信頼される保護者対応のコツ!愛される保育士になるため覚えておきたい大事な話

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2023.9.29

信頼される保護者対応のコツ!愛される保育士になるため覚えておきたい大事な話

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施設での仕事をスムーズに行うためには、子どもの対応だけでなく保護者の対応も大切ですよね。

顔を合わせる時間が限られているからこそ、すれ違いが起きると尾を引きやすいのが保護者対応の怖いところです。

信頼を獲得するためには、これからご紹介する内容を意識した保護者対応を心がけましょう。

古いお付き合いでも敬語を欠かさず

保護者さんの中には、兄弟や姉妹が同じ保育園など、何年もの付き合いになる人もいるでしょう。

そうした保護者さんには、顔馴染みならではの安心感も覚えやすくなります。

ただし、いくら古いお付き合いであっても「保育士」と「保護者」であることは忘れてはいけません。

もちろん、時にはラフに接することも好感を持たれることもあるでしょう。

しかし基本は敬語で、相手を敬っていることを意識しながら接することを忘れないようにしてください。

保育の専門用語は使わない

保育士さんは、保育士同士の会話ではつい保育用語を使いやすくなるのではないでしょうか。

例えば「午睡」や「戸外遊び」といった用語です。

大人同士のやり取りであれば、イメージできる言葉であることから、つい使ってしまいやすいですよね。

しかし、保護者さんとやり取りをする上ではできるだけ一般的な言葉を使うように心がけましょう。

「午睡」や「戸外遊び」も、突然伝えられるとうまく理解できないこともめずらしくありません。


「お昼寝」や「お外遊び」といった言葉を使った方が、わかりやすくなります。

誤解を生みにくくなり、会話をスムーズに進められるでしょう。
 

若者言葉は使わない

若い保育士の場合には特に、友達とのあいだで使っているような若い言葉を職場で使ってしまうこともあるでしょう。

しかし、保護者対応をするときにはなるべく使わないようにしましょう。

くりかえしになりますが、相手は友人ではなく「保育士」と「保護者」です。

大人同士のきちんとした対応を心がけましょう。

特に「マジ」や「やばい」といった表現は、あまり印象がよくありません。

年上の保護者さんなら特に、ほかの対応がしっかりできていても「態度が悪い」ととらえられてしまいます。

丁寧な言葉遣いをするだけで、印象がぐっと良くなりますよ。

否定せず、まずは共感する

保護者さんと話す中で、ときには「ちょっと違うかも」「勘違いしているな」と感じることもあるでしょう。

そのようなときに「でも」「ですから」「そのようなことはないです」といった言葉は使わないようにしてください。

こうした言い訳ともとられてしまう言葉はNGワードです。
  
保護者さんに限らず、人は否定されると感情的になってしまうものです。
 
まずは、真摯な姿勢で最後まで話を聞くことを意識しましょう。

途中で話を遮るような姿勢は、特に問題になりやすいので気をつけてください。

もちろん、誤解があるときには訂正しなければいけません。

そのときには、配慮ある言葉を選ぶことを意識しましょう。

一方的な物言いは、相手に不信感を与えてしまう可能性がありますのであくまで謙虚な姿勢を心がけてください。
  

分からないときは一旦持ち帰る

保護者さんからの問い合わせや確認された話の中に、わからないことやすぐに解決できないこともあるかもしれません。

そのとき、その場しのぎの対応をしないことも重要です。

わからないことは、正直に「申し訳ありません、今すぐに回答できません」とお伝えしましょう。

解決しなければいけないことは先輩保育士とも共有し、知恵を借りながら解決を目指しましょう。

「自分の問題だから、ほかの人を巻き込んでしまうのは申し訳ない」と感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし実際のところ、第三者が入ることでかえって落ち着いて対応できることもあるでしょう。

素直に人を頼った方が事態が好転することもあるので一人で抱え込まず、正直に話して周りの協力を得ながら解決を目指しましょう。

いつでも笑顔で挨拶

やはり笑顔は、愛される先生の共通点です。

人見知りな人や、上手な対応ができないと自分で感じている人でも、笑顔が素敵な保育士ならそれだけでもある程度印象が良くなるでしょう。

反対に、どれほど丁寧な対応をしていても、いつも真顔や無表情、怒っているように感じられる保育士は、印象が悪くなってしまいます。


「おはようございます」「おかえりなさい」といった毎日の声掛けは、笑顔とセットにすることを心がけましょう。

子どもにも、保護者さんにもニコニコと対応している保育士は、誰からも声をかけやすく愛されるでしょう。
 

自分のキャラを把握し対応

「笑顔での対応」や「丁寧な言葉遣い」など保育士として目指したい理想の姿はありますが、全員が同じように対応できるわけではありませんよね。

当然ながら、人にはそれぞれに向き、不向きがあります。

自分がどうしても苦手なことについては、うまく対応できるよう工夫することが大切です。

例えば「人と向き合って直接話をするのは、緊張してしまって苦手」という人もいるでしょう。

その際は、保護者さんと落ち着いて対話できるようメモを用意したり、文章で思いを伝えてみましょう。

反対に「文章を書くのが苦手」という人であれば、なるべく時間を作って保護者さんと向き合い、言葉で思いを伝えてもOKです。

自分の良いところを把握し、長所を最大限に活かすと無理なくスムーズに対応でき愛されやすいですよ。

まとめ

多くの保護者さんともやり取りをする保育士は、毎日の対応の中で「どうすればいい?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。

保護者さんにとって保育士は大事な子どもを預けている相手ですから、少しでも不信感があるとうまくいかなくなってしまいます。

笑顔や言葉遣いなどは保育の現場だけでなくさまざまな人間関係で大切なポイントですので、日々意識しながら業務にあたりましょう。

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