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【保育】子どもに 雑学 を伝えることの効果とは?~子どもとの会話を楽しもう  

雑学
子どもとの会話に『 雑学 』をプラス!今回は子どもに『 雑学 』を伝えることの効果と、会話を楽しむ大切さについて考えていきます。明日から子ども達との会話がもっと楽しくなるよう、 雑学 を取り入れてみませんか?ぜひ参考にしてみてください♪
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1. 保育の中で子どもと会話を楽しめていますか?

ほいコレでは、保育に役立つ情報をたくさん発信中!
今回のテーマは、子どもに『 雑学 』を伝えることの効果についてです。
ちなみに『 雑学 』とは…
学問とは直接関係ない色々な知識、情報のこと。
知らなくても困らないけれど、興味関心がくすぐられるような知識や情報のことです。
日々の保育はとても忙しく、
「次にやることは何か」「子どもの身の回りに危険はないか」などを常に考えながら保育をしている状態だと思います。
気持ちに余裕がなくなり、
子ども達とゆっくり会話を楽しむ時間が少なくなっていませんか?
子ども達との何気ない会話の中にちょっとした『 雑学 』を取り入れると、
子どもの視点で物事をどう捉えているか気付けたり、
思わぬ返事や反応が返ってきたりすることがあります。
これらは、会話を深めることで見えてくる子どもの姿です。
今回は、子どもに『 雑学 』を伝えることの効果について取り上げ、
会話を楽しむ大切さを考えていきたいと思います。
ぜひ保育の参考にしてみて下さい。

2. 子どもに 雑学 を伝えることの効果とは?

会話の中で子ども達に『 雑学 』を伝えることの効果とは、
どのようなものがあるでしょうか。

◆ 雑学 が興味関心のきっかけになる

色々な 雑学 を知ることで、
「へ~!そうなんだ!」「なんでかな?」「もっと知りたい!」というように、
子ども達が物事に対して興味関心を持つきっかけとなるでしょう。
特に4~5歳児になると、身の回りの色々なことに興味関心が高まっていきます。
知りたい意欲「探求心」や、ワクワクする気持ち「好奇心」が盛り上がり、
 雑学 をきっかけとした、子どもの主体的な活動へとつながっていくかもしれませんね。

◆子どもとの会話が広がる

 雑学 をきっかけとして、子どもとの会話が広がることもあります。
例えば、「今日は朝ごはん何食べてきたの?」という何気ない会話から、
「知ってる?【パンの耳】って、アメリカでは英語で【パンのかかと】って言うんだって…」
なんて 雑学 をちょこっと入れてみるとします。
すると、「え!?そうなの~?面白いね!」
「この間ね、パンの耳でお母さんとお料理したんだよ!」
「わたし、パンの耳って固いから嫌いなの…」
という感じで、会話が色々な方向に広がっていき、
思わぬエピソードや、子どもの気持ち、家庭での様子などが見えてくることがあるんです。
 雑学 が、会話を楽しむためのワンポイントにもなっていると思います。

◆ 雑学 から保育の活動につながる

保育者が伝えた 雑学 に子ども達が興味関心を強く持ち、
そこから保育の活動に展開していくということも。
例えば、「カマキリがカマで顔をこするような動きは、実は目を磨いている…」という虫の 雑学 から、
カマキリ探しの活動が始まり、
実際にカマキリを捕まえて目を磨いているところを観察してみる、
カマキリの絵を描いてみるなど、
色々な活動に展開していく可能性があるのです。

◆保育者も発見や学びがある

子どもに話す 雑学 のネタは、
保育者自信もネットや本、実体験などによって知識を得ると思います。
「知らなかった!そうなんだ!」という発見学びを得る機会は、
大人になるとだんだん減っていくもの。
子ども達にこの 雑学 を伝えたいな…そんな風に思えるのは、
自分も驚いたり感動したり、心が動いた証拠でもあると思います。
また、自分の中で 雑学 のネタを増やしていくことは、
保育の引き出しを増やすことにもつながりますよね。
例えば、活動の合間などちょっとしたスキマ時間に、
 雑学 の素話で子ども達を楽しませることができる先生って素敵だな~と感じます。

3. 雑学 で子どもとの会話を楽しむ!

いかがでしたか?
今回は、会話の中で子どもに『 雑学 』を伝えることの効果について取り上げました。
色々なことをスポンジのように吸収する幼児期は、
身近な大人の関わりにたくさんの刺激を受けます。
いつも知らないこと、面白いことを話してくれる先生は、
子ども達にとってとても魅力的なはず。
「もっと先生とお話したい」「もっと○○のことが知りたい」…
と、子ども達の意欲や興味関心も高まると思います。
会話を楽しむことは、保育者側も気持ちに余裕を持てていなければ、なかなか難しいかもしれません。
けれど、会話によってお互いがリラックスできたり、
笑いあってやさしい気持ちになれたりすることは、
子どもにも大人にも必要な時間だと思います。
振り返ってみると、最近気持ちに余裕がなく、
子ども達との会話が十分楽しめていなかった…という方は、
ぜひ、『 雑学 』を使って子ども達との会話を楽しんでみて下さい♪
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執筆者:たか 先生(保育教諭1)

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