保育の就活をしていて 園の選び方 に迷うことはありませんか?そんな時は先輩の意見を聞いてみましょう! 今回は実際に働いてみて意外だった「働きやすい保育園・幼稚園の特徴」をご紹介します。就活での 園選び の参考にしてもらえたら嬉しいです!
1. 働きやすい 園の選び方 は経験してみてわかる
自分が働く 園の選び方 でなにを重視しますか?
それぞれ、思い描く理想の園を見学していることと思います。
けれど、学生のうちはどんな園が働きやすいのかわからないことも。
私自身、自分が実際に働いてみてわかったことは多くありました。
メリットとして考えていたことが実はデメリットだったということもあれば、その逆も。
「こんな園で働きたい!」と思っていたのに、働いてみると「自分とは合わない…」と感じたこともありました。
今回は
働きやすい保育園・幼稚園の特徴をお伝えしようと思いますが…中でも特に
意外だったことをご紹介します!
2. 働きやすい保育園・幼稚園の意外な特徴
園長・主任が恐い園
「え!?」と驚いてしまう人もいるかもしれませんが、園長や主任の先生が厳しい指導をする園は働きやすいと思います。
・大きなトラブルを回避できる
「優しい方がいいに決まってる!」という人は考えてみてください。
もしも自分のせいで、子ども達が大ケガをしてしまったら…。
そうなる前にさまざまな指導をしてもらえることは、大きなトラブル回避に繋がります。
・先生たちの団結力が強まる
保育園や幼稚園は女性が多い職場なので、どうしても派閥ができがち。
けれど恐い園長や主任の先生がいてくれることで、他の先生たちの団結力が強まります。
結果、居心地のいい人間関係ができる可能性大です。
・落ち着いて保護者の前に立てる
厳しい指導をする園長や主任の先生に発表会の出し物などをチェックしてもらう時は、とても緊張します!
でもそのおかげで、当日保護者の前で発表するときには、少し余裕が生まれます。先生がリラックスし楽しんで発表会に臨むのは、大切なこと。
普段通りにのびのびと参加する子どもの姿に、充実感が持てますよ。
園児の人数が多すぎない園
「園児の人数が多い大規模な園は、保護者からも人気でよい保育をしている」と思っていませんか?
もちろん人気の理由はあるはずです。けれど、園児の人数が多すぎる園は働く側は大変なことも。
特に保育士定数ギリギリまで園児の受け入れをしていると、一人ひとりと向き合うことが難しいと感じていました。
保育士定数とは…
保育士1人に対し、何歳の子どもを何人まで保育できるかという国の定めた基準。
0歳(6カ月以上)…保育士1人に対し子ども3人。
1~2歳…保育士1人に対し子ども6人。
3歳…保育士1人に対し子ども20人。
4歳以上…保育士1人に対し子ども30人。
気になる子の対応に手が回らず、自己嫌悪になることもありました。
「こうしてあげたらあの子はもっと落ち着くのに…」とわかっていても行動に移せないのは、保育士として辛いものです。
国の配置基準は、子どもの安全を確保するために必要な保育士の最低人数。充実した保育をするため、「もう少し人数がいて欲しいな…」と感じる場面は多々ありました。
1クラスの人数が多すぎず、園児の人数に対して先生の人数に余裕がある園が働きやすいと思います。
行事が充実していない園
立派な行事がいくつもある園は「充実した保育ができそう!」と想像できますね。
実際に子どもたちは行事を通して大きく成長することがあります。
けれど…行事が多い=保育者は準備が大変!
これはどうしても避けられません。
大きな会場を借りてステージで発表する場合は、下見や会場準備も保育後の業務になります。衣装や小道具の作製など持ち帰りの仕事も多くありました。小道具の材料集めに百円ショップを何件もはしごしたことは、今となってはいい思い出です!(笑)。
そんな経験から個人的に感じたのは、園の年間行事予定に余裕のある園が働きやすいということです。
園全体の行事が少ないからといって子どもたちに必要な経験が不足するとは限りません。
その時の子ども達の様子に合わせて、活動を組み合わせていくことができます。
例えば、子ども達の間でダンスがブームの時は、隣のクラスの子ども達をお客さんとして迎えプチ発表会をします。衣装や小道具は、子ども達と保育の中で作れるもので行います。
このように、
「全部、自分たちで成し遂げた!」と子ども自身が感じることができる活動もいいなと思います。
3. しっかり情報収集をして賢い 園の選び方 を
いかがでしたか?
今回の記事を就活の園選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
働いてみて初めてわかることは意外と多いものです。ぜひたくさんの先輩の意見を聞いて、情報を集めた上で就活を進めて欲しいと思います。
理想の園に就職して、保育者になる夢が叶いますように…♪
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