保育士として働き出したけれど、思うように動けないとけず悩んでいませんか? この記事では、保育中に動けるようになるポイントや保育士1年目の悩みや不安解消法について記載していきます。 ぜひ最後まで読んでくださいね。
1. 保育中に動けない!困ったときの対処法3選
保育中に動けないときの対処法は以下3つです。
①周りの先生がどう動いているか見る
②目の前の子どもをよく観察する
③主体的に考える癖をつける
一つずつ詳しく解説していきますね。
①周りの先生がどう動いているか見る
保育中に動けない!と困ったら、同じタイミングで一緒に保育をしている保育士はどう動いているのかを見てみましょう!
「この場面ではこう動けばいいんだ」と保育中の場面ごとの動きを学べますよ。
保育士1年目はリーダーとして保育を進めるよりも、補助的な役割を担うことが多いと思います。
リーダーの先生の動きを真似るのも勉強になりますが、まずはパート職員等の保育補助の先生の動きを参考にするのがおすすめです。
「同じように動いてみてどうだったか自分なりに考えて、また行動する」ことを繰り返していきましょう!
考えているだけではなく、実際に行動してみるのが大切ですよ。
保育中は子どもの安全が第一です。
周りの保育士の動きを観察しながらも、子どもの様子や動きには常に気を配るようにしましょうね。
②目の前の子どもをよく観察する
保育中に動けないと困ったときには、まずは目の前の子どもをよく観察してみましょう。
広範囲に目を向けると、自分が何をするべきか余計に分からなくなってしまいます。
まずは自分の近くにいる子どもたちをよく見ることで、子どもの動きやそれに応じてどう自分が動くべきなのかを考える練習ができますよ。
保育中に「動けない!」と思うと、つい子どもに関わらなきゃ!と焦ってしまうと思います。
私自身保育士1年目のときには、「何かしなきゃ」「でも何したらいいんだろう…」と常に頭の中で考えていました。
子どもと関わっていると「何かできている」と思えて安心できていました。
しかし、子どもにとって保育士が関わってくれることがプラスになることばかりではありません。
大人でも一人で黙々と作業したいときがありますよね。
子どもも遊びに集中しているときや何かに挑戦しているときなど、保育士の関わりを必要としていない場面もあります。
子どもが保育士の関わりを求めているときには、遊びから目を離して保育士を探します。
子どもの目線に注目するのも一つのポイントです。
また、子ども同士の関わりの中では子どもの表情に注目しましょう。
不安そうな表情や怒っているような表情をしているときには、すぐ近くに行き「どうしたの?」「何かあった?」と声をかけてみましょう。
子どもとの関わりの中で見守りと介入のバランスをよく考えることも必要です。
子どもが必要としているときにスッと手を差し伸べられるといいですね。
保育の中での子どもへの関わり方についてはクラスや保育園の方針もあると思うので、一緒に組む保育士に確認しておきましょう!
③主体的に考える癖をつける
保育士1年目は補助の役割を担う場面が多いですが、保育の中で自分にできることはないかを常に主体的に考えるようにしましょう。
「他の保育士が保育を進めてくれるから」と思っていると、受け身になってしまいます。
リーダーではなくても、「自分がリーダーだったら他の保育士がこう動いてくれたら助かるな」などと考えて動いてみましょう。
指示されてから動く癖がつく前に、自分で考えて動く癖をつけておくと、成長にも繋がりますよ。
保育士1年目で自分の動きに自信がなく不安な気持ちもあると思います。
私も保育士1年目のときには自分の保育に自信がなく、どうしたらよいか悩んで動けなかったり、迷ったらすぐに先輩に聞いたりしていました。
先輩に聞くことが悪い訳ではありませんが、少しでも自分で考えて行動するのが大切です。
そうすることで、不安な気持ちが少しずつ自信に繋がっていくと思います。
少し勇気を出して行動してみましょう!
2.保育士1年目の悩みや不安解消法3選
保育士1年目の悩みや不安解消法は以下3つです。
①自分の悩みや不安を明確にする
②同期や2、3年目の先輩に相談してみる
③リフレッシュの時間を大切にする
一つずつ詳しく解説していきますね。
①自分の悩みや不安を明確にする
仕事に対してモヤモヤとした気持ちを抱いたら、自分が何に対して悩んだり不安を感じたりしているのかを明確にしてみましょう。
漠然と保育士の仕事に対して悩みや不安を抱いているだけだと、解決には繋がりません。
悩みや不安をリストアップすることで、解決の糸口が見つかるかもしれません。
保育士1年目はうまくいかなくて当たり前です!
悩みや不安がたくさんあるからといって落ち込む必要はありませんよ。
真剣に保育に向き合っているからこそ、悩むし不安にもなります。
私自身保育士1年目のときには、思うように仕事が覚えられなかったり、保育中に動けなかったり、子どもとの関わりに悩んだり…
毎日次々に悩みが出てきて、保育士として成長できるのか、先輩たちのようにリーダーとして保育を進められる日が来るのか不安でした。
しかし、悩んで落ち込んでいるだけでなく、どうすればよいか毎日の保育終了後に振り返る時間を設けるようにしていました。
成長には時間がかかりましたが、保育士2年目には日々の保育だけでなく、行事も中心となって進められるほどになれました。
自分が主となり活動を考えて、保育を進めていくのは難しさもありますが、それ以上にとても楽しいですよ。
何よりも子どもの成長をより感じられ、やりがいを感じられます。
保育士1年目は悩みや不安があって当たり前だとポジティブに捉え、成長のチャンスにしていきましょう!
②同期や2、3年目の先輩に相談してみる
保育に対して悩んだり不安を感じたら、同じ境遇の同期や、経験年数が近い2、3年目の先輩に相談してみるのがおすすめです。
同期がいる場合には、自分の悩みや不安を打ち明けてみると、同じような悩みを抱えているかもしれません。
2、3年目の先輩は保育士1年目の頃の大変さをまだ鮮明に覚えていると思うので、どうやって乗り越えてきたのか聞いてみましょう!
自分だけではないんだいうことや、保育士1年目は悩みや不安があって当たり前だと気づくことも大切ですよ。
誰にでも保育士1年目の時期はあるものです。
憧れている先輩保育士やそつなく保育を進めているリーダーの先生もみんな1年目を経験してきました。
多かれ少なかれ、保育士1年目のときにはみんな悩んだり不安になったりした経験があります。
保育に対して不安を感じたり悩んだりすることは、真剣に保育に向き合っている証拠です。
自信をもっていきましょう♩
③リフレッシュの時間を大切にする
仕事のことばかり考えていると気持ちが沈んでしまうばかりなので、休日や退勤後にはリフレッシュの時間を確保するようにしましょう。
保育のことを考えるのはとても大事なことですが、常に考えていると疲れてしまいますよね。
仕事の時間とリフレッシュする時間を切り替えられると、より保育を楽しめると思いますよ。
自分の好きなことや、気持ちが切り替えられるものを見つけておくのがおすすめですよ。
私は体を動かすことが好きなので、ヨガをしたり散歩をしたりしてリフレッシュしていました。
とくにヨガは自宅でも動画を見ながらできるので、手軽に取り入れられます。
リフレッシュ方法に悩んだら、ぜひ試してみてくださいね♩
3.悩みや不安と向き合いながら、保育士を楽しもう!
ここまで、保育中に動けないときの対処法や保育士1年目の悩みや不安の解消法についてまとめてきました。
保育士1年目はすべてがうまくできなくて当たり前です。
みんな悩んだり不安に思ったりしながら成長していきます。
一人で抱え込まずに、誰かに相談したり、悩みを共有したりして、悩みや不安とうまく向き合ってみてください。
経験を重ねるにつれて余裕が出てきて、さらに保育を楽しめるようになりますよ♩
今しかない保育士1年目を楽しんでくださいね。
応援しています!