おむつ交換の時子ども達が動いてしまったり、イヤイヤしたりしてなかなか上手くいかない…こんなことってありますよね。今回は保育の ノウハウ として、おむつ交換をスムーズに進めるテクニックをご紹介します。 ノウハウ を知って保育に活かしましょう♪
1.おむつ交換が上手くいかない…そんな時は
おむつ交換をする機会の多い乳児クラスの保育士さん。
おむつ交換をしようとしたら、
子どもが足をバタバタ…
体をよじって起き上がってしまう…
おむつ交換を「イヤイヤ」…
こんな場面ってありますよね。
こんな時、あなたならどうしますか?
乳児クラス、特に0歳児クラスでは一日の中で何度もおむつ交換を行います。
時間や人手に余裕があれば、
子ども達一人ひとりにじっくり時間をとり、
おむつ交換をしてあげられるかもしれません。
しかし、現実はなかなかそういう訳にはいかず、
園生活の流れの中で、
保育士さんにとっておむつ交換は慌ただしい時間でもあります。
おむつ交換がスムーズにいかないと、
余計に焦ってしまってドタバタ…
子ども達は余計にイヤイヤ…
こんな困った状況を少しでも減らせるよう、
今回は、私が実践していた
『おむつ交換をスムーズに進めるための ノウハウ 』をご紹介します。
もちろん、その時の子ども達の様子や状況により、
いつも上手くいくわけではありませんが、
ぜひ、試してみてくださいね♪
2.おむつ交換をスムーズに進めるテクニック
それでは、私が実践していた
『おむつ交換をスムーズに進めるための ノウハウ 』をご紹介♪
実習生さんや新人さんでもできる、
簡単なテクニックを2つ取り上げます。
【 ノウハウ ① いないいないばぁ!作戦】
まだ『ねんね』でおむつ交換をする0歳児クラス、
特に、6か月頃からの赤ちゃんは、
寝返りができるようになり、手足の動きが活発になっていきます。
おむつ交換をしようと寝かせても、
足をバタバタしたり、ゴロンと寝返りをしようとしたりすることも。
そこで… ノウハウ ①『いないいないばぁ!作戦』です!
楽しく遊びながら、サッとおむつ交換をしましょう。
例えば…
★保育士「おむつキレイキレイしようね~。ゴロンするよ~。」
→子どもにやさしく声掛けしながら寝かせて、おむつ交換の準備をする。
★保育士「○○ちゃ~ん、先生が…いないいな~いばぁ!」
→タオル(柔らかい生地であれば、脱いだズボンでもOK)を使って、まず保育士がいないいないばぁをして見せる。
★保育士「もう一回~、○○ちゃんも…いないいな~いばぁ!」
→今度は子どもの顔に布をやさしくかけて、遊ぶ。(口をふさがないよう注意!)子どもが意識を向けている間に、おむつ交換を進める。
この作戦は、遊びに興味を持っている間におむつ交換を進めるというもの。
もちろん、なんの前触れもなく「いないいないばぁ」をしても、
子ども達は「?」状態になってしまうので、
まずは、声掛けをしながら雰囲気を作っていくことが大切。
短い時間でも、子どもの目を見てやさしく声掛けしながら進めましょう。
【 ノウハウ ② おむつ屋さん作戦】
『たっち』でおむつ交換をするような年齢になると、
行動範囲が広くなり、
また、イヤイヤしてなかなかおむつ交換をしたがらないということも。
そこで… ノウハウ ②『おむつ屋さん作戦』です!
「おむつ替えよう」と声を掛けるのではなく、
お店屋さんごっこのような楽しい雰囲気で誘ってみましょう。
例えば…
★保育士「いらっしゃいませ~!おむつ屋さんです。おむつはいかがですか~?」
→お店屋さんのようにおむつをいくつか並べて、子どもを誘う。
★保育士「色々なおむつがありますよ。どのおむつにしますか?」
→子どもがお客さんになり、並べたおむつの中から一つ選ぶ。
★保育士「はい、こちらのおむつですね。100円です。」
→お金のやり取りの真似をする。そのままおむつ交換をする。
この作戦は、おむつ交換にもっていくまでを遊びに変えて進めるというものです。
また、子どもにおむつを選んでもらうというところもポイント。
自分で『選んだ』ことで、納得して次に進めます。
おむつ交換を嫌がる子には、
遊びを交えながら進めることで、
次第に、おむつ交換がイヤなものではなくなるかもしれませんね♪
3.実践しながら ノウハウ を自分のものに!
いかがでしたか?
今回は、おむつ交換が上手くいかない…という時に、
私が実践していた
『おむつ交換をスムーズに進めるための ノウハウ 』をご紹介しました。
子ども達を相手にする中で、
絶対に上手くいく ノウハウ というものはないのですが、
今回は、私自身が経験を積み重ねてきた中で感じたことや考えたことを、
ノウハウ としてお伝えできればと思い、ご紹介させていただきました。
私のお伝えした保育の ノウハウ が実践で役立ち、
また、みなさんが自分のアレンジを加えるなどして、
自分の経験を新たな ノウハウ にしていただけたらと思います。
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