保育園や幼稚園での実習は誰もが緊張するもの。だからこそ、実習前の準備がなによりも肝心です!実習前に準備しておくべきこと、気を付けたいポイントなどをご紹介しますので、心配や不安を感じている方は、ぜひ読んで参考にして頂けたらと思います。
1. 保育実習 の準備が肝心!
保育園や幼稚園での 保育実習 に、「イヤだな…、緊張するな…」と感じていませんか?
保育実習 は誰もが不安に感じ、緊張するものです。
私自身が学生の時も、緊張でお腹が痛くなったり、逃げ出したい…と思っていたりしたのをよく覚えています。
そんな 保育実習 ですが、緊張するものだからこそ、実習前の準備がとても重要になってきます。
毎日なんとなく実習にいって、毎日同じことをやればいいや…
その場の雰囲気で子どもたちと遊べば大丈夫かな…
もしこんな考えを持っていたら、今ここで考えを改めましょう!
なんとなく実習に行くというのは、 保育実習 を受けて頂く保育園や保育士さんにも失礼になってしまいます。
準備をしっかりしてきたかどうかは、保育士さんから見てすぐにわかるものです。
毎日の保育業務だけでも忙しい保育士さんに、時間をさいてもらって実習をさせて頂くことを忘れないでくださいね。
では、どんな準備をしたらいいの…?
そんな疑問や不安を抱えている方に、実習前に準備しておくべきことや気を付けておきたいポイントなどを具体的にお伝えしたいと思います。
2.準備と気を付けたいポイントとは?
まず、実習園が決まったらすぐにできることと言えば、実習園のリサーチです。
次に、実習前のオリエンテーションについて。
そして、自分の中でシミュレーションをすることの大切さについて。
この3つを具体的に見ていきましょう。
【実習園のリサーチ】
保育実習 する園が決まったら、まずは下調べをしましょう。
私立であればホームページをもっている園が殆どなので、必ず検索してみてください。
写真が載っていれば、雰囲気を確認することもできると思いますよ。
公立であれば、その自治体のホームページから情報が確認できます。
詳しい写真などは載っていないことも多いですが、保育理念や規模など基本的な情報は知ることができると思います。
それから、園までの道順も忘れずに確認しましょう。
近い場合は、一度実際に行ってみるといいですよ。
道順もはっきりわかりますし、外から園の様子も見ることができるのでおすすめです。
【オリエンテーション】
殆どの場合、実習前のオリエンテーションがあります。
このオリエンテーションがとても重要です。
実習前に唯一園の中に入ることができるチャンスですので、実習前に確認しておきたいことをしっかりとまとめておきましょう。
確認ポイント
・園の概要
(クラス数、園児数、職員数、保育目標や教育目標など)
・実習に必要な持ち物
・実習時間
・実習で入らせてもらうクラス
(部分実習、責任実習をさせてもらうクラス)
・日誌の提出方法
(毎日どの先生に提出するかなど)
・給食費
・更衣室や靴置き場、自転車置き場など
また、オリエンテーションは保育園の先生方と初めてお会いする場です。
第一印象はとても大切!
はっきりとした挨拶や返事を心掛けましょう。
基本的には、保育園の先生がオリエンテーションを進めて下さると思いますが、わからないことがあったら積極的に聞いてOK!
さらに、オリエンテーションの場で、保育実習の大きな目標などを伝えられるとよりいいと思います。
例えば…
『今回の実習目標は「それぞれの年齢の発達の違いをとらえ、援助の方法を知る」と設定しました。ご指導よろしくお願い致します。』
というように、事前に実習目標を伝えられると積極性を感じてもらえます。
そして、オリエンテーションの最後には時間を作って頂いたことに対してお礼を言うことができるといいですね。
例えば…
『今日はお忙しい中お時間を頂き、ありがとうございました。○月○日からよろしくお願い致します。』
このように、締めることができるととても丁寧です。
【自分の中でシミュレーション】
オリエンテーションで園のことがわかったら、実習でやりたいことを具体的に準備しましょう。
入るクラスが決まったら、一日ごとの目標も立てることができると思います。
事前に目標を立てておくことで、実習全体の見通しが立ちます。
部分実習や責任実習でやりたいことは、自分の中でしっかりと予行練習をしておきましょう。
子どもたちの前でやることをイメージしながら、シミュレーションをすること!
私は、よくお風呂でブツブツと声に出して練習していました。
特に絵本やパネルシアターなど子どもたちに見せるものも、声に出して読む練習をすることがとても大切です。
私が実習生を受けてきた経験の中で、時々、図書館で借りてきたままの状態で持ってくる実習生がいました。
読み聞かせしてもらうと、事前に読み込んできたかどうかはすぐにわかるのです。
繰り返し声に出してみることで次第に自分のものになっていきますので、必ず事前に練習しておきましょうね。
3.有意義な 保育実習 とするために
実習が始まるまでは、ドキドキしたりモヤモヤしたりの毎日…
けれど、いざ実習が始まってしまえば、あっという間に終わってしまうものです。
だからこそ、実習という貴重な時間を無駄にしないために、しっかり準備をして臨んでほしいと思います。
実は、私自身が学生の時に実習で後悔した経験がありました。
事前の準備が十分でなかったことに実習が始まってから気付き、徹夜で準備…
その時は結局、徹夜による寝不足で頭が回らず、自分が考えていたようにはいきませんでした。
保育士になってから気付いたことですが、プロの保育士さんが準備をして臨んでも、相手が子どもたちですから、考えていたようにいかないことはよくあることです。
ですから、実習生であれば尚更準備が必要だということ!
私のように準備不足で後悔したり、貴重な実習時間を無駄にしたりしないように…
そういった思いを込めてアドバイスさせていただきました。
未来のあなたの為になる、有意義な 保育実習 となりますように応援しています!