保育士面接で長所・短所をどう答えればよいか迷っている保育学生さんへ。自分をよく見せようとしすぎなくても大丈夫です。この記事では、長所・短所を保育につなげて前向きに伝える考え方や、緊張しやすい・心配性・マイペースなど短所別の例文をやさしく紹介します。
保育士の面接で「あなたの長所と短所を教えてください」と聞かれると、どう答えればよいのか迷いますよね。
とくに保育学生さんの場合、「長所と言えるほどの経験がない」「短所を正直に話したら印象が悪くなるかも」と不安になることもあると思います。
でも、面接で大切なのは、自分を完璧に見せることではありません。
ありのままの自分を理解したうえで、「保育士として成長していきたい」と前向きな気持ちを伝えることが大切です。
この記事では、保育士面接で長所・短所を聞かれたときの答え方と、保育学生さんが自分の経験に置き換えやすい例文を紹介します。
一緒に、面接対策をしていきましょう。
1.保育士面接の長所・短所は「保育につながる言い方」にすると伝わりやすい
保育士面接で長所や短所を答えるときは、「保育の仕事にどうつながるか」まで伝えると、面接官にも伝わりやすくなります。
長所は、「自分のよいところ」だけで終わらせず、子どもとの関わりや保育の仕事にどう活かしたいかまで話してみましょう。
たとえば、長所が「明るいところ」なら、子どもや保護者と前向きに関われることにつなげられます。
短所は、隠そうとするのではなく「自分ではどう気をつけているか」「これからどう成長したいか」まで伝えることが大切です。
たとえば、短所が「緊張しやすいところ」なら、緊張しながらも事前に準備して、落ち着いて行動しようとすることを伝えられます。
長所も短所も、自分の実習経験や学校生活に合う言葉にして使いましょう。
2.保育士面接で使える長所の例文
長所を答えるときは、次の流れで考えるとまとめやすくなります。
「私の長所は〇〇です」
「実習や学校生活では、〇〇を意識していました」
「保育士になってからも、〇〇を大切にしていきたいです」
例文【相手の気持ちを考えられる】
私の長所は、相手の気持ちを考えて行動できるところです。
実習では、泣いている子にすぐ声をかけるのではなく、表情や様子を見ながら関わるようにしました。
子どもによって安心できる関わり方は違うと感じたため、その子の気持ちに寄り添うことを大切にしていました。
保育士になってからも、子ども一人ひとりの気持ちを受け止めながら関わっていきたいです。
例文【責任感がある】
私の長所は、任されたことに責任を持って取り組めるところです。
学校生活や実習では、提出物や準備物を早めに確認し、忘れ物がないように気をつけていました。
実習中も、部分実習の準備を何度も見直し、自分にできることをしっかり行うように意識していました。
保育士になってからも、子どもたちが安心して過ごせるように、一つひとつの仕事に責任を持って取り組みます。
例文【こつこつ努力できる】
私の長所は、こつこつ努力を続けられるところです。
ピアノや制作など、はじめは苦手に感じることもありましたが、少しずつ練習を重ねることでできることが増えました。
実習前にも、手遊びや絵本の読み聞かせを練習し、自信を持って子どもたちの前に立てるよう準備しました。
保育士になってからも、苦手なことから逃げずに学び続け、子どもたちによりよい関わりができるよう努力していきます。
他にも、「まわりを見て行動できる」「落ち着いて話を聞ける」なども、保育士面接では長所として伝えやすい言葉です。
自分の経験に近いものを選んでみましょう。
3.保育士面接で使える短所の例文
短所を答えるときは、次の流れで考えると話しやすくなります。
「私の短所は〇〇なところです」
「〇〇の場面で不安になることがあります」
「そのため、今は〇〇するようにしています」
「保育士になってからも、〇〇を意識していきたいです」
例文【緊張しやすい場合】
私の短所は、緊張しやすいところです。
人前で話すときやはじめての場面では、不安になってしまうことがあります。
実習でも、最初は子どもたちの前で話すことに緊張しました。
そのため、今は事前に話す内容をメモにまとめたり、家で声に出して練習したりするようにしています。
保育士になってからも、落ち着いて行動できるよう、事前の準備を大切にしていきます。
例文【心配性の場合】
私の短所は、心配性なところです。
忘れ物や準備不足がないか気になり、何度も確認してしまうことがあります。
実習でも、活動の準備が足りているか不安になることがありました。
そのため、今は必要なものをリストにして確認し、落ち着いて準備できるようにしています。
保育士になってからも、子どもの安全を大切にしながら、必要以上に不安になりすぎないよう意識していきたいです。
例文【マイペースな場合】
私の短所は、物事に集中するとマイペースになってしまうところです。
一つのことを丁寧に進めたい気持ちが強く、周囲の動きに気づくのが遅くなることがあります。
そのため、今は時間を意識したり、まわりの様子を確認したりしながら行動するようにしています。
保育士になってからも、丁寧さを大切にしながら、クラス全体の流れを見て動けるようになりたいです。
例文【優柔不断な場合】
私の短所は、すぐに判断することが苦手なところです。
子どもへの声かけや関わり方を考えるときに、「どの言い方がよいのだろう」と迷ってしまうことがあります。
そのため、実習では先生方の関わり方をよく見たり、迷ったときには報告や相談をするようにしていました。
保育士になってからも、一人で抱え込まず、周りの先生方と相談しながら判断できるようになりたいです。
4.長所と短所をセットで聞かれたときの例文
面接では、セットで聞かれることもあります。
それぞれ自分の経験に合った内容を選び、前向きに伝えましょう。
例文【長所と短所のセット】
私の長所は、相手の気持ちを考えて行動できるところです。
実習では、子どもの表情や様子を見ながら、その子に合った声かけをするように意識していました。
一方で、短所は考えすぎてしまうところです。「この関わり方でよかったのかな」と悩むことがあります。
今は、考えたことを次に活かせるように、実習後にメモをして整理するようにしています。
保育士になってからも、子どもの気持ちを大切にしながら、前向きに行動できるようになりたいです。

5.自分に合う例文を作るには、実習や学校生活をふり返ろう
保育士面接の長所・短所は、例文を参考にすると考えやすくなります。
しかし、自分の経験や気持ちに合う言葉に直したほうが、面接でも自然に話しやすくなります。
自分に合う長所や短所が思いつかないときは、次のようなことをふり返ってみましょう。
・子どもと関わるときに意識したこと
・学校生活でがんばったこと
・友だちからよく言われること
・苦手だけど少しずつ直そうとしていること
・失敗したあとに気をつけるようになったこと
はじめから立派な文章にしようとしなくて大丈夫です。
まずは、「緊張しやすいけれど、準備はがんばっている」「子どもの気持ちを考えすぎて迷うことがある」など、思いついたことを短くメモしてみましょう。
そのメモをもとに、例文の形に合わせて少しずつ言葉を整えていくと、自分らしい答えが作りやすくなります。

6.長所・短所は自分の言葉で前向きに伝えよう
保育士面接で長所・短所を答えるときは、自分をよく見せようとしすぎなくて大丈夫。
例文を参考にしながらも、実習や学校生活での経験をふり返り、自分に合う言葉に直して伝えてみましょう。
長所も短所も、前向きに話せると、保育士として成長しようとする姿勢が伝わりやすくなります。
ほいコレでは、保育士を目指す学生さんに向けて、園選びや就職活動に役立つ情報を紹介しています。
面接準備とあわせて、自分に合う園の雰囲気や働き方も少しずつ見ていきましょう。