夏の楽しみのひとつであるプール!とても楽しいプールですが、子ども達のケガや体調の変化には十分注意が必要です。保育園で子ども達が安全にプール遊びをするには、 準備体操 はとても大切です。今回は、看護師考案!保育園でできる 準備体操 を動画でご紹介します。
1. 保育士必見! 準備体操 はなぜ必要なの?
保育士のみなさん!夏になり、子ども達が待ちに待った「プール」が始まります。
子ども達がとても楽しみにしている分、ケガには十分注意が必要です。
プール中のケガや体調不良を予防するためには、 準備体操 がとても重要!
プールに入る前には、かならず 準備体操 をして体をほぐしておきましょう。
まずは、なぜ 準備体操 が必要なのか簡単にお伝えします。
準備体操 はなぜ必要!
・体の柔軟性を高めてケガを予防する
・心肺機能を強くする
プールの水温と気温の温度差があるので、いきなり冷たいプールに入ってしまうと体がビックリして体調不良の原因になります。
また冷たい水の刺激で、筋肉がかたまってしまうとケガや事故につながります。
子ども達が安全にプールができるように 準備体操 はしっかりとしましょうね!
2. 「動物」や「もの」になりきってみよう!
準備体操 は楽しくできて、小さな子ども達でも分かりやすい動きが良いと思います。
「動物」や「もの」になりきると、小さな子どもでも楽しく 準備体操 ができますよ。
①木になってみよう!
・足を肩幅に開いて、両手を頭の上で合わせる
・「風が吹いてきたよ!」と言って、ゆっくりと横に揺れる
・スピードを上げてもOK!
ポイント!
わき腹がしっかりと伸びるように動きましょう
②トンネルになってみよう!
・足を肩幅に開いて、前に体を倒して足首をつかむ(10秒間)
・二人一組になってトンネルをくぐってみてもOK!
ポイント!
太ももから、ふくらはぎをしっかりと伸ばしましょう
③うさぎになってジャンプ!
・頭の上に手でうさぎの耳をつくってその場でジャンプ
・距離を決めて友達同士で競争してもOK!
ポイント!
ジャンプは子どもによって得意、不得意があるので子どものペースに合わせましょう
④花火になってジャンプ!
・しゃがんで小さくなった状態から手を広げて大きくジャンプ
・「小さくなって」「花火がドーン!」と声掛けをする
ポイント!
屈伸運動になるので、しっかり膝の曲げ伸ばしをしましょう
⑤扇風機になってみよう!
・足を肩幅に開いて手をしっかりと伸ばす
・扇風機の羽のように体を回す(右回り、左回り行う)
ポイント!
上半身がしっかりと伸びるように体を回しましょう
準備体操 が終わったら、かならず深呼吸をして心を落ち着かせましょう。
むずかしそうにしている子どもには、保育士さんがサポートしてあげましょうね。
3. 準備体操 をしてプールを安全に楽しもう!
今回の動画では、看護師の私がおすすめする「動物」や「もの」になりきった 準備体操 をご紹介しました。
子ども達が好きな音楽に合わせてやってみると、 準備体操 がとても楽しいものになりますよ。
ぜひ、 準備体操 をするときには、ご紹介した動きを取り入れてみてくださいね。
今年の夏も保育園でのプールを安全にプールを楽しんでください。
少しでも保育士さんの参考になればうれしいです。