あやこ先生:派遣の先生インタビュー

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2024.1.12

あやこ先生:派遣の先生インタビュー

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あやこ先生

派遣保育士歴:12年目
滋賀県大津市 認可保育園勤務

#派遣保育士歴12年目
#緊張しいのテンパリスト
#20歳まで保育士になると思っていなかった

今の働き方は?

派遣保育士になって今年度で12年目。昨年結婚して、家事と仕事のバランスが少しずつ取れてきたところです。

滋賀県大津市の保育園で月~金、8:30~17:30で勤務中。担当は1歳児です。

保育士になるきっかけは?


私、実は20歳まで、自分が保育の道に進むなんて全く想像していなかったんです。

高校卒業後に地元島根県のスーパーに就職して、二年働きました。

社会にでて働くなかで、将来への漠然とした不安や、当時実家にいたので自立したい!という思いが少しずつ膨らんで、いろいろ考えた結果、寮のある大学に進学し2年間勉強して保育士資格を取得しました。

保育士資格取得後も、悩む日々…


社会人から再び学生に戻って、同窓生たちの保育に対する熱量に圧倒されながらも無事に大学を卒業しました。

その後、乳児施設と京都の公立保育園で勤務しました。

でも、環境が自分に合わなかったり、公立園では契約上長く働くことが難しかったりなかなか自分が働く場所を確立できずで。

工場での単発派遣の仕事をしてみたり、他の業種の方がいいのかな~と考えたりこの時期は結構悩みましたね…

派遣保育士に出会った経緯は?


悶々とした毎日を過ごすなかで、ハローワークにいったときにたまたま家の近くの保育士求人を目にしました。

その求人がベルサンテさん経由で掲載されていたものだったので、登録センターで直接話を伺うことに。

すごく丁寧にヒアリングしてくだったことをよく覚えています。

私は、求人に出ていた園が家から近いという点だけで、なんとなく良いなと思っていたのですが、これまでの経験や考えを聞いてもらって、「それでしたら、家から少し距離はありますが、あやこ先生にはこちらの環境がおすすめですよ。」と別の求人をご提案いただきました。

その園はその後、合計7年もお世話になってすごく思い入れのある園になりました。

改めて当時、自分に合う環境を提案いただいてよかったなと思います。

「場所は違っても、いつも応援しているよ」


この10年近くで、7園経験させていただきました。

色んな園のやり方と先生に出会ったのですが、一つ嬉しい思い出があって。

ある園で一度契約期間満了となったのですが、2年後にご縁があって、再度その保育園に派遣されることになったんです。

復帰初日、当時ご一緒していた先生が「あやこ先生、おかえり~!」と喜びながら迎え入れてくださったことがすっごく嬉しかったです。

ニッコリとした笑顔で言ってくださった「おかえり~!」にはウルっときちゃいましたね。

あとはある園長先生から契約期間満了で園を離れるときに言われた言葉も記憶に残っています。

「場所は違っても、子どもを育てることは何処にいても一緒。保育士の同僚としていつも応援しているよ!」

派遣保育士なので、通常はずっと一つの場所で働き続けることは難しいですけどこの園長先生の言葉に助けられて、どこの園でも自分ができることをするだけ!と思ってお仕事を続けてこられました。

12年で身につけたものは「いいとこ吸収力」


具体的に自分の身になったな!と感じることは“手遊び歌のレパートリー”が増えたこと。

手遊び歌は特に園の個性が出ますよね。

去年勤務していた園で、1歳児さんに「団子団子くっついた~♪」の手遊び歌を歌ったんです。

その園ではやったことがない手遊び歌だったらしく、子どもたちがすごく喜んでくれました。

ある女の子は私の顔をみるなり「だんごだんごやって~♪“くっついた”しよ~!」と言ってくれました。

ペアの先生も「あやこ先生、昔の歌よく知ってるね~」とお褒めの言葉ももらえて嬉しかったです。

他には、各園や各先生の良いところを吸収しようとする意識は身についたかなと思います。

クラスや派遣先によっては、正直保育観が合わない先生と一緒にお仕事する機会もあって時々悩むことも。

でも、悪いところばっかりに目を向けるのではなくて、良いところに目を向ける姿勢の大切さに気付かせてもらったなと思います。

「やっぱり、保育っていい」思う瞬間は?


“子どもが私に関心をもってくれること”が一番嬉しくて、この仕事をやっていてよかった!と思える瞬間です。

「あやこ先生~!」と名前を憶えて呼んでくれたこと、お手紙をくれたこと、「先生が好きな○○見つけたよ!」と以前話した内容を覚えてくれていたこと。

こちらからではなく、子どもから働きかけてくれることが喜びですね。

これは、毎日の関わりを通して子どもと信頼関係が築けた結果な気がしています。

保育士として認められた感じがしてやりがいを感じますね。

自分の働く場所を確立できたきっかけは?


ベルサンテさんの派遣保育士として働けたことは大きなきっかけとなりました。

私は自分のことを「緊張しいのテンパリスト」だと思っています(笑)。

履歴書を書いて、自分で園に訪問して、条件面を交渉しアピールしてっていうことが当時の私にとっては自信がなくてプレッシャーでした。

今もですけどね(笑)。

それらをベルサンテさんがサポートしてくださって、派遣後も担当者さんが定期的に園にも来てくださったりフォロー体制がしっかりしていて安心です。

以前も一緒に働く先生が、「そういえば、ベルサンテのnomaさん最近元気にしてるの~?」と仰っていましたよ。

現担当者のyoshimuraさんはもちろんですけど、前に担当してくれていたnomaさんのことも先生方はよく覚えていらっしゃいますよ。

園長先生だけではなく、現場の先生もベルサンテの社員さんのことを知っている点で、やっぱり園さんとの関係性がすごいな~と思いました。

安心感のある会社で働けて、色んな人たちに支えてもらいながら自分に合う働き方を見つけることができて、私はホントに恵まれているなと思います。

今後のキャリアにてついては?


ここまでの約10年間を振り返ると、ベルサンテさんにレールを敷いてもらってその上で自分なりに頑張ってきたこの働き方がすごく私らしいなと思っています。

結婚して家族ができたので、これから何があるか分かりません。例えば、新しい家族が増えたり夫の転勤があったり、今の園も契約満了のタイミングが来たり。

生活環境が変わっても、いつでもお仕事について相談できる場所があるのは本当にありがたいな~と身をもって実感しているので、これからのキャリアもベルサンテさんにおまかせします(笑)。

保育のお話で言うと、私はピアノが上手!とか文章が得意!とか、保護者対応が的確!とか周りよりも優れたスキルがあると思っていません。

でも、周りの支えがありながらも今まで保育現場で頑張ってこられました。

こんな自分にも保育現場で、何かできることがあると思っているので、今以上にもっと周りの先生から「あやこ先生がいるから助かった!」と言ってもらえるように今後もちょっとずつレベルアップしていきたいなと思っています。

大切にしている言葉は?


「丁寧」「思いやり」「相手のことを考える」

【 編集後記 from interviewer nomaより 】

いつも謙虚で素直なあやこ先生。過去に一度だけ寝坊で遅刻してしまったことがありましたよね。

その時も何の言い訳もせず「すみません!寝坊しました!○○分につきます!」と素直に報告くださったことが印象に残っています。

ご自身の性格をしっかり理解されているからこそ、素直に行動することの大切さを体現されていらっしゃるのだなと改めて感じました。

そしてそんな素直さと謙虚さがあやこ先生のキャラクターとして浸透していますよね。どの園でもあやこ先生は愛されているな~と園長先生や現場の職員さんとお話するなかでいつも感じています。

これからもそのままの自然なあやこ先生でいてくださいね。

あやこ先生が仰ったようにこれから先何があるか分かりません。でもあやこ先生の素直さを謙虚さがあればきっと大丈夫!

魅力ある先生とこうして長くお仕事できることを私も嬉しく感じています。

この有難みを忘れずこれからもあやこ先生のキャリアを支えますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

from interviewer noma

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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 : 黒田彩加

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