネルを部屋の隅から引っ張ってくる)
◎保育者:おばあさん!桃が流れてきましたよ!
(子どもに声を掛け、おばあさん役として出てきてもらう)
◎保育者:おばあさんは大きな桃を拾い上げました。よいしょ!
(おばあさん役の子どもが桃を拾う真似をする)
◎保育者:おばあさんは桃を持ってお家に帰ると、おじいさんも芝刈りから帰ってきました。
(子どもに声を掛け、おじいさん役として出てきてもらう)
◎保育者:二人は喜んで大きな桃を食べようとしたその時!パッカーン!!
(保育者が桃のパネルの後ろからももたろう役で飛び出す)
◎保育者:大きな赤ちゃんが飛び出してきました!
最初からかっちりとした劇(セリフや流れ)をするよりも、
あくまでも『遊び』の感覚で取り入れると子ども達も楽しめます。
導入により、お話の流れを子ども達がしっかりつかんでいると、
保育者が急に始めた 劇遊び にも、喜んで参加してきてくれることが多いですよ♪
 劇遊び に慣れてきたら、配役セリフを取り入れながら少しずつ『劇』の形にしていきましょう。

3. 劇遊び は楽しむことが一番♪

いかがでしたか?
今回は、 劇遊び を発表会につなげていくにはどうすれば良いか
ワンポイントアドバイスをお伝えしました。
発表会の劇というと、保育者側も少しプレッシャーを感じてしまったり、
完成度を高めるために練習を詰め込んでしまったりしがちだといます。
いきなり劇に取り組むのではなく、
普段の保育の中で 劇遊び を取り入れ、表現することを楽しめる環境を作っていきましょう♪
劇遊び
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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