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年度末が寂しい…このクラスから離れたくないと思ってしまう保育士さんへ

年度末
年度末が寂しいと感じる保育士さんへ。卒園やクラス替え、新年度を前に「離れたくない」と思うのは自然なことです。その気持ちの理由と、春の迎え方をやさしくお伝えします。
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年度末が近づくと、寂しい
「このクラスのままがいい」
「正直、これ以上のクラスはもうない気がする……」
そんな気持ちを、胸の奥にしまい込んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか
前向きに新年度を迎えなきゃ。
切り替えなきゃ。
そう思う一方で、今のクラスを手放したくない気持ちが消えない
この記事では、その気持ちの正体と大切にしてほしい心のあり方を、そっと言葉にしていきます

1. 年度末が寂しいのには、理由がある

年度末は、ただの区切りではありません。
年長担任、小規模保育、療育の現場。
どの立場でも、年度末の別れは特別です。
一年かけて築いた関係が、一度リセットされるタイミング
安心関係ができた頃に訪れる別れ
「やっとわかり合えた」と感じた瞬間の終わり
必死に過ごしてきた一年間だからこそ、手放すときに大きな感情が動きます
だから「これ以上のクラスはない」と感じてしまうのは、自然な心の動きなのです。

2.「離れたくない」と思うのは、それだけ向き合ってきたから

離れたくないと感じるのは、ちゃんとあなたがクラスの子どもたちと向き合ってきた証です。
一年間、毎日顔を合わせ、同じ時間を積み重ねてきた子どもたち。
最初は距離があった子
気持ちがすれ違った日
うまくいかずに悩んだ時間
それでも少しずつ、心が通い合い、安心できる関係になっていった
やっと信頼関係が築けてきた
やっとクラスとしてまとまってきた
その実感があるからこそ、「寂しい。別れがつらい…」「終わってほしくない」と思うのです。

3. 私がはじめて卒園を経験したとき

私自身、はじめて卒園を迎えたあと、心にぽっかり穴が空いたような感覚になりました
一年間走り続けてきた緊張がほどけた安心感と、もうこのクラスは終わりなんだと感じる寂しさ。
いろいろな感情が一気に押し寄せ、涙が止まりませんでした
頑張ってきたからこそ、本気で向き合ってきたからこそ、簡単には切り替えられなかったのだと思います。

桜の木の下で卒園証書受け取る

4. 新年度が始まっても、前のクラスは心に残る

新年度が始まってクラス替え。
でもしばらくは、前のクラスの子どもたちを思い出すでしょう。
今ごろどうしてるかな
そんな風に胸がきゅっとなる日もあるかもしれません。
それも、当たり前です。
前のクラスが恋しいのは、あなたの保育が本物だった証。
その気持ちを無理に消す必要はありません

青空と桜

5. 年度末の寂しさを抱えたまま新年度へ|気持ちを切り替えなくていい

年度末に寂しさを感じることと、前に進めないことは別です。
無理に切り替えなくてもいい。
無理に前向きにならなくてもいい。
寂しいな
このクラスが好きだったな
その気持ちを大切にしながら、また少しずつ新しいクラスの子どもたちと向き合っていく
時間が経てば、また新しい関係が育っていきます。

園児の女の子2人が菜の花畑で遊ぶ

6.年度末に感じる寂しさは、あなたの保育の証

年度末に感じる寂しさは、あなたが子どもたちと真剣に向き合ってきた証
きっと一年後、また新しいクラスとの別れのときにも、同じように胸がぎゅっとなるでしょう。
それは、その一年もまた、大切な時間を重ねられた証。
寂しさも抱えながら、また新しい春を迎えていく
それが、保育士の季節の巡りなのだと思います。

執筆者:まこ 先生(保育教諭1)

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