保育に使える、簡単な『 言葉遊び 』と言葉がテーマの絵本をご紹介します。 言葉遊び にはメリットがいっぱい! 言葉遊び のバリエーションを増やして、子ども達と楽しく遊びましょう♪保育実習にもおすすめなので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
1. 言葉遊び はメリットいっぱい!
ほいコレでは、保育に使える遊びを沢山ご紹介しています。
今回のテーマは、子どもと一緒に楽しめる『 言葉遊び 』。
色々な 言葉遊び がありますが、
今回は実習でも使える簡単なものをご紹介します。
まず、 言葉遊び について…
言葉遊び のメリット
・子どもが言葉に興味をもち、語彙が増える
・場所を選ばず、準備なしで気軽にできる
・ちょっとした隙間時間でも楽しめる
・参加人数は何人でもOK!
言葉に興味をつ時期には個人差がありますが、
3歳くらいからでも楽しむことができます。
また、 言葉遊び は基本的に場所を選ばないで楽しめるので、
待ち時間やバスレクなどにもおすすめ!
活動の合間や、隙間時間に活用すると、
子ども達も飽きずに待ち時間を過ごすことができますね。
メリットが沢山ある 言葉遊び を、子ども達と楽しみましょう♪
2.保育で使える! 言葉遊び のアイディア
それでは、簡単にできる『 言葉遊び 』をご紹介します。
基本ルールと、子どもと遊ぶ時の進め方も載せました。
また、保育士の声掛けを★印で載せていますので、参考にしてみて下さい。
【頭文字あそび】3歳くらい~
基本ルール
お題となる頭文字を一文字決め、その頭文字から始まる言葉を言っていく遊び。
例)①『あいす』→②『あさ』→③『あひる』→④『あつい』
≪進め方≫
まず、簡単にルールを伝える。順番も決めておく。
★「今日は言葉のゲームをやってみるよ。『あ』から始まる言葉、何でもいいから順番に言ってみよう!順番は、先生から時計回りで進めるよ。」
見本を示すため、初めは保育士からスタート。
★「まずは先生から始めるね。『あ』…『あ・た・ま』」
「次の人は、他の人がまだ言っていない言葉を考えて言ってね。」
順番を進めていく。
★「次は○○ちゃん!『あ』から始まる言葉、言ってみよう。」
子どもA「『あんぱん』」
子どもB「『あめ』」…
子ども達が言った言葉を、「そうだね」「いいね」など認める声掛けをしながら進めるといいでしょう。
後半の方が難しくなるので、『パスOK』にしたり、一周回ったら別の頭文字に変えたりすると良いですよ。
人の名前は×、一文字は×など、年齢や状況で臨機応変にルールを変更しましょう。
【連想ゲーム】4歳くらい~
基本ルール
前の人が言った言葉から連想、または関連する言葉を言ってつなげていく。
例)①『りんご』→②りんごと言ったら『あかい』→③あかいと言ったら『いちご』→④いちごと言ったら『ショートケーキ』…
≪進め方≫
まず、ゲームについて伝える。
★「今日は言葉の連想ゲームをやってみるよ。『連想』ってわかるかな?『連想』っていうのは、想像しながらつなげていくという意味です。」
わかりやすいよう、保育士が見本として例題をやってみせる。
★「例えば、『りんご』という言葉からスタートするとしたら…
『りんご』と言ったら『あかい』…りんごって赤いよね。
次の人は、『あかい』と言ったら『いちご』…赤いのはいちご。OKだね!
次の人は、『いちご』と言ったら『ショートケーキ』…いちごはショートケーキに乗っているよね。だからOK!
こんな風に、前の人が言った言葉から想像して次の言葉を言ってみよう。」
順番を決めてスタートする。
★「先生からスタートして、時計回りに進めるよ。」
「最初の言葉は…、みんなうさぎ組さんだから、『うさぎ』にしようか。」
「じゃあ先生から。…『うさぎ』と言ったら『にんじん』」
順番を進めていく。
★「次は○○ちゃん!『にんじん』と言ったら…?」
子どもA「『にんじん』と言ったら『オレンジ』」
子どもB「『オレンジ』と言ったら『みかん』」
子どもC「『みかん』と言ったら『すっぱい』」…
3.言葉がテーマの絵本もおすすめ♪
最後に、言葉がテーマの絵本をご紹介します。
言葉遊び の導入に使うのもおすすめ♪
☆『ことばのえほん あいうえお』
五味太郎・作 絵本館
あいうえお…のそれぞれから始まる言葉を並べた耳心地のいいフレーズ。
短いフレーズは、子ども達もすぐに覚えてしまいます。
☆『あいうえおうた』
谷川 俊太郎 文 / 降矢 なな 絵 福音館書店
リズミカルな詩にのせて、独特な世界観を楽しめる絵本。
ユニークな詩はつい口ずさみたくなりますよ。
いかがでしたか?
今回は、簡単にできる 言葉遊び と、言葉がテーマの絵本をご紹介しました。
簡単にできる 言葉遊び を、ぜひ、保育に活用してみて下さいね♪
楽しい活動となりますように…
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