9月の前半には、夏休みの楽しい思い出が蘇るような 絵本 がおすすめです。
「かとりせんこう」田島征三 作 福音館書店
「鬼のサラリーマンじごくの盆やすみ」富安陽子 文/大島妙子 絵 福音館書店
地獄勤めの鬼の父ちゃんを描いた 絵本 。お盆で亡者が里帰りした地獄では年に一度の大掃除が始まり、鬼たちは大奮闘!
日本の伝統行事であるお盆をユニークに伝える 絵本 。想像の世界が膨らみワクワクすることでしょう。
「まよなかのトイレ」まるやまあやこ作 福音館書店
夜中、ひろこは勇気を出して1人でトイレに行きました。すると小さな動物たちがあらわれてひろこの手助けをしてくれます。
夜中のトイレは、子どもにとってはとても怖いもの。どの子も共感できるお話です。
「はかせのふしぎなプール」中村至男 作 福音館書店
「おばけかぞくのいちにち」西平あかね作 福音館書店
人間の子どもが眠るころ、おばけの子どもは保育園に出かけます。人間の暮らしとちょうど正反対のおばけたちの暮らしが垣間見られます。
ちょっぴり怖いおばけのイメージが変わる、ほのぼのとしたお話です。背景の絵もユニークで何度も読みたくなる 絵本。
「そらまめくんめだかのこ」なかやみわ 作 福音館書店
そらまめくんたちが、広場にできた水たまりで遊んでいると、迷子のメダカの子に会いました。小川までどうやったら帰れるでしょう。
子ども達の大好きなそらまめくんシリーズのメダカをテーマにしたお話。優しい気持ちが芽生えそう。
「すいかのたね」さとうわきこ 作 福音館書店
身近な自然、科学に触れるお話もおすすめです。自分自身の体験と重なり興味を持ってくれることでしょう。
「ぼく、だんごむし」得田之久 文/たかはしきよし 絵 福音館書店
ダンゴムシは誰もが知っている虫ですが、その生態は意外と知られていません。あっと驚く生き方をユーモラスな貼り絵で描く観察絵本です。
子ども達に身近なダンゴムシ。面白さに気づけば虫の好きな子はさらに夢中に。虫が嫌いな子も興味を持つことでしょう。
にゅうどうぐも野坂勇作 作/根本順吉 監修 福音館書店
青空の綿雲が入道雲になったかと思ったら、雷とどしゃぶりの雨に。ドラマチックな雲の姿を拍力いっぱいに描いた天気観察絵本です。
変わりやすい天気が続く9月にもぴったりの 絵本 です。
海加古里子文・絵 福音館書店
身近でありながら多くのなぞを秘めている「海」。海の持っているすべてを総合的に整理し、描きこまれた絵本図鑑。
普段は気づかない海の様子に子ども達は興味津々!
全体で読むだけでなく少人数でじっくり見るのもおすすめ。
とんぼ ぎんやんまの一生得田之久 作 福音館書店
精密な昆虫画でトンボの一生を描いた絵本。トンボが水の中で生まれ育ったことをはじめて知る子もいるかもしれませんね。
たくさんのトンボが飛び回る季節を迎えるこの時期、子ども達に伝えたい 絵本 です。
9月の後半には行事に関する 絵本 や、季節の移り変わりを感じられるような 絵本 を読みましょう。
だんまりこおろぎエリック・カール 作/くどうなおこ 訳偕成社
くいしんぼうたんていニャームス山本和子 作/広瀬克也 絵 チャイルド本社
おだんごぱんロシア民話 せたていじ 訳/わきたかず 絵 福音館書店
だってだってのおばあさん佐野洋子 作 フレーベル館
ぐりとぐらのえんそく
なかがわりえこ 作/やまわきゆりこ 絵福音館書店
バルバルさんきょうはこどもデー乾栄里子 文/西村敏雄 絵 福音館書店
かがみの絵本 「きょうのおやつは」わたなべちなつ 作 福音館書店
執筆者:ほいコレ 編集部