『 はだし保育 』がテーマ!保育の就活お役立ち情報です♪ はだし保育 に興味はあるけれど、実際どんなものなのかよくわからない…。そんな方は必見♪ はだし保育 のねらいやメリット・デメリットについて取り上げます。ぜひ参考にしてみて下さい。
1. 保育の就活前にチェック!
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今回は、保育の就活先選びに大きく関係してくる園の特色について取り上げます。
保育園・幼稚園はそれぞれ色々な特色を持っていますが、
今回取り上げるのは、『 はだし保育 』をしている園について。
まず、 はだし保育 とはどのようなものなのでしょうか?
はだし保育 とは
靴下や上履きを履かず、はだしで過ごす保育のこと。
はだし保育 の取り入れ方は園によって違いがあり、
室内・戸外共に基本的にはだしで過ごす場合、
室内のみはだしで過ごす場合、
実施期間を決めてはだしで過ごす場合など様々です。
はだしで過ごすことは、子どもの成長発達に良い影響があるとも言われています。
では、 はだし保育 をしている園は実際どのような感じなのか、
詳しく見ていきましょう。
2. はだし保育 をしている園ってどんな感じ?
次に、 はだし保育 を取り入れている園のねらいや、
子ども、先生の視点で『 はだし保育 』を考えた時どうなのかをご紹介します。
◆ はだし保育 のねらいとは?
はだし保育 を取り入れるねらいはどのようなものがあるのでしょうか。
・子どもの足の発達
・バランス感覚の向上
・足裏感覚を刺激 など
赤ちゃんの足裏は、みんなふっくらとしていますが、
歩行ができるようになると徐々に足の骨が成長しながら足の形も変わっていき、
4歳頃から土踏まず(足裏のアーチ)が形成され始めます。
この土踏まずの形成に、 はだし保育 が効果的。
はだしで過ごすことで、足の指で地面をつかむように走ったり、
色々な刺激を受けたりするので、
足裏の筋肉が鍛えられて自然と土踏まずができていきます。
土踏まずのない偏平足は、足が疲れやすかったり、
姿勢が悪くなったりする恐れもあるので注意が必要です。
また、足裏は体のバランスをとるセンサーのような役割もあります。
はだし保育 によって足裏に刺激を与えることで、
足裏のセンサーが育ち、バランス感覚が良くなったり、
転びにくくなったりするメリットも。
運動能力の向上につながっていくと言えるでしょう。
そして、足裏で地面の感触を感じたり、暖かさ、冷たさを感じたりできるのは、
はだし保育 ならでは。
足裏で色々な感覚を味わうことで脳も刺激され、五感が育っていきます。
◆子どもにとっての はだし保育
次に、子どもの視点で はだし保育 を考えた時、
どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
【メリット】
・はだしで過ごす心地よさを感じる
・運動能力が向上する
【デメリット】
・怪我をすることがある
・上履きを履くことに慣れない
はだしで過ごすことで、足裏から色々な刺激が伝わり、
子ども達は「心地いい」と感じながら過ごすことができるでしょう。
最初は慣れずに嫌がる子もいると思いますが、
はだしで過ごすうちに徐々に慣れていくと思います。
また、はだしで過ごすことでバランス感覚が向上し、運動能力も高まっていきます。
子ども達はできることが増えると自信となり、
さらに色々なことにチャレンジする気持ちが芽生えていくでしょう。
一方で、はだしで過ごすことで怪我をする恐れもあります。
尖ったものを踏んで足裏を切ってしまうことや、
固い地面の上で長時間はだしでいると、足の骨に負担がかかるとも言われているので注意が必要。
また、小学校からは上履きを使用するので、
いつもはだしでいると上履きの脱ぎ履きに慣れない場合もあります。
◆先生とっての はだし保育
はだし保育 をする上で、
先生はどのようなことを準備、意識しなければならないのでしょうか?
・安全な環境整備
・災害時や緊急時の想定
・就学に向けての準備
まず、 はだし保育 をする上で安全な環境整備は一番大切。
はだしでいることで多少の怪我はあると思いますが、
ガラスや欠けたプラスチック片、針などが落ちていると危険なので、
室内戸外とも毎日点検掃除をする必要があります。
災害時や緊急時は、急いで避難する可能性も出てきます。
そんな時、はだしの子ども達をどう避難させ、いつ靴を履かせるのかなど、
園全体でしっかりと把握しておくことが必要。
また、普段は はだし保育 でも、就学前の準備として上履きで過ごす時間を作ったり、
脱ぎ履きの練習をしたりするような取り組みも大切だと感じます。
3. 園の特色をしっかり調べよう!
いかがでしたか?
今回は、保育の就活先選びに大きく関係してくる園の特色として、
『 はだし保育 』をしている園について取り上げました。
はだし保育 は、園によって取り入れ方に違いがあるので、
はだし保育 に興味のある方は、ホームページを確認したり、
園見学で質問したりしながら情報収集をしっかりと行いましょう。
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