保育実習中もバイトが忙しくて休めない、お給料が必要だからバイトをしたい、と思う人もいるでしょう。しかし、実習中はできるだけ休むのが望ましいです。その理由を紹介していきます。
1. 保育実習中のバイトは禁止されてはいない
保育実習中のバイトについては、学校側からも実習先からも禁止されていないことが多いです。
しかし、中には学校や保育圏が実習中のバイトを禁止としていることもあります。
禁止されている場合には、必ずルールを守って実習中はバイトを休むようにしましょう。
万が一、実習中にバイトをしていることが学校や保育園にバレたら単位の取り消しの可能性もあります。
禁止されていない場合には「実習中でも少しならバイトできるんじゃないかな」なんて考える人もいるでしょう。
しかし、禁止されていいなくてもバイトをするのは避けるのが望ましいです。
実習中のバイトが禁止なのは、忙しさだけが理由ではありません。
バイト中にケガをしてしまったら、実習を中断しなければならなくなってしまいます。
また、今はコロナウイルスの影響もあり、感染症対策に保育の現場もかなり神経を使っています。
少しでも感染リスクを抑えるためにも、保育実習中はバイトを休むことが望ましいのです。
バイト先が忙しかったり人手が足りなかったりして、休むと言いにくい人もいるでしょう。
しかし、保育実習中はバイトを確実に休むためにも、早いうちから伝えて調整してもらうようにしましょう。
数週間の休みとなりますから、実習期間が決定したらすぐに相談しておくと安心です。
2. 保育実習中は余裕のある生活を
実習生というのは保育士になるために、保育園にお願いをして実習を受けさせてもらっている立場です。
保育実習中は毎日遊びに行くわけではありません。
子どもたちの命を預かる現場での仕事なので緊張感もあります。
慣れない環境での生活は気も遣います。
そのため実習への行き帰りだけでもかなり疲れてしまうものです。
日誌を書いたり指導案の作成をしたり、といったことをしているとかなり忙しく過ごすことになります。
土日も家でやるべきことがあるので、バイトをする余裕はありません。
実際、わたしも実習中は忙しくて、土日は疲れでお昼まで寝ちゃってました。
もしも、土日にバイトをしてたら実習中に寝坊していたと思います。
自習中はかなり忙しいですし、慣れない生活で疲れも出やすいです。
睡眠時間をきちんととることも、集中して実習に参加するためには大切なことです。
子どもを危険にさらさないためにも、実習に専念できるよう、やるべきことをこなしながらも睡眠時間は確保しましょう。
そのためにも、保育実習中はバイト以外にも予定は入れないようにしておくのが望ましいです。
時間に余裕のある生活を心がけると、実り多い実習の時間を過ごすことができますよ。
3. 貴重な経験だから保育実習に集中しよう
保育実習はとても限られた期間で行われるものです。
実際に子どもたちと触れ合うこと、保育士の先生方の働きを間近で見ることができることは、現場での仕事に役立つことをたくさん学べます。
実習中は、教科書では学ぶことができないことをたくさん学ぶことができる貴重な時間です。
生活のためにもバイトをしなければならない、という人も中にはいるかもしれません。
しかし、毎日たくさんのことを学び、身につけていくためにも、できるだけ保育実習に専念することを心がけましょう。
早いうちからバイトを休むためのシフト調整のお願いをしたり、バイトを休んでもコマならないように貯金をしたりと、実習以外の面の準備も進めておくと安心して実習に専念することができます。