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≪保育実習の お礼状 ≫感謝が伝わる!気持ちのこもったお礼状を書こう 

お礼状
保育実習の後は、実習園に感謝の気持ちを伝える お礼状 を書きましょう。『 お礼状 』と聞くと、難しそう…と構えてしまう方も多いと思いますが、大切なポイントをおさえて丁寧に書くことで、感謝の気持ちがしっかりと伝わりますよ。
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1.保育実習の後は お礼状 を書こう

保育学生にとって大切な保育実習
楽しかったこと、驚いたこと、大変だったことなど…
色々な経験をすることができます。
保育実習を無事に終えたら、
感謝の気持ちを込めて、 お礼状 を書きましょう。
お礼状
と聞くと、なんだかかしこまった、難しそうな感じがしませんか?
普段の生活ではなかなか使わないような
頭語、季節に合わせた挨拶(時候の挨拶)、結びの挨拶、結語など…
正直よくわからない単語や言い回しがずらり…
この段階で苦手意識が出てきてしまう方も多いはず。
実際、私自身もそうでした。
それまで使ったこともないような言葉を書いたり、
この敬語は合っているのかな!?と調べたり…
もともと文章を書くことが苦手な私には、とてもハードルが高く感じました。
これから社会人となる学生のみなさんですから、
マナーとして お礼状 の書き方を知ることは大切です。
しかし、形式的な書き方ばかりに気を取られてしまうと、
本当の意味での お礼状 にはなりません。
相手に感謝の気持ちをしっかりと伝えるためにも、
お礼状 を書く時に、特に大切なポイントをご紹介します。

2.『 お礼状 』特に大切なポイントはコレ!

まず、基本の お礼状 の形式はこちら。

頭語・前文→主文→末文・結語

【頭語】
手紙の最初に書く挨拶「こんにちは」にあたる言葉。
拝啓」「謹啓」など
【前文】
時候の挨拶・相手の状況や安否を気遣う言葉。
時候の挨拶とは…
春らしい日差しを感じる季節となりました
深秋の候」など
その時期に合った挨拶を書きましょう。
相手への気遣いとは…
皆様いかがお過ごしでしょうか
貴園におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」など
【主文】
感謝の気持ち、具体的に学んだことや感じたこと。
【末文】
最後にもう一度感謝の気持ち、相手の今後を気遣う言葉。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
貴園のますますのご発展をお祈り申しあげます」など
【結語】
手紙の最後に書く挨拶「さようなら」にあたる言葉
敬具」、「敬白」など
頭語と結語はペアになっているので気を付けましょう。
例)拝啓―敬具 謹啓―敬白
それでは、簡単な お礼状 の例文と共にポイントを見ていきましょう。
例文
拝啓
残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度はお忙しい中、保育実習にてご指導いただき、誠にありがとうございました。
短い期間ではありましたが、保育現場で実際に目にした先生方の保育、子どもたちの姿から、多くの学びや気付きがありました。
特に印象的であったことは、水遊び・プール活動に対する取り組みや配慮の細やかさです。
子ども達が大好きな水遊びを存分に楽しませてあげたいという先生方の思いと、安全な活動を行うための準備や配慮の大変さを目の当たりにし、保育士として子ども達にどう向き合えばよいのかを考える機会となりました。
そして私も将来、子ども達が安心してのびのびと過ごせるような保育がしたいという思いを強く持ちました。
今回の実習での経験や気付きを生かし、今後一層勉学に励んでまいりたいと思います。この度は本当にありがとうございました。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
ここで特に大切なポイントとなるのが、
主文の「特に印象的であったことは~」の部分。
この部分では、保育実習で印象に残っている場面や、勉強になった出来事など、
具体的な内容を書きましょう。
主文のポイント
① 印象に残っている場面
② その場面で自分が感じたこと
③ これからどう生かしていきたいか
この部分が抽象的すぎる内容だと、
形式的な お礼状 という印象が強くなってしまいます。
自分の感じたことをきちんと入れ込むことで、
相手にもきちんと気持ちが伝わりますよ。
文章はあまり長くなり過ぎないように注意しながら、
読んだ時にどの場面のことを指しているのかがわかるように心掛けましょう。

3.自分の思いを素直に伝えよう

いかがでしたか?
今回は、保育実習の お礼状 を書く時の大切なポイントをご紹介しました。
普段書き慣れない お礼状 は、
いざ書くとなると、どう書いていいのかわからず、
例文に沿った形式的なものになりがち。
マナーとして形式を覚えることももちろん大切ですが、
何よりも大切なのは、感謝の思いを伝えることです。
実習中に感じた思いを素直に、また具体的に表現することで、
実習園の先生方にも気持ちが伝わるはず。
保育実習のしめとして、最後までしっかりと お礼状 を書き上げましょう。
未来の保育士さんを応援しています!
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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