保育に使えるちょこっと雑学!今回は『 野菜 』についてのお話をいくつかご紹介します。5月は野菜の栽培を始めるのにピッタリの時期。『 野菜 』についてのちょこっと雑学を子ども達に伝えて興味関心を広げていきましょう。ぜひ参考にしてみて下さい♪
1. 5月におすすめの保育ネタ『 野菜 』についてのお話
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は月別のおすすめ保育ネタとして、
子どもに伝えたい【ちょこっと雑学】をご紹介します♪
5月におすすめのテーマは、『 野菜 』についてのお話。
5月頃は、夏に収穫できる 野菜 を栽培するのにピッタリの季節です。
野菜 についてのちょこっと雑学を保育に取り入れて、
子ども達の興味関心を広げていきましょう。
2. 『 野菜 』についてのちょこっと雑学
それでは、『 野菜 』についてのちょこっと雑学をいくつかご紹介します。
対象としては、5歳児クラスがおすすめ。
子どもへの伝え方の参考に、少しかみ砕いた表現でお伝えします。
◆切ると涙が出る 野菜 【たまねぎ】のお話
たまねぎを使って料理をしたことはありますか?
包丁でたまねぎを切ると、
急に目が痛くなって涙が止まらなくなってしまった…!
なんてことがあります。
たまねぎを切ると涙が出てしまう原因は、
たまねぎを切った時に「硫化アリル」という名前の成分が出てくるからなんです。
この「硫化アリル」は目には見えませんが、空気の中に広がって、
それが目や鼻から入ると、目が痛くなったり、涙が出たり、鼻がツーンとしたりします。
では、涙が出ないようにする方法はあるのでしょうか?
実は、いくつか方法があります!
たまねぎを冷蔵庫で1時間ほど冷やしたり、
電子レンジで20秒ほど温めてから切ってみて下さい。
きっとニコニコ笑顔でたまねぎを切ることができますよ♪
◆ 野菜 の苗を合体!?【接ぎ木】のお話
4月~5月頃は、トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなど、
夏の 野菜 を育てる時期。
この時期は、お店で夏に収穫できる 野菜 の苗が売られていて、
苗を畑やプランターに植えて、 野菜 が収穫できるまで育てていきます。
お店に売っている苗を見ていると、
時々「接ぎ木」と書かれているものがあります。
この「接ぎ木」という苗は、実は特別な苗なんです。
「接ぎ木」とは、似ている仲間の植物同士の苗をくっつけて育てる方法で、
苗の下の方(台木)と、苗の上の方(穂木)が違う種類という合体苗。
例えば、キュウリの接ぎ木苗は根っこの方がカボチャ、
スイカの接ぎ木苗は根っこの方がユウガオというウリが使われます。
なぜこんなことをするのかというと、
接ぎ木の苗は、病気になりにくかったり、
虫が付きにくかったりするという良いことがあるからです。
野菜 の苗が売っているのを見たら、接ぎ木の苗があるか探してみましょう。
◆【トマト】って実はナスの仲間!?
夏にたくさん収穫できるトマト。
トマトは「ナス科ナス属」といって、
実はナスの仲間ということを知っていますか?
赤いトマトと、濃い紫のナス、同じ夏の 野菜 ですが色は全然違いますよね。
でも、花の「形」を見るととてもよく似ているんです。
トマトとナスの苗を見つけたら、花の形をよく観察してみて下さいね。
ちなみに、トマトのおしり(ヘタと反対側)に、
白い星のような形の筋が入っていますが、
この筋がはっきりと入っているものは甘いトマトのしるしです。
3. ちょこっと雑学で子どもの「知りたい!」を盛り上げる
今回は、5月におすすめのちょこっと雑学として、
『 野菜 』についてのお話をいくつかご紹介しました。
子どもにちょこっと雑学を伝えることのメリットは、
会話が増える
好奇心・探求心を育む
学ぶ楽しさを感じる など
幼児期は、「知りたい!」という気持ちが高まる時期。
色々なことに興味関心を広げ、
「なんで?」という疑問も多く持つようになります。
この「知りたい」や「なんで?」のタイミングは好奇心や探求心が育っている時です。
子ども達が身の回りのことを楽しく学んでいけるよう、
保育の中でちょこっと雑学を取り入れていけると良いですね。
ちょこっと雑学保育ポイント
・クイズあそびの題材にする
・朝の会で「ちょこっと雑学コーナー」を作る
・『 野菜 』に関連する絵本や図鑑を置く
※おすすめ絵本については、こちらの記事も参考にしてみて下さい↓
・ 野菜 の栽培を行う
ちょこっと雑学は、保育の中で遊びに絡めて取り入れていくのがおすすめです。
雑学といっても、最初から事細かに伝える必要はなく、
子ども達が理解しやすい内容をちょこっと伝えるというところがポイント。
また、イラストや写真などを使いながら話をすることで視覚的にも伝わり、
理解しやすくなると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さいね♪
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