検索

ほいコレinfo produce by ほいコレナビ

【何が違う?】 保育士と保育教諭の違い とは?資格・役割・給料を詳しく解説

保育士と保育教諭
「同じような名前だけど 保育士と保育教諭の違い ってなんだろう?」と気になっている保育学生の方向けに 保育士と保育教諭の違い を役割や給料面から解説。どちらが自分に合っているかのポイントも解説します。
index

1. そもそも保育教諭って?どんな仕事?

まずは保育教諭って何?というところから解説しましょう。
保育教諭は、保育士と幼稚園教諭の資格を持つ専門職。
主に幼保連携型認定こども園で働きます。
保育士のように0~2歳の子どもに生活習慣を教えると同時に、幼稚園教諭として3~5歳児の教育活動も行います。

2. 保育士と保育教諭の違い とは?役割や給料は違う?

では 保育士と保育教諭の違い はなんでしょうか?
保育士と保育教諭は、働く施設と役割に違いがあります。
保育士と保育教諭の違い
• 保育士:保育園で0歳から6歳の子どもを対象に生活習慣や社会性を養う。
• 保育教諭: 幼保連携型認定こども園で保育士と幼稚園教諭の役割を兼ね、保育と幼児教育を担う。
保育士は保育園で働き、子どもたちの生活リズムを整えたり、社会性を育むことに重点を置きます。
一方、保育教諭は幼保連携型認定こども園で保育と教育の両方を担当します。
つまり、保育士は生活面のサポートを、保育教諭は保育と幼児教育のバランスを大切にした役割です。
働く施設や仕事内容の違いから、自分がどのように子どもと関わりたいかによって選択肢が変わってきます。
また給料もやや違いがあります。
保育教諭は資格手当やキャリアアップ手当がつくこともあるため、給与が少し高めになる傾向。
公立の認定こども園で働く場合、自治体の補助も充実しているため、安定した収入を得やすいのも特徴です。

3. 保育教諭になるには?必要な資格と取得方法

保育教諭になるには、「保育士資格」「幼稚園教諭免許」が必要。
両方の資格を取るには、大学や専門学校で学ぶのが一般的です。
すでにどちらかの資格を持っている場合には「幼保特例制度」を使うことで通常よりは簡単に取得できます。
幼保特例制度とは、保育士資格か幼稚園教諭免許のいずれか一方のみを持っている人が、特別な措置によりもう片方の資格を通常よりも容易に取得できる制度。
保育士資格のみを持つ人が幼稚園教諭免許を取得する場合、8単位の履修と3年以上の実務経験で取得が可能です。
幼保特例制度は2030年3月31日までの適用。
資格取得の負担を減らし、スムーズに保育教諭を目指せます。
幼保特例制度について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
参考:
幼稚園教諭免許状を有する者における保育士資格取得特例-こども家庭庁
幼稚園教諭の普通免許状に係る所要資格の期限付き特例-文部科学省

4. 保育教諭として働くメリット・デメリット

保育教諭として働くメリットは、職場の選択肢が広がることです。
保育園や幼稚園に加え、認定こども園での就職も可能になるため、保育士より働ける場が多くなります。
また、保育と教育の両方を学び、対応力が身に付く点も魅力。
デメリットとしては、資格取得の難易度が高いこと。
保育教諭になるためには、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要なため、試験や実習の準備が大変です。
それでも、保育教諭はスキルアップや職場での需要が高く、多方面での活躍が期待できる職種といえるでしょう。

5. どちらを選ぶべき?保育士と保育教諭の選び方

保育士と保育教諭、どちらを選ぶべき?という方に選び方を解説します。
保育士がおすすめの人
• 保育に集中し、子どもたちの生活習慣の形成に取り組みたい人
• 幼児教育よりも生活支援や社会性の発達を中心に考えたい人
• 主に0~6歳児の成長を支える保育園での仕事に興味がある人
保育教諭がおすすめの人
• 保育と教育の両方をバランスよく行いたい人
• 幼保連携型認定こども園で保育士と幼稚園教諭の役割を兼ねた働き方に興味がある人
• 年齢や発達に合わせた多様な活動を行い、幅広いスキルを身につけたい人
保育士か保育教諭かを選ぶポイントは、自分がどのように子どもたちに関わりたいかです。
生活習慣を中心に支えたいなら保育士、保育と教育をバランスよく行いたいなら保育教諭がおすすめ。
また、保育教諭は保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持っているため、就職先の選択肢も広がります。
将来的なキャリアアップを見据えるなら、保育教諭は有利な選択になるでしょう。

6. 保育士と保育教諭の違い を理解して自分に合ったキャリアを選ぼう!

今回は 保育士と保育教諭の違い を解説しました。
保育士も保育教諭も、子どもたちの成長を支える重要な仕事です。
まだどちらがいいか検討中の方は「ほいコレナビ」を活用しましょう。
保育士や保育教諭で働いている先輩たちのインタビューなど知りたい情報が満載!
ぜひ「ほいコレナビ」を活用して自分がなりたい保育士・保育教諭のイメージを膨らませてくださいね。
ほいコレナビ2025をチェック!

執筆者:いのとも(保育士)

なりたい自分をみつけよう!

Event就活イベント