0歳児保育では、赤ちゃんにミルク後の ゲップ をさせる機会があります。ですが初めてだと正しいやり方や、出なかったらどうしよう…などの不安がありますよね。そこで今回は、0歳児保育に役立つ ゲップ に関する知識をご紹介します♪ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 0歳児は、ミルクの後に ゲップ が必要?
保育士を目指している皆さんこんにちは!
突然ですが0歳児の赤ちゃんは、保育士がミルクの後に ゲップ をさせてあげるのを知っていますか?
なんとなく聞いたことがある人もいるかも知れませんね。
私は初めて0歳児保育でミルクをあげた後に、先輩保育士から「 ゲップ もさせてね〜。」と言われて戸惑った経験があります。
その時困ったこと・・・
・ ゲップ ってどうやってさせるの?
・どれくらいの ゲップ が出るの?(赤ちゃんだからすごく小さいのかな?)
・出なかったらどうしよう…。
などと不安になりました。
そこで今回は保育士を目指している皆さんに、ミルクの後の ゲップ のさせ方やポイントなどをご紹介していこうと思います。
保育士になる前に知っておけば、私のように困ることもないはず。
きっと
0歳児保育で役立つ知識なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2. 保育士になる前に知っておこう!
①なぜ ゲップ をさせるの?
まずはそもそも、なぜ ゲップ をさせる必要があるのか?一緒に確認していきましょう。
赤ちゃんは哺乳瓶でミルクを飲む時、たくさんの空気も一緒に吸い込んでしまいます。
そうすると、まだ小さい胃の中がミルクと空気でいっぱいになります。
大人も炭酸飲料を飲むと胃が苦しくなりますよね。
赤ちゃんもそのまま ゲップ が出ないと胃が苦しくなり、空気を吐く時にミルクも一緒に吐き戻してしまいます。
吐き戻し防止や、赤ちゃんが苦しくならないためにも、ミルクの後は保育士が ゲップ をさせてあげましょう。
② ゲップ のさせ方
それでは次に、どうやって ゲップをさせるのか?見ていきましょう。
今回は最もスタンダードな方法をご紹介します。
ゲップ のさせ方
1.赤ちゃんを縦抱きにします。
2.右利きであれば左腕に赤ちゃんのお尻をのせます。
(首が座っていなければ、保育士の肩に赤ちゃんの顔を横向きにのせます。首が後ろに倒れないように注意!)
3.右手で下から上へ、トントンと軽くたたくorさすっていきます。( ゲップ がでるまで)
手順としては、これだけ。慣れれば、とても簡単です♪
ですが、この方法でもなかなか ゲップ が出ないこともあります。
赤ちゃんにも個人差があり、 ゲップ が得意な子と苦手な子がいます。
でも大丈夫。
ゲップ は必ずしも絶対に出さなければいけない訳ではありません。
もちろん出せた方が安心ですが、立って遊んでいるうちに自然に出ることもあります。
また、おならやしゃっくりで吸い込んだ空気を外に出すのが好きな子もいます。私の娘の場合は、しゃっくりでした。
5分以上さすっても ゲップ が出ず、機嫌や体調が良好であれば、神経質になり過ぎる必要はありませんよ。
吐き戻さないか少し気にかけて、保育に戻りましょう。
ゲップ の大きさですが赤ちゃんと言えど大人と変わらないくらいの大きな ゲップ が出ます。なので ゲップ に気づかないということはないので、安心してくださいね。
③ ゲップ は何ヶ月の赤ちゃんまで?
最後に、 ゲップ は何ヶ月の赤ちゃんまで必要なのか?確認しておきましょう。
個人差はありますが、生後7ヵ月頃になるとハイハイなどで身体を動かすのが上手になり、 ゲップ も自分で出せるようになります。
また生後半年頃になると、離乳食が始まり保育園でミルクを飲まなくなる園児もいますね。
なので様子を見ながら、生後半年くらいまでは保育士が ゲップ を介助してあげましょう。
基本的にミルク後は ゲップ を促してあげると安心ですが、7ヵ月を過ぎていれば神経質になり過ぎる必要はありませんよ◎
3.ミルクをあげた後の時間も大切に♪
いかがでしたか?
今回は0歳児保育に役立つ、 ゲップ のさせ方やポイントをご紹介しました。
ミルクを飲んだ後は、全ての子がご機嫌とは限らないので上手にできないこともあるかもしれません。
中には飲んだ直後から「足りない〜!」と怒り出す子もいました。
ですがミルクをあげることは、お仕事で授乳のできないお母さんに代わって行う赤ちゃんとの貴重な時間です。
ミルク後の余韻も大切にして、ゆったりとした気持ちで ゲップ を促してあげられると良いですね。
そうしていくうちに、保育士との愛着関係も築けるはず。
今回の記事を参考に、0歳児とのミルク後の時間も楽しんでくださいね♪
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