・午前中(9:00〜12:00):自由遊びや設定保育
・午後(13:00〜16:00):午睡明けやおやつ時間が中心
短時間(2時間~3時間)からでも参加できるので、初めての方も安心してくださいね。
夏祭りや運動会の手伝いも人気があります!
行事ならではの子どもたちのいきいきした姿を見られますよ。
・学童保育や放課後児童クラブ
学童保育ボランティアは、小学生が対象のボランティアです。
活動時間は平日の放課後(15時頃〜)や、夏休みなど。宿題を見たり絵本を読んだりします。
鬼ごっこやドッジボールなどの遊びも一緒にできますよ!
小学生は自分の考えをしっかり持っているため、「どうしたい?」と聞いてあげるアプローチが効果的です。自分で考えて動く力を伸ばせます。
また、学童では、異年齢の子どもたちが一緒に過ごします。そのため、お兄さん・お姉さんが小さい子の面倒を見る姿も。
「教える」「助ける」など自然な関わりから、子どもの社会性がどう育つのかなどの関わり方が学べるのも、おもしろいところです。
・子ども食堂や子どもの居場所
子ども食堂は、皆で食事することで、子どもたちの安心できる場所を作る活動です。
ボランティアによって地域の子どもたちのこと、少し大変な状況にある子どもたちのことについても知るきっかけになります。
活動時間は主に週末や夕方。料理の手伝いや配膳をしたり、子どもたちと遊んだり、役わりはさまざまです。
「いただきます!」の元気な声や子どもたちの笑顔に、疲れも吹き飛びます!
子ども食堂や子どもの居場所では、地域の人たちと一緒に活動します。そのため、自然にコミュニケーションスキルがつき、いろんな人と話せるようになれますよ。
・地域イベントや体験活動
地域の子ども向けイベントは単発もあり、気軽に参加できる初心者向けのボランティアです。
自治体や児童館が開く季節のイベントや、キャンプなどがあります。
土日祝日や長期休暇中が中心で、学校とも両立しやすいのが嬉しいですね。
夏休みの自然体験教室では、子どもたちと虫を追いかけたり、川で遊んだりすることも!
普段と違う場所で子どもたちの楽しそうな表情や、自然の中でのびのびと遊ぶ姿、初めての体験に目を輝かせる瞬間。心に残る特別な思い出になりますよ。
子どもたちだけでなく、保護者の方ともお話しする機会があるのも魅力です。
4. 保育ボランティアの探し方:単発もあり
実際に参加できる場所を探してみましょう。単発のボランティアから始めるのもおすすめです。
- 保育園のボランティア募集に電話:土日OK
- 学校・ボランティアセンターを活用
- 高校生向けNPOボランティアを活用
・保育園のボランティア募集に電話:土日OK
保育園や幼稚園に電話するのが、一番ボランティアを見つけやすい方法です。
電話するときは?
「こんにちは。〇〇高校〇年の△△と申します。将来保育士を目指しており、ボランティアをさせていただける機会はありますでしょうか?平日の午前中でしたら参加可能です」
このように伝えると好印象です。
問い合わせ時には参加可能な曜日・時間、持参するもの、服装の指定、交通費についても確認しましょう。
平日だけでなく、土日の行事ボランティアを募集している園も多いです。事前に園のホームページをチェックしておくと、話がスムーズに進みますよ。
・学校やボランティアセンターを活用
高校や大学の進路指導室は、地域の施設とのつながりがある場合が多くあります。
先生に「保育のボランティアをしてみたい」と相談してみましょう。あなたに合うボランティア先を教えてもらえます。
友達と一緒なら、初めてでも心強いですね。
地域のボランティアセンターや社会福祉協議会もおすすめです!各ホームページで、ボランティア募集情報を探してみてくださいね。
窓口で直接相談もできます。
・高校生向けNPOボランティアを活用
子ども支援のNPO団体でのボランティア経験は、就活でのアピールポイントになります。
・NPOとは?
利益を目的にせず、社会のために活動している団体のこと。
NPOボランティアとは、上記の団体でお手伝いをすることです。
NPOでの活動は、特色あるものが多いことが特徴。
たとえば「外国にルーツをもつ子どものサポート」や「障がいのある子どもの遊び支援」などがあげられます。
一般的な保育現場とは違った経験ができるため、新しい視点が得られるでしょう。
「誰かのために動く」。そんな体験ができるのがNPOボランティアの魅力なんですね。
また、NPO子ども支援ボランティアに参加することで、主体性やコミュニケーション力、社会貢献への意識が身につきます。
就活で他の人と差をつける、強いアピールになるでしょう!
インターネットで「NPO 子ども ボランティア 高校生」と検索してみてくださいね。
5.【就活のコツ】保育ボランティア経験を活かそう!
保育ボランティアを経験したら、就職活動にうまく活かしましょう。効果的にアピールするためのコツを紹介します。
- 保育ボランティアの学びを志望理由書で伝えよう
- 熱意が伝わる!書き方のポイント
- 保育ボランティア後はお礼状で好印象を
・保育ボランティアの学びを志望理由書で伝えよう
保育ボランティアで学んだことは、志望理由書であなたの大きなアピールポイントになります!
大切なのは、「どんなことがあったか(具体的エピソード)」「そこから何を感じて、どう思ったか(気づき)」です。
ただし、書き方には注意が必要です。
×「楽しかったです」
×「子どもはかわいいと思いました」
などの表面的な感想はNG。
〇〇保育園でのボランティアで、泣いている子に「悲しいね」と寄り添ってみると、泣き止んでくれました。一人ひとりの気持ちに耳を傾け、共感することの大切さを学びました。
のように具体的に書くと伝わりやすくなります。
他にも志望理由書では、以下の表現例があります。
- 「子どもの主体性を大切にする保育」
- 「発達段階に応じた関わり」
- 「安心できる環境づくり」
このように保育現場特有の言葉も適切に使うと、専門性をアピールできるでしょう。
・熱意が伝わる!書き方のポイント
志望理由書では、保育の専門性への理解を示しましょう。
「子どもが好き」の気持ちだけでは、保育に必要な知識・技術・責任感への理解が伝わらず、専門性が感じられません。
とくに、具体的な体験談を話すことがポイント。説得力が増しますよ!
志望理由書:書き方の一例
「ボランティアで5歳児の製作活動を手伝った際、保育士が『ここまでできたね!すごい!』とほめていました。
すると、さっきまで自信なさそうだった子が、すごく嬉しそうな顔になったんです」
このように、実際に見て「すごいな」と感じたことを具体的に話しましょう。
さらに「あなたの特技」や「志望する園や学校の特色」を結びつけてみると、あなたの個性がより際立ちます。
「ピアノを活かして、音楽で子どもの表現力を伸ばしてあげたい」など、あなたらしさをアピールしてみてくださいね!
・保育ボランティア後は?お礼状で好印象を
ボランティアが終わった後のお礼状は、あなたの真面目さ・誠実さを伝えるチャンスです。
「〇月〇日にボランティアでお世話になった〇〇です。
子どもたちの笑顔や先生方の温かいご指導に触れ、ますます保育士になりたい気持ちが強くなりました」
と伝えると、喜んでもらえるでしょう。