子ども達は、飛び回る遊びが大好き!そして ジャンプ力 をアップさせると体に良いことがたくさんありますよ!今回は看護師の私から、保育園でできる ジャンプ力 をアップさせる遊びと、そのメリットをご紹介します。ぜひ保育に取り入れてみてくださいね。
1. ジャンプ力 をつけるメリット
保育士のみなさん! ジャンプ力 をつけることには、たくさんのメリットがあることを知っていますか?
保育園でも、飛び跳ねて遊んでいる子どもは多いのではないでしょうか。
個人差はありますが、ジャンプができるようになるのはつぎの時期からです。
年齢に合わせて、遊びを考えていきましょうね。
ジャンプができるようになる時期
・2歳~3歳頃からその場でジャンプができるようになる
・3歳半~4歳半で片足とびができるようになる
そして ジャンプ力 をアップさせると、こんなに良いことがありますよ。
メリット
・足やお腹の筋肉がつく
・瞬発力が身に付く
・全身運動のため体が温まり免疫力が上がる
・体幹が鍛えられる
・柔軟性が上がる
・バランス感覚が身に付く
ジャンプ力 をアップさせると、ケガをしづらくなり、免疫力も上がります。
強い体作りにつながるので、保育園でも楽しく遊んでみましょう!
2. 保育園でできる ジャンプ力 をアップさせる遊び
つぎに保育園でできる、 ジャンプ力 をアップさせる遊び4つをご紹介します!
ぜひ、子ども達と遊んでみてくださいね。
【へびさんジャンプ】
遊びかた
①縄跳びを準備する
②両端を保育士さんが持ち、地面に縄跳びが付いている状態で横にゆらす
③縄跳びをジャンプして飛び越えればOK!
ポイント!
・子どもに合わせて、揺らし方に強弱をつけてみる
・「へびさんが来たよ~!」と楽しい雰囲気を作る
・失敗しても「頑張ったね!」「惜しかったね、つぎはできるよ!」と前向きな言葉をかける
・縄跳びに足が引っかからないように注意する
2歳頃からできる遊びです。
はじめに保育士さんがお手本を見せてあげると分かりやすいですよ。
子どものペースに合わせて遊んでみましょう!
【うさぎさんごっこ】
遊びかた
①スタートとゴールの場所を決める
②手をうさぎの耳のようにして頭におく
③「ようい、ドン!」の掛け声で、ピョンピョンと両足で飛びながらゴールまで行く
ポイント!
・年齢別で距離をのばしてみる
・途中で疲れてしまったら無理をしない
・何人かで同時に行い、競争をしてもOK
外遊びはもちろん、室内でも遊べます。
疲れてしまう子どももいるので、距離を調整したり、保育士さんが補助をしてあげましょうね。
慣れてきたら、うさぎさんごっこをしながら「鬼ごっこ」をするのも楽しいですよ。
【幅跳び】
遊びかた
①跳ぶ位置を決める
②腕を振り、いきおいをつけてジャンプをする
③より遠くまで飛べたお友達が優勝!
ポイント!
・着地したところには印をつけて「つぎはもっと遠くまで飛ぶぞ!」と子ども達のやる気がでるような関りをする
・お友達同士で競争するのもOK
・「いち、にの、さん!!」と保育士さんが掛け声をすると跳びやすくなる
・幅跳びをする前には、ケガを予防するために準備運動をする
幅跳びで遠くまで跳ぶには、腕を振って膝をしっかりと曲げることが大事。
全身の運動にもなって、 ジャンプ力 もアップしますよ。
室内でもできる遊びなので、ぜひやってみてください。
【ケン・ケン・パ】
遊びかた
①地面に〇を1個か2個を一列に並べてかく
②〇が1個の時は片足跳び(ケン)、2個の時は両足跳び(パ)でどんどん前に進んでいく
ポイント!
・年中、年長クラスの時は、片足跳びを増やしてみる
・子ども達のペースで、距離をどんどんのばしてみる
・保育士さんは「ケン・ケン・パ!」とリズミカルに掛け声をすると分かりやすい
片足飛びは、 ジャンプ力 だけでなく、子どものバランス感覚も身に付きます。
地面に〇を書くだけでできる遊びなので、試してみてくださいね。
3. ジャンプ力 をアップして強い体を作ろう!
今回は、看護師がおすすめの ジャンプ力 をアップさせる遊びと、そのメリットをご紹介しました。
ご紹介した遊びは、特に大きな物品を準備しなくてもできる遊びです。
手軽にできる遊びなので、保育園でもやってみてくださいね。
ジャンプ力 をアップさせることで、子ども達の体力も上がり、強い体作りにつながります。
また、ジャンプが苦手な子どもに対しては、子どものペースに合わせて保育士さんが補助をしてあげましょう。
子ども達が「楽しい!」と感じながら遊ぶのが1番!
ジャンプ力 をアップさせて、楽しく強い体を作っていきましょうね。
保育士さんの参考になればうれしいです。