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4歳児~5歳児の保育実習♪春にじっくり読みたい絵本5選

春の絵本5
実習生必見!4歳児5歳児の保育実習におすすめの絵本をご紹介!なにかと心落ち着かないこの時期には、心穏やかになる絵本を選んでみてはいかかがでしょうか?定番の絵本5選は何度読んでも子どもたちの心にグッとくるお話ばかりです。

 

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1. 4歳児~5歳児、春の実習におすすめなのは心落ち着く絵本

春はソワソワして落ち着かない季節。
保育学生のみなさんも新しい環境に戸惑っている時期かもしれません。幼稚園の子どもたちも、入園、進級で新しい環境になり、慣れるまで落ち着かない日々を過ごしています。
この時期にぴったりの、子どもの心が穏やかになる絵本をご紹介したいと思います。
今回はその中でも、4歳~5歳児の子どもたちに向けてじっくり読みたい絵本をピックアップ!
実習で役立つのはもちろん、学生のみなさんも、この絵本を読めばざわざわとした心がスッと落ち着くはず?!
ぜひ読んでみてくださいね!

2. 春にじっくり読みたい絵本5選

失敗ばかりのゾウを応援したくなる「ぐるんぱのようちえん」

ぐるんぱのようちえん

西内ミナミ 作 堀内誠一 絵

ゾウのぐるんぱはずっとひとりぼっちで暮らしてきました。

だらしなく汚れていて、また寂しい思いをしていて時々涙を流しています。見かねた他のゾウ達のすすめで仕事をすることになります。ゾウ達はキレイにぐるんぱを洗って送り出してくれました。

そんなぐるんぱが仕事をもとめていろいろなところにいくおはなしです。でもどこに行っても失敗ばかり。しょんぼりしたぐるんぱがしたこととは…?

「誰にでも居場所がある」と思えるような、楽しいハッピーエンドが待っています。
「しょんぼりしょんぼり」という繰り返しの言葉も子どもたちの人気の絵本です。

帰る場所のある安心感に共感「こすずめのぼうけん」

 

こすずめのぼうけん

ルースエインズワーズ作

 

あるところにこすずめが1羽、お母さんと一緒に木の上の巣に住んでいました。翼をばたばたと動かせるようになったこすずめにお母さんは飛び方を教え始めます。「初めはそばの石垣の上までよ。」

ところが実際に飛んでみると思いの外うまくいったため、こすずめはお母さんの指示に従わずに一人でもっと遠くへ行き、世界を見てこようと飛び続けます。
やがて疲れて休む場所を探しますが、ハトやカラス、その他の鳥たちに「仲間じゃないから巣にいれてあげない」と言われてしまいます…。
ヘトヘトになったこすずめ。無事お母さんと再会できるのでしょうか?

優しいお母さんの語り掛けで心がホッとするおはなしです。

お母さんと離れて幼稚園で頑張っている子どもたち。共感すること間違いなしです。

好奇心を刺激する「ぐりとぐらのえんそく」

 

ぐりとぐらのえんそく

なかがわりえこ やまわきゆりこ

のねずみのぐりとぐらは、お弁当の入ったリュックと水筒を持って野原へ出かけます。
林をぬけ、野原について、荷物を降ろして「そろそろお昼かしら?」と持って来た目覚まし時計を見ると、まだ10時!
青空の下で体操をしたけれど、まだお昼前!
今度はマラソンを始めたぐりとぐら・・・ところが突然転んでしまいます。2匹の足にからんだのはなんと『毛糸』でした。
「どこまでつながっているんだろう?」
どんどん大きくなる毛糸玉を転がしながら着いたのは、森の中の1軒の家。そして出会ったのはくまさんでした。

毛糸はなにに繋がっているの…?とさまざまな想像を膨らませながら、新しい友達との出会いにワクワクするようなストーリー。
ぐりとぐらのやさしさも感じられます。

やさしさにほっこり「おべんとうをたべたのはだあれ」

おべんとうをたべたのはだあれ

神澤利子 作  柿本幸造 絵

お弁当を持って野イチゴをつみに出掛けた女の子。

夢中になっていたら、お弁当の中身が少しなくなっていて…。次の日は半分に。その翌日はついにからっぽに!

それでも女の子は「まあいいわ。おなかがすいていたんでしょう」とそれを許します。
おべんとうを食べたのはいったい食べたのは誰でしょう?

意外な結末に思わずにっこりしてしまいます。また女の子のやさしさにほっこりします。
そしておいしそうなおべんとう、野イチゴや春の野山が美しくピクニックにでかけたくなる絵本です。からすのパンやさん

おいしそうなパンがいっぱい「からすのパンやさん」

からすのパンやさん

かこさとし 作

からすのパンやさん夫婦に、四つ子の赤ちゃんが産まれます。
しかし四つ子の子育てに追われてパン屋の仕事の方に影響が出てしまい、だんだんお客さんが減ってきてしまいます。それでも夫婦は一生懸命働きます。
やがて四つ子がおやつに食べているパンが美味しそうということで、森のカラスの子ども達がたくさん買いに来てくれるようになります。大忙しとなったパンやさんは、さらに四つ子も手伝って色んな種類のパンを作ります。するとそれを知った森のカラスの子ども達がさらにたくさんパン屋さんめがけて飛んできて大騒ぎになってしまい…?

カラスのお父さんお母さんの一生懸命な様子や、子どもたちのやさしさが心に響くおはなしです。そして絵本に出てくるたくさんのパンが本当に美味しそう!思わぬ大騒動になってしまうところも目がはなせません。

3. 絵本の力をかりて心穏やかに過ごそう

絵本は子どもたちにさまざまな疑似体験をさせてくれます。
物語を通して、優しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、ハラハラドキドキしたり…いろいろな気持ちを味わうことができるでしょう。春のこの時期は、上記のような心穏やかになる絵本を選んでみてくださいね。
子どもとちに絵本を読む時は、その時々の子どもたちの様子や興味に合わせて選べるといいですね。
先生になったら、今日はなんだかケンカが多いな…なんだか元気がないな…という時、季節の移り変わりを感じて欲しい!冒険の話で楽しませたい!という時などは、絵本の力をかりて子どもたちにアプローチしてみてくださいね!
保育学生のうちにたくさんの絵本を読み、たくさんの絵本を知っていくことは、現場にでてからの糧になります。
ぜひ図書館や書店でも絵本をチェックしておきましょう。
すてきな先生になれるよう応援しています!

執筆者:ほいコレ 編集部

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