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PROFILE

保育士
キャリア:3年目

  • 勤務地:風の子ベビーホーム(大阪市東淀川区)
  • アクセス: 阪急京都本線 「上新庄駅」徒歩4分
  • 出身校:大阪成蹊短期大学
  • お名前:M先生

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今のお仕事内容を教えてください。
0.1歳児クラスの担任をしています。
0歳児さんは、個々の発育のペースに合わせ、授乳やオムツ交換をします。
お昼寝もそれぞれのペースに合わせています。
また保育士による語りかけや、バギーなどで外に出るときもあります。

1歳児さんは、日中は園庭遊びやお散歩などをします。
個々のペースに合わせてオムツ交換をします。
低月齢児さんは昼食の際、保育士の援助が必要ですが、徐々に一人で食べられることができるようになってきます。

午睡は1人で眠れる子もいれば、保育士がお布団の近くに寄り添い、背中を優しくたたいたりし、寝かせる子もいます。
午睡から起きると午後のおやつを食べ、順次降園します。               
今の園を選んだ理由を教えてください。
選んだ理由は2つあります。
それは「自由保育を行っていること」と「子どもの主体性に応じて、寄り添うことを大切にしていること」です。

「自由保育」は、その日の主活動を保育者の意思で決めて行うのではなく、子どもが「今日はこれをしたい」など気持ちや選択したことを大切に、活動として取り入れています。
保育士は、子どもが自由な発想で遊びを展開することができるよう、環境設定を行います。
子どもが興味を持つものや遊びはそれぞれ違うため、子どもが自分のペースで工夫しながら遊ぶことに重点を置いて、子どもを見守ることが大切だと感じています。

「子どもの主体性に応じて、寄り添うことを大切にしていること」も、保育の中で受け止める場所があることや、同じ目線になって一緒に取り組んでいくことが安心感や自信となり、更に成長できると考えたため選択しました。
園の魅力・仕事の魅力を教えてください。
「縦割り保育をしていること」が魅力です。
縦割り保育では、自然に年上の子が年下の子の面倒をみるようになり、そのようななかで年上の子は次のようなことを学び身につけています。

・年上としての自覚が芽生え、自尊心・責任感が育つ。
・年下の子を配慮し労わることで、思いやりの心が育つ。
・年下の子を見守り、お世話することで忍耐力がつく。
・年下の子に教えることで自分に自信を持つようになる。

など、異年齢の子ども同士で過ごすからこそできる学びや経験が貴重と感じたので、魅力だと思いました。

仕事の魅力は、子どもの成長を間近で見られるところだと思います。
ハイハイしていた子が歩けるようになったり、言葉が少しずつ話せるようになったりとできることが増えていく姿を見るたびに、嬉しい気持ちになります。
はじめて「○○先生」と名前を呼ばれた時は、感動しました。
仕事の大変さ、これまでの苦労や実際に仕事に就いて感じたギャップを教えてください。
大変だと感じたことは「子どもの感情を理解すること」です。
乳児さんはまだお話ができないため、泣き声や表情で理解することを難しく感じました。
子どもの発達には個人差があるので、理解してくれる子としてくれない子の差に悩むこともあります。
子ども一人ひとりに合った援助をすることが大切だと学びました。

また、私は喧嘩の仲裁が難しいなと感じています。
乳児さんは言葉を話すのがまだまだ難しい部分があり、間に入ろうとしても、何が原因で喧嘩になっているのか、子どもたちもはっきりと伝えることができないので、しっかりと聞き取って解決に持っていくことが難しいと感じます。
プライベートはどうやって過ごしていますか?
私はカフェ巡りやショッピングが好きなので、友人と一緒にたくさんのカフェ巡りをしたりショッピングします。
また、旅行も好きなので、連休などがあれば大阪から出たり、海外旅行にも行きリフレッシュします。
体調がすぐれない日は、たくさん睡眠を取ったり、お家でドラマを見たりとゆったりと過ごします。
実習中の思い出を教えてください。
幼稚園実習で3歳時の男の子と出会いました。
その子は、すごく恥ずかしがり屋さんで、初めて会う人の前では体に力が入りカチカチになり動けなくなったり、話ができなくなるそうです。
私も喋りかけてみましたが、返事は返ってきませんでした。

ある日、部屋の隅でおしっこを漏らしてしまい立っていました。
その子はずっと私の方を見て「おしっこがでたこと」を伝えてくれていました。
「おしっこでたね」と言葉をかけると「うん」と頷いてくれました。
次の日からは、自分から私の所に近寄ってきてくれ「遊ぼう」と伝えてくれたり、笑顔をたくさん見せてくれるようになり、少しずつ心を開いてくれたことが嬉しかったことを覚えています。
実習生が来た時にどのようなところを見ていますか?
私は2年目なので、まだ実習生をじっくりと見させていただく機会がありませんが、実習生が入られてる際は、保育士や子どもたちへの挨拶、元気の良さ、笑顔や姿勢を基本として着目するようにしています。

また、子どもたちとどう関わっているかや、喧嘩の仲裁の仕方も見させていただいて、実習生の近くで喧嘩が起きた時にすぐに保育士が声をかけるのではなく、実習生がどのような声を掛けているのか、お互いの話をしっかりと聞いて、子どもたちが納得したうえで再び遊んでいるのかを見守るように心がけています。
就活中の学生へメッセージをお願いします。
保育士という仕事は楽しいことだけでなく、悩むこともありますが、そんな時に相談に乗ってくれ、「大丈夫だよ」と背中を押してくれる先輩がたくさんいます。
色々な園に見学に行き、自分が働きたいと思える園を見つけてください。ぜひ見学に来てみてください!
学生時代にどのように就職活動をしていましたか?
就職部に行き「どの付近で働きたいのか」「保育園か幼稚園どちらにするのか」を相談しました。
就職部の先生におすすめされた園の中に気なった園があれば園見学に行きました。たくさんの園見学に行きました。
面接日が決まると、就職部の先生や友だちと面接練習をたくさんしました。
仕事で困ったり悩んだ時は誰に相談しますか?
同じクラスの担任の先生に相談するようにしています。
「あの時はどのように子どもと関わったらいいのか」や「どのような言葉がけが必要だったのか」困ったことがあれば先輩保育士に相談し、アドバイスをもらいます。
そのアドバイスをもとに、次の機会に活かしています。