保育実習で、子どもの〇〇な 行動 に困った…!こんな時どうすればいいの!?という経験はありませんか?今回は、実習生が困ったと感じる子どもの 行動 について、その意味や対応のポイントをQ&Aでご紹介します。これからの実習の参考にしてみてください。
1.子どもの○○な 行動 に困った…!
保育を学んでいる学生のみなさんは、
普段子どもたちと関わる機会はありますか?
保育実習やアルバイトなどでなければ
子どもたちと実際に関わる機会は少ないのではないかと思います。
そんな中、実習で子どもたちとこんな遊びをしたい!
子どもたちから慕われる実習生になりたい!
と、子どもたちと関わるイメージを膨らませて
ワクワクしながら実習に臨んだ!
けれど…
子どもたちの○○な 行動 に困った…
イメージと違って、自信がなくなってしまった…
なんて感じた経験はありませんか?
今回は、実習で子どもの○○な 行動 に困った…!という実習生さんに
子どもの 行動 の意味や、対応のポイントなどをQ&Aにしてご紹介します。
行動の意味 や、対応のポイントをおさておくことで、
保育実習での心構えもかわるはずですよ。
2.実習生が困った…と感じる 行動 Q&A
では、実際に保育実習で実習生がよく困ったと感じる子どもの 行動 から、
行動 の意味や対応のポイントをQ&Aで2つご紹介します。
【Q.1 人見知り?嫌われてる?】
Q.
実習で2歳児クラスに入りました。
Aちゃんは、人見知りからか私が声を掛けても顔を背けてしまいます。
時々Aちゃんからの視線を感じるので、私は仲良くなろうと積極的に声を掛け続けました。
でもその後もなかなか距離が縮まらず、最終的には声を掛けたら泣かれてしまいました。
嫌われてしまったのでしょうか…?
A.
子どもたちはそれぞれ様々な性格・個性をもっています。
すんなりと実習生を受け入れることが出来る子もいれば、心を許すまで時間がかかる子もいるのです。
今回のAちゃんは、じっくりと相手を知ってからであれば心を許せるタイプの子だと思います。
ですから、実習生さんがどんな人なのか知ろうとよく見ていたのですね。
実習生さんが積極的に自分から声を掛けていた点、とてもいいことです。
しかし、どんどん声を掛けられることが苦手な子もいます。
子どもの表情や反応を見ながら、どう感じているのかを探っていくことも保育士として大切なスキル。
焦らず、少し距離や時間をおきながら、徐々に距離を縮めていけるといいですね。
もちろん、短い実習期間ですので、子どもたち全員と関係を築くことは、なかなか難しいことです。
関係づくりの難しさも、一つの勉強だととらえましょう。
【Q.2 実習生の前では…】
Q.
実習で4歳児クラスに入りました。
自由遊びの時間、私はBくん、Cくんと一緒に園庭の隅にある畑の近くで虫探しをして遊んでいました。
畑には、5歳児クラスが植えた野菜の苗がたくさん並んでいます。
すると突然、Bくんが野菜の苗を触り、抜こうとし始めました。
それを見たCくんもふざけて一緒に苗を抜こうとします。
担任の保育士さんは離れた場所にいたのですが、どう注意していいのかわからず、困ってしまいました。
A.
実習生の前、担任の先生が見ていないところで、ふざけてルールを破ろうとしたり、
危険なことをしようとしたりするケース。
このようなことは、実は意外とよくあります。
ルールや、やってはいけないことをよく理解しているのに、
実習生の前だと気持ちが大きくなってしまったり、実習生の反応を試してみたり…。
このような時、どう対応していいのか困ってしまいがち。
ですが、明らかにいけないことは、しっかりと伝える必要があります。
「その苗は、みんなが大事に育てている大切なものだよ。だから、そういうことはしないでね。」
など、きちんと理由もあわせて伝えましょう。
まだ関係の築けていない実習生の話を、聞かない子もいるでしょう。
しかし、きちんと向き合って伝えようとする姿勢が大切。
真剣に気持ちを込めて伝えることで、
例えその場では話を聞かなくても、子どもなりに感じ取るものがあると思いますよ。
3.色々な視点で子どもの姿をとらえよう
いかがでしたか?
今回、2つの実習生が困ったと感じる 行動 を取り上げました。
今までの実習で子どもの 行動 に困った経験をされた方も、
これから初めての実習を経験する方も、
Q&Aでご紹介した 行動 の意味や対応のポイントを参考に、
色々な視点で子どもの姿をとらえ、関わってもらえたらと思います。
保育実習では、予測していないことがたくさん起こります。
え!どうしよう!?
そんな場面が必ずあると思います。
でも、それが保育。
予想外のことが起きるからこそ、子どもたちとの関わり≪保育≫は楽しいのだと私は思います。
保育実習では、予想外のことや困ったことに遭遇した方がラッキー!
自分の対応力を試せるチャンスでもあります。
せっかくの保育実習ですから、失敗を気にせずチャレンジしましょう!
未来の保育士さんを応援しています!