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保育士の面接でよくある質問は?新卒が知っておくべき回答例と失敗しないポイント 

面接
保育士の面接で何を聞かれるか不安ではありませんか?とくに新卒の方にとって、どのような質問がされるのかは気になるところです。 この記事では、新卒向けに保育士面接でよく聞かれる質問例や、好印象を与える回答術を詳しく解説します。 さらに、効率よく面接対策ができる「ほいコレナビ」の活用方法もご紹介します!
index

1. 保育士の面接で新卒がよく聞かれる質問の傾向とは?
2. 保育士の面接の質問で新卒が陥りやすい失敗例4選
①自己紹介や志望動機が抽象的すぎる
②質問の意図を理解せずに回答してしまう
③受け答えが長すぎる、または短すぎる
④質問が浮かばない、または「質問はありません」と答える
3. 保育士の面接で新卒が知っておくべき質問例と回答
・志望動機に関する質問と回答例
・自己PRに関する質問と回答例
・保育観に関する質問と回答例
・実習経験に関する質問と回答例
・質問が浮かばない場合の対処法と具体的な質問例
4. 面接準備を効率化!「ほいコレナビ」を活用しよう!
・保育士の就職フェアで直接アドバイスを受ける
・LINE相談で個別の悩みを解消
5. 保育士面接の質問対策は準備がカギ!新卒が成功するため自信をもとう

1. 保育士の面接で新卒がよく聞かれる質問の傾向とは?

保育士の面接では、一般的な企業の面接とは少し異なる質問が多くあります。
まずは、どのような質問が多いのか、その傾向を見ていきましょう。
質問項目 意図(面接官が知りたいこと) 回答のポイント 具体例
保育士を目指したきっかけ 保育士になりたい理由や動機を知るため
  • 「子どもが好き」だけでなく、具体的なエピソードを交える
  • 保育の仕事に魅力を感じた背景を説明
  • 実習で子どもの成長に関わった経験
  • 幼少期の保育園での思い出
  • 保育関連のアルバイトやボランティア経験「子どもが好き」だけでなく、具体的なエピソードを交える
実習での経験について 実習を通じてどのような学びを得たか
  • 子どもとの関わり方や工夫を具体的に述べる
  • 困った場面やその対応方法を説明する
  • 学んだことや今後の課題について述べる
  • 子どもとの関係を築くために工夫したこと
  • 実習中に経験した困難とその対処法
保育に対する考え方 応募者がどのような保育観をもっているか
  • 実習経験をもとに、自身の保育観を具体的に語る
  • 子ども・保護者・保育者同士の関係性をどう考えるか述べる
  • 子どもの成長をどう支えたいか
  • 安全で安心な保育環境づくりについて
  • 保護者との関係構築の重要性
自己PRと長所・短所 保育士としての適性や自己分析能力を確認するため
  • 自分の性格や強みを明確に伝える
  • 具体的なエピソードを交えて説得力を高める
  • 短所をどのように克服する努力しているか説明
  • 「観察力があり、子どもの変化に気づける」
  • 「チームワークを大切にし、協力しながら働くことが得意」
  • 「課題は○○だが、△△の努力をして克服している」
実習やボランティアでの具体的な経験を交えることで、より説得力のある内容になります。
面接官は、あなたが保育現場でどのように活躍できるのかをイメージしようとしています。

2. 保育士の面接の質問で新卒が陥りやすい失敗例4選

面接では誰でも緊張するもの。
とくに就職活動がはじめての方は、どのように答えればよいのか迷ってしまうことも多いと思います。
ここでは、保育士の面接でよくある失敗例と、その改善方法についてご紹介します。
面接で困らないよう、これらの失敗例を参考に、しっかりと準備していきましょう。

①自己紹介や志望動機が抽象的すぎる

面接では最初に自己紹介や志望動機を聞かれることが多いものです。
しかし、準備が不十分だと具体性に欠ける回答になってしまいがちです。
どのような失敗例があるのか、見ていきましょう。
よくあるNG質問
  • 「子どもが好きだから保育士を目指しました」
  • 「保育の仕事に興味があります」
  • 「子どもと関わる仕事がしたいと思いました」
抽象的な回答では、あなたの本当の思いが面接官に伝わりません。
代わりに、具体的なエピソードを交えて説明することで、より説得力のある回答になります。
改善例
「実習で3歳児クラスを担当した際、子どもたちが協力して製作活動に取り組む姿に感動しました。
一人ひとりの『できた!』の達成感に満ちた表情を見て、子どもの成長に寄り添える保育士の仕事に魅力を感じ、この道を志望しました」

②質問の意図を理解せずに回答してしまう

面接官の質問には、必ず意図があります。
しかし、緊張していると質問の本質を見失い、的外れな回答をしてしまうことがあります。
典型的な失敗例を見てみましょう。
よくあるNG質問
  • 質問:「保育士として大切だと思うことは何ですか?」
  • 回答:「子どもと楽しく遊ぶことです」
この回答では、保育士の専門性や責任について触れられていません。
面接官は、あなたの保育に対する考え方や姿勢を知りたいのです。
改善例
「子ども一人ひとりの発達段階や興味に応じた関わりを大切にしたいと考えています。
実習では、同じ4歳児クラスでも、積極的な子どもとおとなしい子どもがいることを学びました。
それぞれの子どもの特性を理解し、適切な援助ができる保育士になりたいと思います」

③受け答えが長すぎる、または短すぎる

面接での回答の長さは、とても重要なポイント。
長くても短くても、うまく自分の考えが伝わらない可能性があります。
よくあるNG質問
  • 長すぎる:幼少期の思い出から現在までを細かく説明し、要点が分からなくなる
  • 短すぎる:「はい」「いいえ」だけで終わってしまう

以下のポイントを意識して質問を考えましょう。

改善ポイント
  • 1つの回答は2分程度を目安に
  • 結論→理由→具体例の順で説明
  • 質問の要点に絞って回答
  • 具体的なエピソードは1~2個に絞る

④質問が浮かばない、または「質問はありません」と答える

面接の最後に「何か質問はありませんか?」と聞かれた時、すこし戸惑ってしまいますよね?
この質問は、あなたの意欲や関心度を確認するための大切な機会です。
どのような対応が望ましくないのか、見ていきましょう。
よくあるNG質問
  • とくに質問はありません」と即答してしまう
  • 「先ほどの説明で十分理解できました」と遠慮してしまう
  • 思いつかず、長い沈黙になってしまう

面接官は、あなたが園に対してどれだけ関心をもっているかを確認したいのです。

事前に以下のような質問を2~3個用意しておきましょう。

改善ポイント
  • 「新人保育士の研修制度について、具体的な内容を教えていただけますか?」
  • 「園で大切にされている保育方針について、もう少し詳しくお聞きできますか?」
  • 「先輩保育士との連携は、どのように図られているのでしょうか?」
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3. 保育士の面接で新卒が知っておくべき質問例と回答

ここからは、実際によく聞かれる質問とその回答例をご紹介します。
これらは一例ですので、あなたの言葉で表現し、自分らしい回答を準備してくださいね。

・志望動機に関する質問と回答例

「なぜ保育士になりたいと思ったのですか?」は、最も基本的な質問の一つです。
実習やボランティアでの具体的な経験を交えながら、あなたの熱意を伝えましょう。
効果的な回答例

Q:「保育士を目指したきっかけを教えてください」

A:「保育士を目指すきっかけとなったのは、大学2年生の時の保育実習での経験です。
実習先で担当した3歳児クラスで、最初は集団活動に参加することが苦手だった子どもが、少しずつ自信をもって活動に参加できるようになっていく姿を間近で見られました。

その子の小さな変化に気づき、適切な援助をしていた担任の先生の姿に感銘を受け、私も子どもたち一人ひとりの成長に寄り添える保育士になりたいと強く感じました。」
効果的な回答例2
Q:「なぜ当園を志望したのですか?」
A:「貴園(きえん)の『子どもの主体性を大切にする保育』の方針に強く共感したからです。
実習で、子どもたちが自ら考えて行動する機会を多く設けることの大切さを学びました。
貴園のホームページで、お散歩で見つけた虫を子どもたちが自主的に調べる活動や、野菜栽培を通じて食への興味を育む取り組みを拝見し、このような環境で保育士として成長していきたいと考えました。」

・自己PRに関する質問と回答例

自己PRでは、あなたの強みが保育現場でどのように活かせるのかを具体的に伝えることが大切です。
実習やサークル活動での経験を交えながら説明しましょう。
効果的な回答例

Q:「あなたの長所を教えてください」

A:私の長所は、子どもの小さな変化に気づける観察力です。
実習では、普段は活発な4歳児が一人で遊んでいる様子に違和感を感じ、そっと様子を見守りました。
話を聞いてみると、その日の朝、お母さんと喧嘩をして気持ちが沈んでいたことがわかりました。
担任の先生に報告し、その子の気持ちに寄り添った対応ができました。
この経験から、日頃からの丁寧な観察と適切な対応の大切さを学びました。」

効果的な回答例2
Q:「保育士として、どのような点で貢献できると思いますか?」
A:「私は大学でピアノサークルに所属しており、音楽を通じた子どもたちとの関わりを得意としています。
実習では、子どもたちと一緒に手遊び歌を楽しむ中で、普段は自己表現が苦手な子どもも、自然と笑顔で参加する様子が見られました。
この経験を活かし、音楽を通じて子どもたちの表現力や創造性を伸ばすような活動を提案していきたいと考えています。
また、行事の出し物や日々の保育でも、音楽の要素を取り入れた楽しい活動を実践していきたいと思います。」
その他の回答はこちら。

・保育観に関する質問と回答例

保育観を問う質問では、子どもたちとどのように関わりたいか、どのような保育を目指しているのかを具体的に伝えることが大切です。
実習での経験を踏まえながら、あなたの考えを説明しましょう。
効果的な回答例

Q:「あなたが考える理想の保育士像を教えてください」

A:「私が目指す保育士像は、子どもたち一人ひとりの『やってみたい』の気持ちに寄り添える保育士です。

実習で3歳児クラスを担当した際、製作活動に苦手意識をもつ子どもがいました。
その子の好きな電車の要素を取り入れた製作活動を提案したところ、徐々に興味を示すようになり、最後は『もっとやりたい!』と意欲的に取り組む姿が見られました。
この経験から、子どもの興味や関心に寄り添い、その子らしさを活かした援助ができる保育士になりたいと考えています。」
効果的な回答例2
Q:「保育をする上で大切にしたいことは何ですか?」
A:「私が最も大切にしたいのは、『安心できる環境づくり』です。
実習中、新入園児の子が泣いて登園する様子を見て、担任の先生が『今日も来てくれてありがとう』と優しく声をかけ、その子の好きなおもちゃを用意している姿が印象に残りました。
その後、その子が少しずつ園生活に慣れていく様子を見て、子どもが安心して過ごせる環境をつくることの大切さを学びました。
私も、子どもたち一人ひとりの気持ちに寄り添い、温かい雰囲気づくりを心がけていきたいと思います。」
効果的な回答例3

Q:「子どもとの関わりで大切にしたいことは?」

A:「私が大切にしたいのは、『待つ』姿勢です。

実習で4歳児の着替えを手伝った際、すぐに手を出して手伝ってしまいがちでした。
しかし、担任の先生から『自分でできる喜びを大切にしてあげましょう』とアドバイスをいただき、子どものペースを尊重することの重要性を学びました。
たとえ時間がかかっても、子どもが『自分でできた!』と感じられる瞬間を大切にし、必要な時にはさりげなくサポートができる保育士を目指したいと思います。」

・実習経験に関する質問と回答例

実習での経験を問う質問は、保育現場での具体的な対応力や学びを確認するためのものです。
ここでは、印象に残った出来事や、そこからの学びを具体的に伝えましょう。
効果的な回答例

Q:「実習で印象に残っている出来事を教えてください」

A:「5歳児クラスでの製作活動の時の出来事がとくに印象に残っています。
友だちの作品を真似したい子どもがいて、その子は『○○ちゃんと同じのを作りたい』と言い続けていました。
最初は「自分で考えてみよう」と声をかけていましたが、担任の先生から『真似することも学びの一つ。
そこから自分らしさが生まれることもあるのよ』とアドバイスをいただきました。
実際に、その子は友だちの作品を参考にしながらも、少しずつ自分なりのアレンジを加えていき、最終的には素敵な作品を完成させました。
この経験から、子どもの気持ちに寄り添いながら、その子なりの表現を認めることの大切さを学びました。」

効果的な回答例2
Q:「実習で困ったことと、その対処方法を教えてください」
A:「3歳児クラスの実習中、お昼寝の時間になかなか眠れない子どもへの対応に困りました。
その子は布団から起き上がり、周りの子どもたちの様子が気になって落ち着かない状態でした。
はじめは「お昼寝の時間だよ」と言葉だけで伝えていましたが、効果がありませんでした。
そこで担任の先生に相談したところ、『眠れない理由を聞いてみて』とアドバイスをいただきました。
話を聞くと『お友だちが気になって眠れない』とのことでした。
そこで、その子から少し離れた場所に布団を移動させ、そっと背中をさすりながら一緒に過ごしたところ、徐々に落ち着いて眠りました。
この経験から、ただルールを伝えるだけでなく、一人ひとりの状況に合わせた柔軟な対応が必要だと学びました。」
・質問が浮かばない場合の対処法と具体的な質問例
「最後に質問はありますか?」と聞かれた時のために、事前に質問を用意しておくことはとても大切です。
園への関心や意欲を示すチャンスとなります。
効果的な質問の準備方法
  • ホームページで保育方針を確認
  • パンフレットや求人情報を読み込む
  • 見学会や説明会での疑問点をメモ
以下の観点で質問を考える
  • 新人教育について
  • 園の特色ある活動について
  • 日々の保育の様子
  • 先輩保育士との関係
  • 保護者との関わり方
具体的な質問例
  • 園の特色に関する質問:「子どもたちの主体性を大切にされているとのことですが、日々の保育の中でどのような工夫をされていますか?」
  • 保育内容に関する質問:「貴園では『自然との触れ合い』を大切にされていると伺いました。
  • 具体的にはどのような活動を行われているのでしょうか?」
  • 新人教育に関する質問:「新人保育士のサポート体制について、具体的にお聞かせいただけますか?」
  • 職場環境に関する質問:「先輩保育士との情報共有や連携は、どのように行われているのでしょうか?」
  • キャリア形成に関する質問:「今後、どのようなスキルアップの機会がありますか?また、研修制度などについても教えていただけますか?」
このような質問を2~3個用意しておくと、面接官と円滑なコミュニケーションが取れますよ。
質問するためにしっかりリサーチしよう!

4. 面接準備を効率化!「ほいコレナビ」を活用しよう!

面接の準備は一人ですると不安なもの。
そんな時は「ほいコレナビ」を活用してみましょう。
保育士専門の就職支援サービスだからこそ、具体的なアドバイスをもらえます。

・保育士の就職フェアで直接アドバイスを受ける

就職フェアは、実際の保育園の方と直接お話ができる貴重な機会です。
参加することで次のメリットがあります。
就職フェアでできること
  • 複数の園の特色を知る
  • 現役保育士の方から実際の仕事内容を聞ける
  • 園の雰囲気を直接感じられる
  • 面接のポイントについてアドバイスがもらえる
参加する場合は事前準備をしっかりとやっておきましょう。

・LINE相談で個別の悩みを解消

LINEを使って気軽に相談できるのが「ほいコレナビ」の特徴。
面接に関する不安や疑問を、保育就活のプロに相談できます。
LINE相談でできること
  • 面接での質問対策
  • 園選びのアドバイス
  • 履歴書の書き方相談
一人で悩まず、プロのサポートを受けながら準備を進めていきましょう。

5. 保育士面接の質問対策は準備がカギ!新卒が成功するため自信をもとう

ここまで、保育士の面接でよくある質問と回答例を見てきました。
面接は緊張するものですが、それは誰もが通る道です。
大切なのは、あなたらしさを素直に伝えること。
完璧な答えを用意する必要はありません。
実習での経験や、子どもたちとの関わりの中で感じたこと、考えたことを、自分の言葉で伝えていきましょう。
それが、あなたの保育への思いや熱意を最も効果的に伝える方法となります。
面接の準備はしっかり行い、自分の思いを伝えましょう。
あなたらしい素敵な保育士になれることを願っています!
自分にあった園に就職しよう!

執筆者:いのとも(保育士)

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