幼保学生のみなさんが、避けては通れないのが保育実習ですよね。また、在学中に園でアルバイトをしている学生さんが非常に多いです。子どもは大好き!!だけど、緊張してしまう、子ども達との接し方がわからない、どうしたらいいですか?という質問をよく受けます。
今回は、子ども達が寄って来る!子ども達の心に残る実習生になるポイントをお伝えします。
実習生が来たときに、現役の先生が一番気にして見ているところです。
園に着いたら、毎日「おはようございます、本日はよろしくお願いします」
元気よく、大きな声で言いましょう。職員の方にもまず元気に挨拶することで、印象もよくなりますし、クラスに明るい気持ちで入ることができます。
また、子ども達を目の前にして、どうしたらいいのかわからないときありますよね。緊張しても、とにかく笑顔でいてください。
笑顔の先生には、自然と子ども達が集まってきます。
第一印象はとても大切です。笑顔はたやさないようにしましょう。「この先生と遊びたい!」と思ってもらえるように興味を持ってもらいたいですね。
ここで気をつけることは ゆっくりとわかりやすい言葉で話すことを意識しましょう。
担当になったクラスの子ども達の年齢に沿った内容や話し方にする必要があります。それぞれの年齢にあったキャラクターや好きな食べ物のお話もオススメです。
幼児クラスでは、クイズ形式でも盛り上がりますよ。
実習や園にアルバイトに行って、子ども達から「○○先生」って名前呼ばれたら嬉しいですよね!
それと同じです。「○○ちゃん、○○くん」と声掛けすると、距離が縮まります。
似た名前があったり、忘れてしまったりするときもあると思います。
そんなときは、正直に、「ごめんね、もう一回教えて」と伝えましょう。
避けては通れないのが絵本の読み聞かせです。1回読んだだけでは、子ども達を目の前にしたら声が小さくなりがちです。
事前に何度も本番を想定し、練習をしておきましょう。
担当するクラスの年齢に合わせた絵本を選ぶこともとても大切です。
事前に担当の先生に「この絵本を読み聞かせしようと思っています。この絵本でいいでしょうか?」など聞いておくと安心ですね。
実は、これが一番大切なことかもしれません。積極的に子ども達と一緒に楽しんで遊んでください。
園の先生方からは、、「緊張して固まっているより、楽しそうにしている実習生に好感が持てる」との声をよく聞きます。
子ども達も若い先生が大好きで、楽しみにしていますよ!「○○先生、一緒に遊ぼう!」なんて言ってもらえたら最高ですよね!
今回は本当に基本的なことだけをまとめてみました。先生に怒られたり、注意されたりして、“自分には向いてないかも“と落ち込んでしまうことがあるかもしれません。ベテランの先生も最初から完璧ではありません。子どもたちへの声掛けや接し方は、経験が必要です。
わからないことは現場の先生に積極的に聞きましょう。体調管理に気をつけて、子ども達と楽しく過ごして、充実した経験になるよう応援しています。
執筆者:ほいコレサポーター中村