保育実習では何を学ぶ!?今回は『 掃除 』に関する学びポイント&実習生が注意すべきポイントをご紹介します。保育の中での『 掃除 』は衛生面や安全面を保つ上で大切な業務です。 掃除 の意味を理解し、配慮すべきポイントや注意点を確認しましょう。
1. 保育実習では『 掃除 』にも注目!
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保育実習では子どもとの関わり方や、保育士の業務内容、臨機応変な対応方法など、
実習生さんが学ぶことはたくさんありますよね。
その中でも今回は、保育実習での学びポイントとして、
『 掃除 』について取り上げます。
掃除 って、掃いたり拭いたりするだけじゃないの…?
と思われている実習生さんもいるかもしれませんが、
保育の中での『 掃除 』は衛生面、安全面を保つ上でとても大切なことです。
保育実習前に、『 掃除 』に関する学びポイントをチェックしておくと、
現場でどのようなところを見て学べばよいかわかってくるはず。
ぜひ、参考にしてみて下さい♪
2. 保育実習『 掃除 』に関する学びポイント
保育実習では『 掃除 』のどのようなところに着目すれば良いか、学びのポイントをご紹介します。
◆学びポイント①
【 掃除 の意味を理解する】
保育の中で 掃除 をするタイミングはたびたびあります。
・食事後のテーブル、いす、床掃除
・活動後の掃除
・トイレの掃除
・保育室全体の掃除
・おもちゃの掃除
・園庭の掃除 など
保育中の色々な場面で 掃除 を行いますが、
基本的には衛生面、安全面を保つということが前提です。
しかし、どれくらい丁寧に 掃除 をすれば良いかは、
その時々によって違ってきます。
例えば、食事後のテーブルやいす、床の 掃除 は、
急ぎながらも比較的丁寧に行う必要があります。
それは、落ちた食べ物の誤食や、濡れた床での転倒などの危険性があるからです。
一方で、製作の活動後にテーブルや床を 掃除 する時は、
汚れが取れていれば、時間をかけて 掃除 する必要はありません。
子ども達を保育しながら 掃除 を行うので、
目を配りながら簡単に行う程度で大丈夫です。
このように、その時々で 掃除 の意味と状況、優先すべきは何かを考えながら 掃除 を行うことが大切なのです。
◆学びポイント②
【 掃除 のやり方と細かな配慮を知る】
掃除 は、ただ掃いたり拭いたりすれば良いのではありません。
子ども達の様子や生活をよく観察し、
どういったところが汚れやすいのか、
どこを丁寧に 掃除 するべきかを考えることも大切です。
例えば、
食事の後にテーブルを拭く時、上の面だけ拭いて終わり…はNG!
子ども達は食事中、テーブルのふちや、テーブルの裏まで触ることがあります。
ですから、テーブルを拭く時は、上の面、ふちは必ず拭くようにし、
裏面も確認して汚れている場合は 掃除 を行います。
また、窓ガラスや柵などもよく子ども達が触ったり、乳児クラスだと舐めたりすることがあります。
特に子ども達の手の届く範囲は汚れやすいエリアなので、
そういったことを意識して 掃除 を行うことが大切です。
保育実習では、実際に実習生も 掃除 をする機会があると思います。
園によっては 掃除 の仕方に違いがあると思いますので、
わからない時は実習先の園の先生にきちんと確認をしましょう。
3. 『 掃除 』について実習生が注意すべきポイント
最後に、実習生に意識してほしい『 掃除 』に関する注意ポイントをお伝えします。
◆注意ポイント①
【動かせるものは動かして 掃除 する】
保育室の全体掃除をする時にやりがちなのが、
見えている面だけを掃除する…というパターン。
これは、基本的にNGです!
いすやテーブル、ゴミ箱や軽いラックなど、動かすことが可能なものは動かして 掃除 をしましょう。
ほこりは隅っこに集まりやすいので、
隅っこの 掃除 をさぼってしまうと途端にほこりが溜まります。
面倒に感じるかもしれませんが、動かせるものは動かして 掃除 をする習慣をつけましょう。
◆注意ポイント②
【時間を意識しながら 掃除 する】
保育園での 掃除 は、基本的に子どもがいる時間帯に行うので、
時間との勝負でもあります。
丁寧に行うことは大切なのですが、時間をじっくりかけることはできません。
掃除 を終わらせる時間の目安を事前に確認し、
時間を意識しながら進めましょう。
また、時間を意識できるようになると、効率的な 掃除 のやり方にも意識が向くようになります。
ただ目の前の 掃除 をするというだけでなく、
色々なことに意識を向けながら仕事をすることは、
保育者に必要なスキルでもあるのです。
いかがでしたか?
今回は、保育実習での学びポイントとして、『 掃除 』について取り上げました。
保育実習は、現場を経験できる貴重な機会です。
普段とは違った環境に緊張や不安ももちろん感じると思いますが、
保育実習の目標や学びたいポイントを準備しておくことで、
きっと実りある実習になるはず♪
有意義な保育実習となりますよう、応援しています。
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