保育士であり 保護者 でもある立場から感じたことをお話するコラム。私自身が 保護者の立場から感銘を受けた『先生の姿』として、いくつかエピソードをご紹介します。 ポジティブなエピソードですので、ぜひ気軽に読んでみてくださいね♪
1. 保育士であり 保護者 でもある中で感じること
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今回は保育士コラムとして、
私自身が 保護者 の視点で感銘を受けた『先生の姿』を、
エピソードを交えながらご紹介したいと思います。
保護者 が『保育士』となると、同業者ということになるので、
担任の先生もちょっと構えてしまったり、
若手の先生だと「嫌だな…」と思ってしまったりすることもあるでしょう。
しかし、保育士でありながら 保護者 でもある立場からすると、
逆に「先生達からなんて思われているんだろう…」
なんて、ちょっと気になったりもするのです。笑
そんな私が、 保護者 の視点で、
「こんな風に保育ができたら良いな…!」
「 保護者 としてすごくありがたいな…」
と感銘を受けた先生のエピソードがいくつかあります。
ポジティブなエピソードですので、ぜひ気軽に読んでみてくださいね♪
2. 保護者 の視点で感銘を受けた『先生の姿』エピソード
それでは、保育士の私が 保護者 の視点で感銘を受けた『先生の姿』をいくつかご紹介します。
私とは違った捉え方をする方ももちろんいると思いますが、
こんな風に感じる 保護者 がいるんだな~という風に見ていただけたら嬉しいです。
◆子どもと向き合って会話を楽しむ先生
お迎えに行った時にクラスをのぞくと、先生と楽しそうに話をする子ども達の姿が。
子ども達は一生懸命先生に向かって話をしていて、
それに対して先生もきちんと目を見て話を聞き、
あいづちをうったり、質問をしたりしていました。
何気ない保育の一場面ではありますが、
私は子どもと向き合って会話を楽しむ先生の姿から『誠実さ』を感じました。
きちんと話を聞いてくれる先生だとわかっている子ども達は、
本当に楽しそうに話をしていて、
その姿もとても印象に残っています。
◆ 保護者 の考えをきちんと聞いてくれる先生
マイペースなわが子は、お友達とじっくり遊び込むということがあまりなく、
親としては少し心配していた時がありました。
個人面談で先生に園でのわが子の姿を聞いたところ、
色々な遊びに顔を出しては少しすると抜けたり、
一人で好きな遊びを楽しんだりことがすることが多いとのことでした。
お友達との関わりについて心配している 保護者 は多いと思いますが、
大抵の場合、保育士は成長している姿などポジティブな面・成長の過程を交えながら 保護者 が安心できるような声掛けをしたり、
園ではこんな風に対応してみますね…と伝えたりします。
でもわが子の先生は、
「お母さんとしては、どう考えていますか?」
「例えば、お友達の輪に出来るだけ誘うようにした方が良いでしょうか?それとも本人の気持ちに任せて見守る方を優先した方が良いでしょうか?」
と具体的に聞いてきてくれたのです。
私としては、 保護者 の考えをきちんと聞きながら対応してくれようとしているんだと感じ、
嬉しかったと同時に、安心感もありました。
◆ 保護者 より先に泣いちゃう先生
わが子の通っていた園は、鼓笛隊の活動を取り入れていました。
楽器の演奏や演舞など、それぞれのパートに分かれて練習し、
お披露目会に向けて頑張る子ども達。
練習の様子は、日頃のおたよりやわが子の話から感じ取ることができ、
私自身も本番の日を楽しみにしていました。
保護者 の間でも「本番を観たら泣いちゃうかもしれないね~!」なんて話もしつつ、
いざ当日を迎えます。
そして子ども達の準備が整い、整列、笛の合図が始まった瞬間、
視界に入った先生をふと見ると、
なんと親より先に泣いてしまっているではありませんか!
長い期間をかけ、子ども達に寄り添いながら準備を進めてくれたこと、
一番に泣いてしまうくらい思いを込めてくれていることが伝わり、
感謝の気持ちでいっぱいでした。
3. キャリアは関係ない!誠意は必ず伝わる
いかがでしたか?
今回は保育士コラムとして、
私自身が 保護者 の視点で感銘を受けた『先生の姿』を、
エピソードを交えながらご紹介しました。
新人や若手の先生からすると、ほとんどの場合が 保護者 は年上だと思います。
私自身もそうでしたが、キャリアが浅いことがコンプレックスになり、
保護者 の方と上手く関われない気がしてしまったことがありました。
でも、保育士としてのキャリアを積み、
保護者 の立場から色々なことを感じた私からすると、
年齢やキャリアは関係なく、その先生の『誠意』が一番大事だと実感します。
誠実な姿を感じ取ることができると、
保護者 としては先生に対しての信頼感が生まれますし、
安心してお願いできると感じるのです。
今回は、私の 保護者 としての経験談をお伝えしました。
少しでも今後の保育の参考になれば幸いです。
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