保育に使えるちょこっと雑学!今回は『 雪 』についてのお話をいくつかご紹介します。2月は「立春」を迎えますが、まだまだ寒い季節。『 雪 』についてのちょこっと雑学を子ども達に伝えて興味関心を広げていきましょう。ぜひ参考にしてみて下さい♪
1. 2月におすすめの保育ネタ『 雪 』についてのお話
ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回は月別のおすすめ保育ネタとして、
子どもに伝えたい【ちょこっと雑学】をご紹介します♪
2月におすすめのテーマは、『 雪 』についてのお話。
2月は暦の上では春の始まり「立春」を迎えますが、
まだまだ寒さの厳しい時期です。
雪 についてのちょこっと雑学を保育に取り入れて、
子ども達の興味関心を広げていきましょう。
2. 『 雪 』についてのちょこっと雑学
それでは、『 雪 』についてのちょこっと雑学をいくつかご紹介します。
対象としては、5歳児クラスがおすすめ。
子どもへの伝え方の参考に、少しかみ砕いた表現でお伝えします。
◆何が違う?【ゆき・みぞれ・あられ・ひょう】
♪「ゆきやこんこ あられやこんこ~」
童謡『 雪 』の歌詞にも登場する「あられ」って何か知っていますか?
空の上の方の気温がとても低くなり、
雨粒が凍った状態でそのまま落ちてくるのが「ゆき」ですが、
その他にも「みぞれ」や「あられ」「ひょう」というものもあります。
「みぞれ」は、雨と 雪 が一緒に降る状態のこと。
空の上の方では 雪 だったのが、途中で溶けて水っぽい状態になった…
という感じです。
「あられ」と「ひょう」は、氷のかたまりが降る状態のこと。
直径5mmよりも小さい氷のかたまりを「あられ」、
直径5mmよりも大きい氷のかたまりを「ひょう」といって、
粒の大きさによって呼び方が変わるんです。
あられとひょうは夏でも降ることがあり、
モクモクのにゅうどう雲や、かみなりが鳴っている時は降る可能性があります。
大きなひょうが降ってくるととても危険なので、
もしもあられやひょうが降ってきた時に外にいたら、
すぐに近くの建物の中に避難しましょう。
◆たくさんある!【 雪 の種類】のお話
空から降ってくる 雪 には、色々な種類があることを知っていますか?
実は、降る 雪 の状態によって、呼び方が変わるんです。
★粉雪(こなゆき)
「パウダースノー」とも呼ばれ、さらさらしていて粉のような細かい 雪 のこと。
積もりにくいけれど、溶けにくい 雪 です。
★牡丹雪(ぼたんゆき)
かたまりが大きく、ぼたぼたと降る 雪 のこと。
水分が多く、積もりやすいけれど、溶けやすい 雪 です。
形を作りやすいので、雪だるま作りを楽しめます。
★玉雪(たまゆき)
玉のような丸い形の 雪 のこと。
気温がそれ程低くない時期(冬の初めや終わり頃)に降ります。
★灰雪(はいゆき)
灰のようにヒラヒラと舞う 雪 のこと。
雪 の種類の中では、よくある降り方です。
★水雪(みずゆき)
水分がとても多く、ベチャっとした 雪 のこと。
みぞれとほぼ同じ状態です。
次に 雪 が降った時は、どんな 雪 の種類なのかよ~く観察してみて下さいね。
◆【日本で一番 雪 が降る】場所はどこ?
冬になると必ず 雪 が降る場所は日本にたくさんあります。
では、日本で一番 雪 が降った場所はどこだと思いますか?
答えは…『青森県』です。
青森県は、東北地方というところにあって、日本地図で見ると北海道の下になります。
今まで 雪 の観測をしてきた中で、
青森県の酸ケ湯(すかゆ)という場所は、
2006年にそれまでで一番多い量の 雪 が降りました。
他にも、北海道や山形県、新潟県なども、 雪 がたくさん降る場所。
日本は世界の中で見ても、 雪 がたくさん降る国なんだそうです。
3. ちょこっと雑学で子どもの「知りたい!」を盛り上げる
今回は、2月におすすめのちょこっと雑学として、
『 雪 』についてのお話をいくつかご紹介しました。
子どもにちょこっと雑学を伝えることのメリットは、
・会話が増える
・好奇心・探求心を育む
・学ぶ楽しさを感じる など
幼児期は、「知りたい!」という気持ちが高まる時期。
色々なことに興味関心を広げ、
「なんで?」という疑問も多く持つようになります。
この「知りたい」や「なんで?」のタイミングは好奇心や探求心が育っている時です。
子ども達が身の回りのことを楽しく学んでいけるよう、
保育の中でちょこっと雑学を取り入れていけると良いですね。
ちょこっと雑学保育ポイント
・クイズあそびの題材にする
・朝の会で「ちょこっと雑学コーナー」を作る
・『 雪 』に関連する絵本や図鑑を置く
・天気の観察をする
ちょこっと雑学は、保育の中で遊びに絡めて取り入れていくのがおすすめです。
雑学といっても、最初から事細かに伝える必要はなく、
子ども達が理解しやすい内容をちょこっと伝えるというところがポイント。
また、イラストや写真などを使いながら話をすることで視覚的にも伝わり、
理解しやすくなると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さいね♪
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