保育実習の"電話"は「何時にかければいい?」「どんな言葉づかいをすればいい?」と緊張しますよね。この記事では、電話をかける時間の目安や、すぐ使える例文、準備のポイントをやさしく紹介します。メモを片手に落ち着いて話せるように、一緒に準備していきましょう。
1.保育実習の”電話”はなぜ大切?第一印象を左右する理由
実習前の電話って、すごく緊張しますよね。
「何を話せばいいんだろう」
「失礼なことを言ってしまったらどうしよう」
…そんな不安、とてもよくわかります。
でも安心してください。
電話での印象が実習の評価に直結するわけではありません。
それでも、
「礼儀正しい学生さんだな」
「ちゃんと準備してきてるな」
と思ってもらえたら、実習がスムーズに進みやすくなるんです。
電話が大切な理由は3つあります。
保育実習の電話が大切な理由
- 実習生としての第一印象を決める
- 必要な情報(日程・持ち物・服装)を正確に聞き取る
- 社会人としてのマナーを実践する機会
電話は、子どもたちと関わる実習とは違って、「大人として」の対応が求められる場面。
緊張するのは当たり前です。
でも、事前準備をしっかりすれば大丈夫。
この記事で紹介する例文やチェックリストを使って、一緒に準備していきましょう。
・実習担当の先生が電話で見ているポイント
実習担当の先生が電話で注目しているのは、次の3つ。
電話で見ている3つのポイント
- 時間帯への配慮(忙しい時間を避けているか)
- 話し方(明るく・はきはきしているか)
- 準備の有無(メモを取りながら聞いているか)
完璧な敬語や流暢な話し方は求められていません。
大切なのは「誠意を持って準備している姿勢」が伝わることなんです。
緊張していても、丁寧に話そうとする気持ちはちゃんと相手に伝わりますよ。
・電話が苦手な保育学生が安心できる心構え
緊張を軽くする心構えを3つ紹介します。
【電話が苦手な人のための心構え】
① メモを見ながら話してOK
準備してきたことが伝わって、むしろ好印象。
② 言い間違えても大丈夫
「すみません、言い直します」と言えば全然問題ありません。
③ 相手も実習生の緊張を理解している
園の先生たちは、やさしく対応してくれる方がほとんど。
電話の相手も、実習生が緊張していることはわかっています。
むしろ「しっかり準備してきたんだな」と感じてもらえるように、事前にメモを用意しておくのが大切。
完璧を目指すより、誠意を持って話すことを意識しましょうね。
「もっと社会人としての電話マナーも知っておきたい…」方は、次の記事もチェックしておくと安心です。
就活中や就職後にも役立つ、一生使える電話のポイントがまとまっていますよ。
2.保育実習の”電話”をかける時間帯|園種別に解説
「保育実習の電話はいつがいいの?」
実は、園種ごとに忙しさが違うため一概には言えません。
そこで、幼稚園・保育園・こども園それぞれの電話しやすい時間帯をまとめました。
| 園種 |
電話しやすい時間帯 |
理由・注意点 |
| 幼稚園 |
15時〜17時 |
14〜15時に子どもが降園するため、15時以降は職員室が落ち着いている。 |
| 保育園 |
13時〜14時半 |
お昼寝中が最も落ち着く。
ただし、園によってはスペースが狭く、電話音が迷惑になる場合も。
17時以降はお迎えで忙しいため避ける。 |
| こども園 |
13時〜14時半
または15時〜17時 |
短時間児が多ければ幼稚園型(15〜17時)、
長時間児が多ければ保育園型(13〜14時半)が適している。 |
【どの園種でも避けたい時間帯】
- 8時〜9時:登園時間で欠席連絡が多い
- 11時〜12時:給食準備で忙しい
- 17時以降:お迎え対応で忙しい
やむを得ない場合以外は、この時間は避けてくださいね。
・曜日や行事前後も考慮すると◎
時間帯だけじゃなく、曜日や行事前後も気にできると、さらに丁寧な印象になります。
【避けたい曜日・タイミング】
- 月曜日の午前:週明けでバタバタしています
- 金曜日の夕方:週末の引き継ぎで忙しい
- 行事前後:運動会や発表会の前後は準備・片付けでかなり慌ただしい
おすすめのタイミングは次のとおりです。
このタイミングを狙えたら、より丁寧な対応をしてもらえる可能性が高いですよ。
・電話をかける前の事前準備チェックリスト
電話をかける前に、次の準備をしておくとスムーズです。
| ✔ |
準備するもの |
内容・チェックポイント |
| □ |
メモ帳・筆記用具 |
電話中に日時・担当者名・持ち物をメモできる準備をしておく |
| □ |
自分のスケジュール |
実習日程や授業予定を確認し、空いている日時をすぐ伝えられるようにする |
| □ |
質問事項リスト |
持ち物・服装・当日の流れなど、事前に聞きたい項目を箇条書きにしておく |
| □ |
園の情報 |
園名・住所・園長名・実習担当者名など、基本情報を整理しておく |
とくに、自分の予定を事前に確認しておくのは大事。
「○月○日は都合が悪いです」とその場で答えられないと、電話を何度もかけなおす手間が増えちゃいます。
3.保育実習の電話|そのまま使える例文(シーン別)
ここでは、保育実習の電話で実際に使える例文を紹介します。
コピペして、自分の情報に書き換えて使ってくださいね。
電話の基本的な流れは次の4ステップです。
【電話の基本4ステップ】
- ① 冒頭の挨拶・自己紹介
- ② 用件を伝える
- ③ 日程・内容の確認
- ④ 締めの挨拶
この流れを守れば、落ち着いて話せます。
例文をそのまま使いながら、自分の状況に合わせて調整してみてくださいね。
・【例文①】実習オリエンテーションのアポ取り
実習前のオリエンテーション(事前訪問)の日程を決める電話です。
【電話がつながったら】
「お忙しいところ失礼いたします。○○大学○○学部○年の○○と申します。
実習事前オリエンテーションのお願いでお電話させていただきました。
園長先生(または実習担当の先生)はいらっしゃいますでしょうか?」
【担当者に代わってもらったら】
「○○大学の○○と申します。
○月○日から○日間、貴園で保育実習をさせていただくことになっております。
つきましては、事前オリエンテーションの日程をご相談させていただきたく、お電話いたしました。
ご都合のよい日時はございますでしょうか?」
【日程を提案されたら】
「○月○日の○時ですね。ありがとうございます。
では、その日にお伺いいたします。
当日の服装や持ち物について、何かご指定はございますか?」
(メモを取りながら聞きましょう)
【締めの挨拶】
「承知いたしました。それでは○月○日○時にお伺いいたします。
お忙しいところありがとうございました。失礼いたします。」
・【例文②】実習初日の最終確認
実習開始の数日前に、最終確認の電話をする場合の例文です。
【電話がつながったら】
「お忙しいところ失礼いたします。
○月○日から実習をさせていただく○○大学の○○と申します。
実習初日について最終確認をさせていただきたく、お電話いたしました。
実習担当の○○先生はいらっしゃいますでしょうか?」
【確認したら】
「○時に園の玄関にお伺いすればよろしいでしょうか。
持ち物は○○と○○ですね。ありがとうございます。
それでは○月○日、どうぞよろしくお願いいたします。失礼いたします。」
・【例文③】体調不良による欠席連絡
急な体調不良で実習を欠席する場合は、できるだけ早く連絡しましょう。
朝7時半までに連絡できるようにしてくださいね。
【電話がつながったら】
「おはようございます。
本日実習でお世話になる予定の○○大学○○と申します。
大変申し訳ございませんが、発熱(または体調不良)のため、本日の実習をお休みさせていただきたくご連絡いたしました。
実習担当の○○先生はいらっしゃいますでしょうか?」
【担当者に伝える】
「本日○時から実習予定でしたが、発熱のため欠席させていただきます。
学校にも連絡済みです。
明日以降の実習については、あらためてご連絡させていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」
欠席連絡は、園だけでなく学校にも必ず連絡してくださいね。
体調不良などのトラブルは誰にでも起こり得ます。
しかし、日ごろから実習の準備や心構えを整えておくことで、安心して当日を迎えられます。
実習に向けて「どんな目標を立てればいいのかな?」と迷っている方は、次の記事も参考になりますよ。
4.電話中に気をつけたい言葉づかいとマナー
保育実習の電話マナーは、実習生としての印象を左右する大事なポイント。
電話では、対面と違って表情やジェスチャーが伝わりません。
電話中に気をつけたい言葉づかい・マナー
- 明るく、はきはきした声で話す
- ゆっくり話す
- メモを取りながら聞く
- 相手が電話を切ってから切る
電話では声だけが頼り。
少し声のトーンを上げて話すと明るい印象になります。
緊張すると早口になりがち。ゆっくり話すことを意識しましょう。
「メモを取らせていただいてもよろしいでしょうか」
と一言添えてから書き留めると丁寧です。
電話は、かけた側が先に切るのがマナーです。
・避けたいNGフレーズと言い換え例
保育実習の電話マナーでは、言葉づかいの丁寧さもとても大切です。
カジュアルすぎる表現は避けましょう。
| NGフレーズ |
言い換え例 |
| 「もしもし」 |
「お忙しいところ失礼いたします」 |
| 「いいですか?」 |
「よろしいでしょうか?」 |
| 「ちょっと待ってください」 |
「少々お待ちください」 |
| 「わかりました」 |
「承知いたしました」 |
| 「すみません」 |
「申し訳ございません」/「恐れ入ります」 |
完璧な敬語じゃなくても大丈夫。丁寧に話そうとする姿勢が伝わることが大切ですよ。
・電話を受けたときの対応(園からの折り返し)
園から折り返しの電話がかかってくることもあります。
【園からの電話を受けたら】
「はい、○○(自分の名前)です。」
(相手が名乗ったら)「○○園の○○先生、いつもお世話になっております。」
(用件を聞いたら)「承知いたしました。ありがとうございます。」
園からの電話に出られなかった場合は、できるだけ早くかけ直しましょう。
5.電話後にやるべきこと|メモの整理と確認
電話が終わったら、すぐにメモを整理しましょう。
電話後のチェックリスト
- 日時・場所は正確に聞き取れたか
- 担当者の名前は確認できたか
- 持ち物・服装の指定はあったか
- 質問したいことは全部聞けたか
メモを清書して、実習ファイルにまとめておきましょう。
学校の実習担当の先生にも、電話の内容を報告しておくと安心です。
電話対応だけでなく、実習や就活ではマナーが見られる場面がたくさんあります。
「言葉づかいが不安…」
「お礼状ってどう書くの?」
そんな方は、次の記事も参考になりますよ。
6.保育実習の電話でよくある失敗例と対処法
電話で失敗しちゃうこと、誰にでもあります。
よくある失敗例と対処法を紹介しますね。
失敗①:緊張して言葉が出ない
対処法:「少々お待ちください」
と言って、メモを確認しましょう。焦らなくて大丈夫。
失敗②:聞き取れない
対処法:「申し訳ございません、もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか」
と素直に聞き直しましょう。
わかったふりをする方が、あとで困ります。
失敗③:忙しい時間に電話
対処法:「お忙しいところ申し訳ございません。
あらためてお電話させていただいてもよろしいでしょうか」
と伝えて、都合のいい時間を聞きましょう。
失敗しても、誠実に対応すれば大丈夫。
完璧な電話を目指すより、誠意を持って話すことの方がずっと大切ですよ。
7.保育実習の”電話”は準備次第でスムーズに!
保育実習の電話は、誰でも緊張するもの。
でも、この記事で紹介した例文やチェックリストを使えば、落ち着いて話せるようになります。
【この記事のまとめ】
- 適切な時間帯(幼稚園15〜17時、保育園13〜14時半)にかける
- 事前にメモを準備して、話す内容を整理しておく
- 例文を参考に、自分の言葉で丁寧に話す
- 聞き取れなかったら、素直に聞きなおす
- 電話後はメモを整理して、学校にも報告する
完璧を目指す必要はありません。
誠意を持って準備して、丁寧に話そうとする姿勢が伝われば、それで十分なんです。
保育実習を控えているあなたが、自信を持って電話できるよう応援していますよ。
また、実習だけでなく就職活動でも、電話のマナーは役立ちます。
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気になる園の雰囲気や特徴を事前に知れるので、実習先選びや就活の不安がぐっと減りますよ。