「 保育士 を目指しているけど… 就職先は決まったけど…ピアノが苦手で不安」 そんな悩みを抱えている方は多いのでは? 私もそう悩んでいた1人です。 そんな私が実際に行った”ピアノを弾くことが苦痛にならない方法”をお伝えします。
1. 保育士 はみんなピアノがすらすら弾ける?
保育士 ってピアノをすらすら弾きながら、子ども達と楽しく歌を歌っている。
そんなイメージありませんか?
ピアノが上手な人って本当にすごい。
真剣にそう思う私は、ピアノが本当に苦手です。
保育士 を目指し、高校から保育科に進み、高校、短大と5年間保育の勉強をしてきましたがピアノだけはずっと苦手なままでした。
本当に嫌すぎて授業から抜け出したことも・・・
そんな私ですが、就職先が決まり、ピアノから逃げられなくなりました。
朝の会で歌う歌や園歌、季節の歌など弾けるようにならなければならない曲は山ほどありました。
毎日毎日練習しますが、苦手意識は消えません。
そこで、すらすら弾けない私がピアノを弾けるようになるにはどうすればいいんだろうと考えました。
2. 苦手なピアノを克服するために私がしたこと
本屋さんや楽器屋さんで楽譜を買う時、どんな基準で選びますか?
ピアノが上手な人は、探している曲が載っているか、載っている曲数が多い、
今持っている楽譜とかぶらないもの・・・などでしょうか。
ピアノが苦手な私が楽譜を選んでいた基準は題名に「簡単に弾ける」「ハ長調で簡単に弾ける」「やさしく弾ける」などピアノが苦手な私でも弾けそうなレベルの楽譜という点でした。
同じ曲を弾くとしても、わざわざ自分には難しいレベルの楽譜に挑戦するのではなく、ピアノが苦手な私でも弾けるレベルのものを選ぶ。
「自分で自分のハードルを下げる」
これが私の気持ちを楽にする方法でした。もちろん練習もします。
でも、難しい楽譜を前に弾けないかも・・・と緊張した顔でピアノを弾く先生よりも
簡単な伴奏でも楽しそうにピアノを弾き歌を歌っている先生の方が嬉しいですよね。
余談ですが、私が使っていた楽譜は、「ハ長調で弾く・・・」という言葉が必ずついた楽譜で書いてある音符も大きかったので、先輩保育士から「先生の楽譜、いつも大きいよね。」とからかわれていたくらいです。
また、季節の歌は、自分が弾ける楽譜をコピーしファイリング。
自分がひける楽譜だけがそろったオリジナルの楽譜集を作って毎日使用していました。
弾ける曲を増やしたかったのでリング付きのバインダーを購入し、弾けるようになったらファイリング。
ファイルが厚くなる=弾ける曲が増えたということ。
自分の頑張った成果が目に見えるのでピアノの練習のモチベーションにもつながりました。
ピアノに対する苦手意識を減らすには
・自分のレベルにあった楽譜を探す
・自分が弾ける曲だけを集めたオリジナルの楽譜集を作る
ピアノに対してのハードルを下げるこの方法はおすすめです。
3. ピアノが苦手でも 保育士 として働いていける
ピアノが弾けなくて、本当に 保育士 として働いていけるかどうか不安・・・。
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
その気持ち、痛いほどわかります。
だって私もそうだったから。
でも大丈夫です。ピアノが苦手でも 保育士 として働いていけます。
簡単な伴奏でも子ども達と一緒に明るく楽しく歌う。
それが1番です。
もちろん練習も大事。
毎日少しでも弾ける部分が増えれば、1年後には今よりもっと弾けるようになっています。
「先生、もっと弾けるようになって。」
「ちゃんと練習してるの?」
そんな声をかけられてしまうこともあるかもしれません。
もし練習をしていなくて言われてしまったのなら反省して練習をはじめましょう。
練習をしていて言われてしまったのであれば気にする必要はありません。
少なくとも私はそう思ってます。
練習してもうまくなるスピードは人それぞれ。
ただ、毎日練習すれば必ずうまくなります。
ピアノ苦手・・・その気持ちを頭のすみに追いやってピアノを弾くことを楽しみましょう。
そして子ども達が楽しく歌える環境を作っていけるといいですね。
おすすめ記事はこちら↓
他にもいろいろな練習方法をご紹介しています。
自分に合った、ピアノの練習法を見つけてください♪