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【9月の保育ネタ】秋の 虫 のお話~子どもに伝えたいちょこっと雑学  

秋の虫
保育に使えるちょこっと雑学!今回は、9月にピッタリのテーマ『秋の 虫 』のお話をいくつかご紹介します。9月は、色々な 虫 の声が聞こえてくる季節。ちょこっと雑学を子ども達に伝えて興味関心を広げていきましょう。ぜひ参考にしてみて下さい♪
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1. 9月におすすめの保育ネタ『秋の 虫 』の話

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は月別のおすすめ保育ネタとして、
子どもに伝えたい【ちょこっと雑学】をご紹介します♪
9月におすすめのテーマは、『秋の 虫 』のお話
9月は色々な 虫 の声が聞こえてくる季節なので、
秋の 虫 についてのちょこっと雑学を保育に取り入れて、
子ども達の興味関心を広げていきましょう。

2. 『秋の 虫 』についてのちょこっと雑学

それでは、『秋の 虫 』についてのちょこっと雑学をいくつかご紹介します。
対象としては、5歳児クラスがおすすめ。
子どもへの伝え方の参考に、少しかみ砕いた表現でお伝えします。

◆きれいな音はどこから?【スズムシ】のお話

秋になると、きれいな音を響かせる秋の 虫 『スズムシ』
スズムシはバッタ目コオロギ科の 虫 で、実はバッタの仲間なのです。
「リーンリーン」と鈴のように鳴くので『スズムシ』という名前で呼ばれています。
スズムシの出すきれいな音は、どうやって鳴っているか知っていますか?
私達人間が話をする時は、のどを通って口から声が出ますが、
 虫 は口から声を出しません
どこから音を出しているのかというと、
実は羽をとても早くこすり合わせて音を出しているのです。
そして、きれいな音を出して鳴くのはスズムシのオスだけ。
きれいな音を一生懸命出して、メスに聞かせているんですよ。
スズムシは、草むらに住んでいて、夕方頃になるとよく鳴きます。
みなさんも、近くの草むらに行ってきれいな音を聞いてみましょう。

◆仲間がいっぱいな 虫 !?【バッタ】のお話

草むらでよく見かける 虫 『バッタ』
バッタといっても、実はとても種類が多いということを知っていますか?
実は、バッタの仲間は世界中で1万5千種類もいるんです!
日本にもたくさんの種類が住んでいて、
バッタ、コオロギ、キリギリスなど色々な仲間がいます。
例えば、日本に住むバッタの中で体が大きいのは『トノサマバッタ』
体の色は、緑色や茶色っぽいものもいて、
『ダイミョウバッタ』と呼ばれることもあります。
顔や体が細長いのは『ショウリョウバッタ』
オスは4~5cm程の大きさなのに、メスはその2倍(オス2匹分)の8~9cm程もあるのだそう。
バッタは草むら河原の近くに住んでいることが多く、草に隠れています。
時々ピョンピョンと跳ぶこともあるので、近くまで行ったらよく探してみましょう。

◆いつ大人になる?【トンボ】のお話

トンボは幼虫の時、陸ではなく池や田んぼなどの水の中に住んでいます。
トンボの卵は、水の中の草や水面に産み付けられ、
卵からかえると『ヤゴ』という名前の幼虫になります。
やがて成長したヤゴは、水の中から草や木をつたって水の上に上がり、
夜の間に脱皮して羽を伸ばし、トンボになるのです。
ヤゴでいる時間は、トンボの種類によって違いがあります。
『アキアカネ』という赤いトンボのヤゴは3か月~半年くらい、
体が黒と黄色のシマシマ模様の大きなトンボ『オニヤンマ』のヤゴは、なんと2~4年
種類によって大人になるまでの時間が全然違うのです。

3. ちょこっと雑学で子どもの「知りたい!」を盛り上げる

今回は、9月におすすめのちょこっと雑学として、
『秋の 虫 』のお話をいくつかご紹介しました。
子どもにちょこっと雑学を伝えることのメリットは、
会話が増える
好奇心・探求心を育む
学ぶ楽しさを感じる  など
幼児期は、「知りたい!」という気持ちが高まる時期。
色々なことに興味関心を広げ、
「なんで?」という疑問も多く持つようになります。
この「知りたい」や「なんで?」のタイミングは好奇心探求心が育っている時です。
子ども達が身の回りのことを楽しく学んでいけるよう、
保育の中でちょこっと雑学を取り入れていけると良いですね。
ちょこっと雑学保育ポイント
クイズあそびの題材にする
朝の会で「ちょこっと雑学コーナー」を作る
・うた『むしこえ』を楽しむ
・『秋の 虫 』に関連する絵本図鑑を置く
参考:歌『むしのこえ』キングレコード CD『保育園・幼稚園・こども園でうたう歌~たのしい毎日☆わくわく行事』 CD2わくわく行事 19.むしのこえ
   絵本『とんぼのあかねちゃん』童心社 『とんぼのあかねちゃん』 高家博成、仲川道子 さく
ちょこっと雑学は、保育の中で遊びに絡めて取り入れていくのがおすすめです。
雑学といっても、最初から事細かに伝える必要はなく、
子ども達が理解しやすい内容ちょこっと伝えるというところがポイント。
また、イラストや写真などを使いながら話をすることで視覚的にも伝わり、
理解しやすくなると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さいね♪
虫
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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