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保育の仕事が苦手と思う保育学生さんへ…あなたの良さが活きる働き方

あなたの良さ
「保育の仕事が苦手かも…」と感じている保育学生さんへ。自分に合った働き方を見つけるヒントや、無理なく続けられる保育の選択肢を紹介します。実習や授業で悩んでいるあなたも、未来の道がきっと見えてくるはずです。一緒に少しずつ探していきましょう。
index

1.保育が苦手かも…と感じる理由
2.「保育が苦手」と感じるのはどんなとき?
3.保育実習でよくある苦手ポイントとその対策
・子どもとどう接していいかわからない
・先輩や同級生と比べて落ち込む
・失敗が怖くて自信が持てない
4.「保育が苦手かも」と感じる人にこそ合う働き方
◇小規模保育園・家庭的保育
◇加配保育士
◇フリー保育士
◇企業主導型保育園
◇院内保育・事業所内保育
◇支援センター・学童保育
◇保育の知識を活かせる仕事(教材制作・事務など)
5.実習エピソード:私の「苦手」から見えてきた自分らしさ
◆ピアノが苦手。うまく弾けない
◆声かけが通じなかった。声がとおらない
◆保護者対応で緊張してしまう
6.保育が苦手と決めつけないで!自分に合った保育の形

実習や授業の中で、「保育が苦手かも…」と悩んだことはありませんか
そう感じるあなたはきっと、 子どもや保育に対して“まっすぐ向き合っている”人だと思います。
不安や苦手を感じるのは、ダメなことではありません。
自分にとって大切なことを見つけようとしているサインです。
この記事は「保育が苦手かも…」と思っているあなたに向けて、無理なく働ける保育のカタチや、いろんな職場の選択肢を紹介します
「それなら、わたしにもできそうかも」
そう思えるヒントが、きっと見つかるはずです。

1. 保育が苦手かも…と感じる理由

「保育が向いていないかも…」と感じるのは、あなたが真剣に保育と向き合っている証拠です。
決して“ダメ”なんかじゃないし、感じる力があるからこそ気づけることなのです。
不安を抱えるあなたにも、無理なく働ける道があります

2. 「保育が苦手」と感じるのはどんなとき?

「保育が苦手かも…」と思う場面は人それぞれです。
・リーダーの役割が苦手
・子どもとうまく関われない
・全力で遊べない
・保護者とのやりとりが怖い
・臨機応変に動けない
・体力的にしんどい
・得意なこと(ピアノ・絵など)がない
・行事担当など、何をすればいいかわからない
「苦手=向いていない」わけではありません
最初は誰でも不安だし、できないことがあって当然です。
少しずつできることを増やしていけば、見える景色も変わってきます。

3. 保育実習でよくある苦手ポイントとその対策

子どもとどう接していいかわからない

例えば
・どう遊べばいいのかわからない
・「〇〇先生がいい!」と言われてしまった。
・声を掛けても、反応してくれない。
はじめはみんな戸惑います。
悩むのは自然なことです。
まずは小さな関わりをもちましょう
「おはよう」「お名前教えてくれる?」そんなひと言から、関係は少しずつ築けます。
「一度、声掛けしたけど聞いてくれない…」そんなときも諦めてしまう必要はありません。
子どもたちは先生のことをとてもよく見ています。
しっかりと向き合ってくれる先生かどうか、見ているのです。
私が実習生のとき、子どもたちに声掛けしたけど反応がないことがありました
どうしようかと困っていたら、担当の先生が「子どもたちに負けないでね」と励ましてくれました。
突然やってきた実習生には信頼関係がまだないので、うまくできなくて当たり前です。
でも真剣に、子ども達を気にかける姿勢を続けることで、少しずつ子どもたちにも声掛けが伝わるようになりますよ。
諦めずに向き合って関わることで、子どもたちとの信頼関係が育まれていくことを実感した保育実習でした。

先輩や同級生と比べて落ち込む

例えば
・同級生は子どもたちに囲まれて楽しそうにしている
・先輩の声掛けには、子どもたちが素直に行動している
・同級生のピアノの伴奏で、子どもたちが楽しそうに歌っている
周りがうまくやっているように見えると、焦ってしまいますよね。
しかし、周りと比べる必要はありません
長所は人によってちがいます。
それぞれのペースがあるのです。
自分なりのやり方でゆっくりでも「自分の成長」を見つめることが大切です。

失敗が怖くて自信が持てない

例えば
・ピアノが苦手。間違ったらどうしよう…と手が震える
・子どもに嫌われたら…と不安で、声掛けがうまくできない
・設定保育の準備不足で失敗してしまい、反省だらけ
不安になるのは、それだけ保育に真剣な気持ちがあるからこそです。
失敗から学ぶことが、いちばんの成長の近道です
「次はこうしてみよう」と思える経験は、どんな授業よりも学びになります。
実習生のうちに失敗して、たくさん学べたと前向きにとらえましょう。

4. 「保育が苦手かも」と感じる人にこそ合う働き方

大人数の子どもたちを相手にバリバリ保育する姿をイメージしていませんか?
保育士の働き方や活躍の場は、とても幅広いです。
あなたのやさしさや丁寧さが活きる働き方は、ちゃんとあります。 

小規模保育園・家庭的保育

少人数でじっくり関われます。
落ち着いた環境で、子ども一人ひとりと丁寧に関われるのが魅力です。
集団保育が苦手な人にもおすすめ。

加配保育士

集団行動が苦手な子や発達に特性のある子、配慮が必要な子をサポートします。
一人の子どもに寄り添います。
目の前の子どもを大切にしたい気持ちが活かせる働き方です。

フリー保育士

クラスを持たずにいろんな保育を経験できます。
担任の先生のサポートをしたり、行事準備に入ったりと柔軟な働き方です。
「まずは少しずつ慣れたい」「いろんな年齢を見てみたい」人におすすめ

企業主導型保育園

柔軟な働き方&落ち着いた環境が魅力です。
企業が運営する園で、保育士の働きやすさを重視しているところもあります。
少人数制・異年齢保育など、ゆったりした雰囲気の園が多いのも特徴です。
「無理なく続けたい」「職場環境を重視したい」人にぴったり

院内保育・事業所内保育

職員の子どもを預かる保育室や、病院や企業の中にある保育室で働きます。
入院中の子どもたちのお世話をする院内保育もあります。
勤務時間が比較的安定していて、子どもの人数も少なめです。
「落ち着いた環境で保育がしたい」人に向いています

支援センター・学童保育

保育士資格を活かして、育児相談や遊びの場づくりなどに関わるお仕事です。
学童保育は小学校の放課後、子どもたちと関わりながら過ごします。
1日中保育をするわけではないので、自分のペースで働けます

保育の知識を活かせる仕事(教材制作・事務など)

現場が苦手でも、保育の学びは役立ちます。
子どもと関わる仕事は好きだけど、現場が不安な人にもぴったりです

子どもと遊ぶ保育士

保育士としての働き方は一つじゃない!
「苦手なことが多い=向いていない」わけではありません
“あなたに合った道”は、きっとどこかにあるはず。
無理せず、あなたらしい保育のかたちを見つけてくださいね。

5. 実習エピソード:私の「苦手」から見えてきた自分らしさ

◆ ピアノが苦手。うまく弾けない

練習してきたのに、いざ子どもたちの前に立つと手が震えて音が出ない
どうしようかと、焦れば焦るほど、うまくいきませんでした。
最初はうまくいかなくて当たり前。
練習すれば少しずつできるようになるし、ピアノがすべてじゃない。
ピアノが苦手な自分を受け入れ、子どもと音を楽しむ方法を考えました

◆ 声かけが通じなかった。声がとおらない

「お片づけしよう~!」と声をかけても、誰も動いてくれないことがありました。
子どもに伝わらないのはよくあること。
信頼関係やタイミングも大きく影響します
何度もチャレンジしていくうちに、少しずつ通じ合えるようになりました。

◆ 保護者対応で緊張してしまう

コミュニケーションの取り方もわからず苦手意識がありました
「丁寧に対応したい」気持ちがあるからこそ、緊張してしまいますよね。
自分のペースで、ゆっくりでいいんです。
一生懸命な思いは、必ずちゃんと伝わります

保育士エプロン笑顔

 

私自身、実習や現場で何度も「保育、向いてないかも…」と思っていましたが、幼稚園教諭になり、今も保育士として働いています。
今でも苦手なことはありますが、自分の性格や、ライフスタイルにあった働き方を見つけられました。
だからこそ、「苦手かも…」と感じるあなたにも、自分らしさを活かせる職場、働き方が必ずあるよと伝えたいのです。

6. 保育が苦手と決めつけないで!自分に合った保育の形

「こんな私が保育の仕事なんて…」と落ち込む日があっても、大丈夫。
その気持ちの奥には、子どもたちの力になりたい、もっと学びたい思いがあるはずです。
苦手なことがあっても、経験を重ねることで自分らしい保育のカタチが見えてきます。
完璧じゃなくていいんです。
いろんな保育の形があります。
あなたに合った道を一緒に少しずつ探していきましょう

執筆者:まこ 先生(保育教諭1)

あなたの良さが活きる働き方をみつけよう!

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