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【例文】小規模保育園の志望動機を新卒保育士・転職・栄養士別に解説

志望動機
この記事では、小規模保育園の志望動機を新卒、転職、栄養士などの各状況に応じて例文付きで解説します。「子どもへ丁寧に関わりたい」という思いを、「小規模保育園ならではの特色」と融合して上手く伝える効果的な書き方を知りましょう!

 

index

1.【例文】あなたの状況別・小規模保育園の志望動機
・【新卒保育士】実習の学びを活かした志望動機の例文
・【転職保育士】自身の経験を活かした小規模保育園志望動機の例文
・【栄養士】保育園希望理由に専門性を示す一言を盛り込む例文
・【院内保育】施設の特色と自己スキルを結びつけた志望動機の例文
・40代未経験・ブランクのある方が子育て経験を保育士志望動機に活かす例文
2.小規模保育園とは?施設の特徴を保育士志望動機に活かそう
・小規模保育園の特徴は0~2歳児の少人数保育
・大規模園との違いを知ろう
・小規模保育園が求める人材像
3.小規模保育園への志望動機:書き方のポイント
・必ず入れたい志望動機の3つの要素
・志望動機作成で避けるべき表現と注意点
・採用担当者が評価するポイント
4.【新卒向け】小規模保育園の履歴書・職務経歴書の書き方
・履歴書の志望動機欄を書くポイント
・実習経験を活かした職務経歴書の書き方
・学生時代の経験を活かすコツ
5.【転職向け】小規模保育園の履歴書・職務経歴書の書き方
・履歴書の志望動機欄の作成ポイント
・保育士としての職務経歴書の書き方
・これまでの保育経験の伝え方
6.面接での志望動機の伝え方
・面接での質問と回答例
・志望動機を印象的に伝えるコツ
・面接で気を付けたいポイント
7.保育士としての第一歩!「ほいコレナビ」にまずは登録を
保育士として小規模保育園で働きたいけれど、志望動機の書き方に悩んでいませんか?
本記事では、新卒保育士の実習経験の活かし方から転職者の保育経験、栄養士としての専門性の伝え方まで、あなたの状況に合わせた志望動機を【例文つき】でご紹介!
履歴書や面接のポイントもわかるので、志望動機をしっかり表現できるようになります。
保育士専門の就職支援サイト「ほいコレナビ」では、さらに実践的なアドバイスも!保育士になりたい方は必見です。

1.【例文】あなたの状況別・小規模保育園の志望動機

まずは、状況に応じた例文をご紹介します。あなたに合った志望動機の書き方を見つけていきましょう!
・【新卒保育士】実習の学びを活かした志望動機の例文
・【転職保育士】自身の経験を活かした小規模保育園志望動機の例文
・【栄養士】保育園希望理由に専門性を示す一言を盛り込む例文
・【院内保育】施設の特色と自己スキルを結びつけた志望動機の例文
・40代未経験・ブランクのある方が子育て経験を保育士志望動機に活かす例文

順に解説します。

・【新卒保育士】実習の学びを活かした志望動機の例文

「保育園の希望理由には何を書くべきかな」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
実習での経験を活かした例文を見てみましょう。
実習での経験を活かした例文
実習で0歳〜2歳児クラスを担当し、一人ひとりの発達に合わせた関わりの大切さを学びました。
とくに、食事の場面ではできたことを一緒に喜ぶことで、自分でやろうとする意欲が育つことを実感しました。
貴園は19名以下の少人数制で、きめ細やかな保育を大切にされていると伺い、実習での学びを活かせると考え志望いたしました。
このように、実習での具体的なエピソードと園の特徴を結びつけると効果的です。

・【転職保育士】自身の経験を活かした小規模保育園志望動機の例文

保育士としての経験は、小規模保育園での強みになります。
保育士としての経験を活かした例文
5年間の保育経験を通じて、乳児期の子どもたちへの丁寧な関わりが、その後の成長に大きく影響することを実感してきました。とくに0歳〜2歳児との関わりでは、一人ひとりの発達に合わせた援助が重要だと考えています。
貴園は少人数制を活かした家庭的な保育を大切にされていると知り、これまでの経験を活かしたいと考えました。
経験から得た気づきを具体的に伝えると、あなたの保育に対する想いや理解の深さが伝わりやすくなります。

・【栄養士】保育園希望理由に専門性を示す一言を盛り込む例文

小規模保育園で栄養士として働きたい場合は、専門性をしっかりと示すことが大切です。経験や知識がわかるエピソードを盛り込みましょう。
栄養士としての専門性を活かした例文
病院で乳幼児の食事管理や離乳食指導に5年間携わってきました。0歳〜2歳児は心身の発達が著しく、アレルギー対応や離乳食の進め方など一人ひとりの成長に合わせた食事が重要だと実感しています。
貴園は19名以下の少人数制で子どもたちの様子をよく観察できる環境だと感じ、栄養士としての専門知識を保育現場で活かしたいと考えています。
このように、食育の専門家としての知識や経験から学んだことを伝えたうえで、小規模保育園の特性を加えるとあなたならではの志望動機が書けますよ。

・【院内保育】施設の特色と自己スキルを結びつけた志望動機の例文

院内保育所は、医療従事者の子どもを預かる施設
定員は30〜40人程度24時間・365日体制など長時間保育が特徴です。医療従事者のニーズに合わせた柔軟な保育サービスが求められます。
したがって、施設の特徴を理解した志望動機を書くことが大切です。
施設の特徴をを活かした例文
保育士として早朝保育や延長保育を担当し、さまざまな時間帯での保育経験があります。医療現場を支える保護者の方が安心して働けるよう、柔軟な保育で支えたいと考え志望しました。
貴園は少人数制を活かし、多様な勤務時間に合わせた保育を実践されていると伺い、その環境で力を発揮したいと考えています。
院内保育所ならではの役割を理解し、自身の経験をどのように活かせるのかを具体的に伝えることがポイントです。

・40代未経験・ブランクのある方が子育て経験を保育士志望動機に活かす例文

40代からの保育士チャレンジ、不安な気持ちもあるでしょう。でも、子育てや社会経験は大きな強みになります。
子育て経験をを活かした例文
2人の子育てを通じて、子どもの成長に寄り添う喜びを実感してきました。とくに0歳〜2歳の時期は、日々の小さな変化に気づき、一緒に成長を喜び合える大切な時期だと感じました。
貴園に魅力を感じたのは、保護者として経験した「一人ひとりに丁寧に関わってほしい」という想いに共感したからです。
40代の年齢を活かし、保護者の気持ちに寄り添った温かな保育を実践していきたいと考えています。
子育てや社会人としての経験を具体的なエピソードで伝えると、魅力的な志望動機が書けます!ぜひ参考にしてみてください。

2.小規模保育園とは?施設の特徴を保育士志望動機に活かそう

小規模保育園の特徴は以下のとおりです。
・小規模保育園の特徴は0~2歳児の少人数保育
・大規模園との違いを知ろう
・小規模保育園が求める人材像
3つのポイントで解説します。

・小規模保育園の特徴は0~2歳児の少人数保育

小規模保育園は、0歳〜2歳児を対象とした19人以下の少人数制の保育施設です。
家庭的な雰囲気の中で一人ひとりの子どもにゆっくりと関われるので、子どもたちの表情や様子をより細かく観察できます。
また、保護者とのコミュニケーションを密に取れる点も特徴です。
2023年4月からは自治体判断で3〜5歳児の受け入れも可能になりましたが、現時点では0歳〜2歳児保育が中心となっています。
小規模保育園についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。

参照:こども家庭庁「小規模保育所における対象年齢拡大措置の全国展開について 小規模保育事業における3歳以上児の受入れについて」4ページ

参照:特定非営利法人 全国小規模保育協議会「お知らせ 【報告】小規模保育施設でも5歳児までの預かりが可能に!小規模保育の『3歳の壁』問題解消へ

・大規模園との違いを知ろう

「私に小規模保育園は向いているかな?」と感じる方もいるでしょう。
大規模な保育園と小規模保育園は、クラス編成が大きく異なります
大規模園では年齢ごとに複数クラスがありますが、小規模保育園では少人数の異年齢保育が基本。
0歳〜2歳児の自然な関わりが生まれやすく、一人ひとりの子どもともじっくり関われます。
また、保護者とゆっくり話せる時間があるのでその日の様子を詳しく伝えられます
職員同士の距離が近く、和やかな雰囲気で働ける環境を好む方にぴったりですよ!

・小規模保育園が求める人材像

小規模保育園で求められる人材像は、3つあります。
1つ目は、乳児保育への意欲と理解が重要です。
0歳〜2歳児の発達をよく理解し、一人ひとりに丁寧に関われる方を求めています。
「今日はミルクの量が増えたね」
など、小さな成長に気づける観察力も大切ですよ。
2つ目に、コミュニケーション力も重要です。少人数の職場なので、保育士同士の何気ない会話や情報共有が欠かせません!
保護者とも毎日きめ細かく情報交換するため、相手の気持ちに寄り添える方が向いています。
そして3つ目に、その日の子どもたちの状況に合わせて保育を工夫できる柔軟さも必要でしょう。
「お外が暑いからお部屋で水遊びをしてみよう」
など、状況に応じた対応ができるスキルが必要になります。

3.小規模保育園への志望動機:書き方のポイント

以下は、採用担当者に「この人と一緒に働きたい!」と思ってもらえる志望動機にするコツです。
・必ず入れたい志望動機の3つの要素
・志望動機作成で避けるべき表現と注意点
・採用担当者が評価するポイント

・必ず入れたい志望動機の3つの要素

押さえるべき3つのポイントは「志望理由、あなたの強み、将来のビジョン」です
まず、小規模保育園で働きたい理由を具体的にしましょう。
施設理念への共感を含めるとより効果的になりますよ。
次に、「実習で乳児クラスを担当したときに学んだこと」。
実習経験や保育経験など、あなたならではの強みの具体的なエピソードがあれば説得力がアップします!
最後に、「きめ細やかな保育を実践していく」のように小規模保育園の保育士としての目標を書きましょう。
履歴書の書き方については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

・志望動機作成で避けるべき表現と注意点

「なんとなく」「できれば」といったあいまいな表現や、単に「子どもが好きだから」という理由は避けましょう。
心からの志望理由が伝わりにくいのです。
また、前職の不満や「通勤が便利」など、個人的な都合だけの理由も適切ではありません。
「小規模保育園の魅力に惹かれて」のように、小規模保育園の特徴を理解した上で、その環境で実現したい保育や子どもたちへの想いを具体的に書くことが大切です。

・採用担当者が評価するポイント

ここでは、「保育園の面接で落ちる理由は何だろう?」「面接で評価されるポイントは?」などを解説します。
結論、小規模保育園への理解度が重要です。
「19名以下の少人数制」「0歳〜2歳児中心」などの特徴を理解した上で、どんな保育がしたいのか具体的に書けると好印象!
漠然と「子どもが好き」だけでは保育への意欲が伝わりにくく、不採用につながることも。
園のホームページなどで特色をよく調べたうえで、具体的なエピソードを加え、熱意を伝えましょう。
2人の就活生

4.【新卒向け】小規模保育園の履歴書・職務経歴書の書き方

新卒ならではの強みの伝え方を具体的に紹介します。
・履歴書の志望動機欄を書くポイント
・実習経験を活かした職務経歴書の書き方
・学生時代の経験を活かすコツ
順にみていきましょう!

・履歴書の志望動機欄を書くポイント

履歴書の志望動機欄は、200〜300字が目安です。
たとえば、実習での学びと園の理念を結びつけて書いてみましょう!
実習での学びと園の理念を結びつけた例文
〇〇保育園での実習を通して、少人数だからこそできる丁寧な関わりの大切さを学びました。とくに0歳〜2歳児との関わりでは、一人ひとりの発達に寄り添うことの重要性を実感しました。
貴園の「子どもの主体性を大切にする保育」という理念に深く共感し、志望いたしました。
誤字脱字のチェックもお忘れなく!

・実習経験を活かした職務経歴書の書き方

新卒の方の職務経歴書では、実習先での具体的な経験を書きましょう。
たとえば「〇〇保育園で2週間、0歳〜2歳児クラスを担当」など、場所・期間・年齢を明確にすることがポイント。
実習で経験した食事介助、おむつ替え、観察記録作成、連絡帳記入なども具体的に伝えます。
実習担当の先生から評価された点や、とくに力を入れた取り組みがあればそれも大切なアピールポイントです。
実習期間が短くても心配いりません。実習で感じた保育の楽しさや、子どもたちとの関わりで学んだことを素直に書いてみてくださいね!

・学生時代の経験を活かすコツ

実習以外にも、子どもと関わるアルバイトやボランティア経験なども活用できます。
ベビーシッターや児童館でのボランティアなど、乳幼児との関わりを具体的に書きましょう。
また、サークル活動や委員会活動での経験も、チームワークの面で活かせます。
他にも子ども向けイベントの企画運営など、保育現場で活かせる経験を具体的に示すと効果的です!
学生時代のメンバー

5.【転職向け】小規模保育園の履歴書・職務経歴書の書き方

転職の場合、以下の3つのポイントからあなたの強みを最大限アピールしましょう。
・履歴書の志望動機欄の作成ポイント
・保育士としての職務経歴書の書き方
・これまでの保育経験の伝え方

・履歴書の志望動機欄の作成ポイント

ポイントは、保育士としての経験をどのように小規模保育園に活かせるか、です。
保育士としての経験を転職に活かした例文

子どもたちと関わる中で、乳児期の丁寧な関わりの大切さを実感し、少人数制の環境で実践したいと考えました。小規模保育園なら、一人ひとりの子どもたちとゆっくり向き合える環境で保育ができると思い、志望しました。

経験を具体的に書くと、より説得力が増します。
0歳〜2歳児クラスを担当したとき、その日の体調や子どもたちの機嫌に合わせて関わることで安心した表情を引き出せました。
ただし、前の職場の不満は書かないように気をつけましょう。前向きな理由で締めくくることが大切です。

・保育士としての職務経歴書の書き方

先にお伝えしたとおり、保育士としての経験を具体的に伝えることが大切です。
担当した年齢層、業務内容(保育計画の立案、行事の企画運営、保護者対応など)を明確にし、資格・研修について記載します。
保育士としての経験を具体的に伝える例文

「〇〇保育園で3年間、0歳〜2歳児クラスの担任として保育に携わりました」

などの他、
やってきた内容

・日々の保育で大切にしてきたこと
・乳児の生活習慣をつけること
・年齢に応じた遊びを工夫してきたこと

など実践してきた内容を書くと、あなたの保育士としてのスキルも採用担当者に伝わりやすくなるでしょう。
具体的な成果

・アレルギー児への対応マニュアルの作成
・連絡帳の様式の改善

などの成果もあれば書いておきましょう。
保育の専門性を高めるために受けた研修なども評価されるポイントになります。

・これまでの保育経験の伝え方

職務経歴書では、小規模保育園で活かせる経験を中心に書きます。
これまでの保育経験を伝える例文

0歳〜2歳児クラスでは、一人ひとりの発達段階に合わせた関わりを大切にしてきました。

とくにおむつ替えや食事の場面では、その子の様子をよく観察し、できることを少しずつ増やしていけるよう援助してきました。

このように、仕事内容や工夫した点を具体的に書くことがおすすめです。
また、職場で培ったコミュニケーション力や問題解決能力を書くことも忘れずに!
少人数の職場である小規模保育園でも活きてきます。
飛躍する転職者

6.面接での志望動機の伝え方

面接でよく聞かれる質問とその答え方を解説します。
・面接での質問と回答例
・志望動機を印象的に伝えるコツ
・面接で気を付けたいポイント

・面接での質問と回答例

「保育園を選んだ理由を面接でどう答えればいいですか?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
以下で、実際の面接でよく聞かれる質問と回答例をご紹介します!
質問例

なぜ小規模保育園を志望したのですか?

回答例
一人ひとりの子どもと密に関わり、その成長をより丁寧にサポートできる環境に魅力を感じたからです。
実習では、子どもの個性に寄り添った保育が大切であることを実感しました。小規模園ならではの少人数制を活かして、きめ細やかな保育を行っていきたいと考えています。
また、職員同士の連携が密である点も魅力で、自分のコミュニケーション力を活かしながら、温かい保育環境を作りたいと思い志望しました。
実習や保育経験を通して得たスキルを、小規模保育園の特徴を結びつけて話すことがコツですよ。

・志望動機を印象的に伝えるコツ

面接官の心に響く伝え方のコツは3つ。
まず、自然な笑顔とはっきりした声で話すこと
熱意を表情や声からも感じてもらうために、とても大切なことです。
次に、エピソードを交えます
実体験のエピソードを入れることで採用担当者はあなたの保育者としてのイメージが湧きやすく、とても説得力があるんです。
最後に、園の特徴と結びつけて話しましょう
「貴園の家庭的な雰囲気の中で、一人ひとりの子どもに寄り添う保育がしたい」など、その園で働きたい理由を明確に伝えます。

・面接で気を付けたいポイント

緊張するのは自然なことです。つい早口になってしまいがちなので、練習のときに時間を測ることがおすすめ。話すときは、ゆっくりと話しましょう。
また、面接官との適度なアイコンタクトで誠実さを伝えます。ただし、時々視線を少し外すなど自然な対応を心がけましょう。
そして、質問の意図をしっかり理解し、わからないときは「すみません、もう一度お願いできますか」と確認するのも大切です。
他の園の悪口や給与の話は避け、小規模保育園での保育への期待や意欲を中心に話すと好印象です!
面接

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執筆者:ひらい まい(保育士)

小規模保育園への熱い想いを言葉に込めて!経験別に伝える、心に響く志望動機

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