認定こども園とは?幼稚園・保育園との違いと認定こども園で働くメリット!

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2024.2.20

認定こども園とは?幼稚園・保育園との違いと認定こども園で働くメリット!

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保育士が活躍できる施設というと「保育園」をイメージする人も多いと思いますが、近年増えている「認定こども園」も大切な活躍の場となります。

そこで改めて「認定こども園」について、どのような施設なのか解説していきましょう。

自分らしく働ける場所を探している保育士さんは、参考にしてみてくださいね。

認定こども園とは?

認定こども園とは、保育園や幼稚園のような保育施設のことです。

2006年に制定され、幼稚園と保育園、どちらの魅力も持った保育施設として展開されています。

保育施設のように0歳児から受け入れながら、幼稚園のような教育の側面も持ち合わせているのが魅力です。

認定こども園には、いくつかのタイプがあります。

幼稚園らしい側面が強い施設は「幼稚園型」、保育園らしい側面が強い施設は「保育所型」として展開されています。

そして、両方の機能を合わせ持っている認定こども園を「幼保連携型」と呼びます。

さらにそのほかに、幼稚園としても保育所としても認可のない地域の施設は「地方裁量型」とされています。

認定こども園と幼稚園、保育園の違いとは?

それでは具体的に、認定こども園と幼稚園、保育園はどのように違うのでしょうか。

認定こども園は、「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律」に基づいて運営されています。

それに対し幼稚園は「文部科学省の管轄の、学校教育法に基づく学校」、保育園は「厚生労働省の管轄の、児童福祉法に基づく児童福祉施設」です。

このようにそれぞれ、管轄や基づく法律が異なる点は、きちんと理解しておきましょう。

また、子どもを預かる1日の時間は認定こども園なら4時間〜11時間と非常に幅広く設定されています。

それに対し、幼稚園では教育の時間が4時間と定められています。

教育のほかに預かり保育などを行なっている幼稚園であれば、もっと長い時間子どもを預かっている場合もあります。

そして保育園は、子どもを預かる時間は原則として8時間が目安となります。

ただし施設によっては夜間保育として、その他の時間にも子どもを受け入れている場合もあります。

保育士が認定こども園で働くためには?

保育士が認定こども園で働く場合、認定こども園がどのようなタイプかによって必要な資格が変わってきます。


「幼保連携型」の認定こども園であれば、前述のように幼稚園と保育園両方の側面があることから、保育士と幼稚園教諭免許、どちらも必要になります。

しかし、幼稚園の側面がない認定こども園であれば、保育士免許さえあれば問題ありません。

施設によってどのようなタイプなのか、そしてどのような求人が求められているのは異なりますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

また、場合によっては幼稚園教諭としての資格があればそれだけで良いということもあります。

こちらも、よく調べておきましょう。

また、どちらかの資格しか保有していない場合には特例措置が用意されるケースもあります。

認定こども園で働くメリットとは?

保育士が認定こども園で働くメリットはさまざまあります。

例えば本来なら「幼稚園」「保育園」といったそれぞれの施設でしか経験できないことや、学べない内容を身につけることができます。

例えば、施設によっては未満児の保育と幼児教育の両方を経験できることもあるでしょう。

より多くの経験を重ねたいと考えている人にとって、認定こども園は理想的な環境と言えます。

色々な年齢や立場、家庭環境の子どもと触れ合うことができ、業務の幅も広がって多くの経験ができるでしょう。

子どもの生活指導や情緒のサポートなどはもちろん、さまざまなイベントを通じて幅広い経験が叶います。

認定こども園におけるそうした経験は、その施設で働き続ける上での大事な財産になるだけでなく、転職を考えたときにも大きなメリットになります。

たくさんの経験ができる認定こども園での勤務経験は「多彩な経験をしている保育士」として重宝されます。

保育士の人材不足や、それに伴う待機児童問題は、改善傾向にあるとはいえまだまだクリアしたとは言い難い状況です。

認定こども園以外にも、多くの保育施設が即戦力となる保育士を探しています。

認定こども園での勤務があり、さまざまな経験を積んでいる保育士なら、転職を考えたときに有利に働くでしょう。

まとめ

認定こども園とは、幼稚園と保育園の両方の機能を持ち合わせた保育施設のことです。

認定こども園の中にもいくつかのタイプがあり、幼稚園タイプや保育園タイプなど、それぞれに特徴が異なります。

保育士としての豊富な経験は、その後の転職などにも役立ってきますので、現在の働き方に納得がいっていないときには検討してみてはいかがでしょうか。

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