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PROFILE

保育教諭
キャリア:8年目

  • 勤務地:正雀ひかり園(摂津市)
  • アクセス: 阪急京都本線 「正雀駅」徒歩7分
  • 出身校:京都女子大学
  • お名前:まひろ先生

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今のお仕事内容を教えてください。
今年度は5歳児クラスの担任になりました。

前の園で5年経験して、この園に来て3年目に入ります。

この園で2年間3歳児クラスの担任をさせてもらったので、一昨年3歳児クラスで受け持った園児も今のクラスの中にいて、
子どもの成長のすごさを日々実感します。

例えば、ゲームひとつするにしてもクラスとしてのルールを自分たちで話し合って決められるようになったり、
自分の気持ちだけではなく、お友達の気持ちも考えながら話ができるようになったりと、
すごいな。と感動する場面も多くあります。

行事などを前に急に「さあ!これをやるよ!」と言っても難しいことも、
見通しをもって日々の保育の中に少しずつ取り入れていくとスムーズに行事の練習に入れたりするので、
どんなことも日々の積み重ねが大切だなと改めて感じています。

5歳児は大きな行事や大変なことも多いと思いますが、ドキドキもありながらとても楽しみです。
今の園を選んだ理由を教えてください。
【やらせる】ではなく【やってみたい】と子どもたちに思わせるようなアプローチをする保育に魅力を感じました。

どうしても、きれいに揃うようにとか、みんな一緒に。と思ってしまって、子どもたちに【やらせる】保育をしてしまいがちですが、
この園は違います。

例えば、塗り絵をする時、線をはみ出しても、イチゴが赤ではなくても、まずは子どもが塗り絵をすることが楽しいと思えるには
どうアプローチするのがよいのかを考えます。

難しいですが、その考え方が私はとても好きで、この園を選んでよかったなと思います。
園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
★園の魅力★
職員同士や、園全体の雰囲気が暖かく、ピリピリしていないところが魅力です。
いろいろな先生の考えを否定せず、相談もしやすい雰囲気がとてもいいと思います。


★仕事の魅力★
楽しい時は楽しい!悩む時は一緒に本気で悩む。あぶないことをした時は本気で怒ります。
こども達と、すべての感情を全力で共有できる仕事であることが魅力です。
こんな仕事、なかなかないですよね?
このくらいでいいか。と手を抜くと、こども達にすぐに伝わります。

子どもに振り回されることもありますが、人間らしく感情を前面に出せるこの仕事が大好きです。
仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えてください。
「保育職=子どもと関わる」というイメージでしたが、実際は子どもだけでなく、
保護者の方や、市の支援の先生、地域の方々など、幅広い方と関わることが大変でもあり、魅力です。

また、おたよりを書いたり日誌を書いたりする事務的な仕事から、制作などの仕事、
かと思えば歌ったり踊ったりと仕事の幅広さも、他の仕事にはない大変さですが、これも
この仕事の楽しさだと私は思っています。

就活中の学生へメッセージをお願いします。
私は、まず保育職に就くかどうかも、学生時代悩んでいました。
なので、保育職に関わらず企業や他の業種の就職活動もしました。

カリキュラムの関係で4年生で初めて幼稚園の実習に行き、もっとこの仕事の奥深さを知りたい。と思い、
保育職に絞ることができました。

将来のことを悩んでいる人もたくさんいると思います。
そんな時は、就職活動でも、ちょっと興味のあることでも、1回飛び込んでみることをお勧めします。
それを続けられなくてやめてもいいと思います。
怖がらずに、どんどんチャレンジしてください!
出勤から退勤まで、一日の仕事内容を教えてください。
早番や遅番などシフトによっても変わりますが、一番メインのシフトとなる9時~18時のシフトを例にすると、

出勤するとすでに園児が来ているので、クラスに入り園児を迎えます。
午前の保育活動を行い、給食を食べて、園児たちは午睡に入ります。

午睡の見守りはフリーの先生が担当してくださるので、担任はその間に打ち合わせや、連絡ノートへのお返事など事務仕事をします。
その後休憩をとって、午後の保育活動に入ります。

16時頃お帰りの会をして、お迎えを待ちます。
17時から、学年ごとの合同保育に入り、18時の退勤時間を迎えます。

基本、残業はありません。
持ち帰り仕事も少しはありますが、他の園に比べるととても少ないと思います。
土曜出勤の時に事務仕事をしたり、制作物を作るなどの作業をしたりします。