あやの先生:派遣の先生インタビュー

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2024.1.26

あやの先生:派遣の先生インタビュー

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あやの先生

派遣保育士歴:3年目
愛知県名古屋市 2つの保育園でWワーク

#社会人経験を経て保育の道へ
#もっと早く保育の道に進めばよかった
#保育は癒しを感じる希少な仕事

今の働き方は?

高校を卒業後、アパレル販売、エステサロン、歯科助手など色んな仕事を経験した後、今は保育現場で働いています。

今は保育士資格を持っていないので、保育補助としての勤務です。

もうすぐ産休に入るので、資格取得のお勉強はお休みしていますが、出産、子育てが落ち着いたら再開する予定です。

無資格でも希望する勤務時間を確保するために、二つの保育園で働かせてもらっているんです。

ひとつ目の園は8時〜15時で勤務。0歳児クラス担当です。

その後二つ目の園で16時〜18時までの勤務。そこでは4歳児さんや延長保育の子どもたちを担当しています。

社会人の経験を積んでから保育の道に


保育業界に入るまで色んな仕事をしてきましたが、どこにも共通して「子ども」の存在がありました。

高校卒業後に4年働いたアパレル店はお子さま連れのお客さまが来ることも多くて、お会計をしていると子どもがニコッと笑ってくれたり、バイバイをしてくれたり。

歯科助手をしていた時も、私の名前を覚えてくれて話しかけてくれる子どもがいたり。

子どもの笑顔を見るたびにポッと癒されていたんです。

そのうちに「この癒しを仕事にできればもっと楽しいんじゃないか」と思うようになって、保育業界に興味を持つようになりました。

無資格・未経験。保育補助からスタート


保育業界で働きたい!と思ったものの、資格もツテもないし、どうやって仕事を探せばいいのか最初は全くわかりませんでした。

ネットで色々とリサーチしていたときに、「保育補助」という働き方があると知りました。

“これだったら今の私にもできる!”“将来資格をとった時にも経験として役立ちそう!”と思ったんですよね。

そこから「保育補助 求人」で調べたところベルサンテさんに辿りつきました。

保育業界で働くのは初めてで自信のなかった私にとって、ライフスタイルに合わせて働き方を選べたり、色んな園で経験を積めたり、会社の方がサポートに入ってくださる派遣のほうが、直接雇用として働くよりも自分に合っているなと思ったのもベルサンテさんを選んだ理由です。

ベルサンテの第一印象は?


ベルサンテさんに初めてお話を伺ったとき、何もわからず緊張していた私に、担当のkouchiさんが丁寧に一つひとつ教えてくださって。

話しやすい人で良かった〜と思った記憶が今でも残っています。

園のことや保育現場で働く心がまえを事前に教えてもらったり園さん側にも私の思いや希望、経歴をしっかり伝えてもらっていたので、安心して勤務がスタートできたのはとっても助かりましたね。

私の中で保育の進路に迷ったら「kouchiさんに連絡!」っていうくらい頼りにさせていただいています。

「保育職を選んで失敗だったと思ったことは一度もありません」


念願だった保育現場で初めて働いてみて、“これは想像以上に大変だな”と痛感しました。

たとえば、お昼寝の時間に寝てくれなかったり、お給食の時間に食べてくれなかったり。

子どもだから当たり前なんですけど、働き始めたばかりのころは「こんなに思い通りにならないんだ…」と悩んだこともありました。

当時は0歳児クラスを担当していたのですが、子育ての経験がない私はおむつ替えの仕方もミルクの作り方もわからず、周りの先生が教えてくださったことをとにかくマネをして覚えていきました。

大変なことはたくさんあったけど、保育業界を選んで失敗だったと思ったことは一度もありません。

好きな気持ちが今もずっと変わらないのは、未経験の私に丁寧に指導してくれた先生方のおかげだと感謝しています。

出会う先生が2倍だから学べることも多い


今、二つの園を掛け持ちでお仕事させていただいています。

それぞれの園の保育方針や内容も違いますし、先生方のキャラクターも異なります。

色んな保育に触れたり、出会う先生が多いほど、保育経験の少ない私にとってはどれもすごく新鮮で勉強になっているんですよね。

この間、ある先生から「窓際に座ってね」ではなく、「窓の方に座ってね」と言ったほうが子どもには伝わりやすいよ!と教えていただきました。

アパレルで接客業をしていたときも丁寧な言葉遣いは心がけていたんですけど、保育現場においてはそれだけではダメなんだと、保育の奥深さを日々感じています。

そういった意味でも、園を掛け持ちすることで学べるチャンスを多く得られているのはありがたいことですね。

「保育って、いいな」と思う瞬間は?


子どもたちの成長を目の前で見られるたびに「あ〜保育っていいな〜」って思います。

今担当している0歳の女の子が、入園当初からず〜っと泣いていて、ママ以外は無理〜っていう状態が続いていたんです。

でもちょっとずつちょっとずつ慣れてきてくれて、私が抱っこしても泣く頻度が減って…全く泣かなくなって…ちょっと微笑んでくれて…今では大きな口を開けて笑ってくれるようになって…

初めはあんなに泣いていた子がこんなに笑ってくれるようになるんだ!って嬉しくなります。

こんな素敵な成長の過程を見ていると、もっと早く保育の仕事に就けていたらよかったな〜と思っちゃいますね。

リフレッシュは宝塚!


いつだったか急に宝塚の舞台を見にいきたい!と思ってすぐチケットをとって見に行ったんですけど、感動してそこから宝塚歌劇団に、はまっちゃいましたね。

今は退団されたんですけど明日海りおさんの大ファン!

ファンクラブにも入っていて、ライブも見に行っています。

保育はチームワークが大事なお仕事ですよね。

自分の負の感情を表に出さないためにも、プライベートでうまくリフレッシュできるように楽しみを見つけています。

同世代で宝塚ファンが少ないので、推し活仲間を見つけたいですね(笑)。

“丁寧な心配り”を心掛ける


保育職に就く以前から何気なく心がけていることなんですけど、周囲のちょっとした変化に気づいて、積極的に話しかけることを大切にしています。

職場のいい雰囲気づくりにもつながりますし、コミュニケーションのきっかけにもなると思います。

今日も、肩に上着をかけて少しうつむいていた先生がいたので「大丈夫ですか?今日ちょっと寒いですよね〜」と声をかけたら、やっぱり体調が悪かったみたいで。

周囲の変化をキャッチできるのは、アパレルでの販売経験が活きているのかもしれません。

ちょっとした違和感というか、「あれ、どうしたんだろう?」と思うと放っておけなくて。

そのおかげなのか、新人の先生からお悩み相談を受けることもたまにあります。

心を開いてくれた気がして「私なんかに聞いてくれたの?」って嬉しくなっちゃいます。

そういった気遣いなら私にもできることがあると思うので、他の先生の力になれるように今後も意識していきたいマイルールですね。

大切にしている言葉は?


「有言実行」

私は、やりたいと思ったことはやらないと気が済まないタイプ。

これまでも、服や美容が好きだからアパレルやエステの仕事に就いたし、子どもが好きだから、こうして今では保育の仕事をしています。

今後は保育士資格を取るのはもちろんですが、興味のある英語も勉強したいなと思っています。

最終的にはインターナショナルスクールで働くのが夢なんです。

これまでやりたいことにどんどん挑戦してきたおかげで人生が充実しているし、とっても楽しい毎日を過ごせています。

充実度は110%!これからも悔いを残さず生きていきたいです。

「わたし、保育士資格、ぜったいとります!」

「やりたいことを見つけられない」人にアドバイスをするなら?


ちょっとでも興味があるなら迷わずどんどんやってみる!

私の場合、仕事やプライベートを通じて出会った人たちからたくさん影響を受けてきました。

今はやりたいことが見つからなくても、色んな人と話をしていくうちにどんどん興味が湧いてきたり、好きなものが見つかったりすることもあると思うんです。

そうやって外から蓄積された情報をもとに、自分のやりたいことを選んでいくのもいいと思いますよ。

【編集後記 fromあやの先生担当の保育コンシェルジュより】


アパレルから保育という他業種に進んでこられたあやの先生。

私もアパレル業界から保育業界へ転職をした身で境遇が似ていますが、初めての業種にチャレンジすることには勇気や不安があったと思います。

私自身もアパレルで培った人と接する機会が保育業界の仕事でも活きていますが、興味や関心から転職をしてでも今の仕事が充実しているのは、きっと「子どもが好き」という気持ちが根本にあるからこそで、あやの先生も一緒ではないでしょうか?

普段の様子はあまり見ることができませんが、撮影の際にも、あやの先生の側から離れない園児さんがいたり、子どもたちに好かれていることが凄く伝わってきました。

二園の保育園でも、あやの先生の人柄や子どもたちへの接し方は安心の声があり、喜びをいただいていることは自信に変えてくださいね。

あやの先生のように、前向きに取り組んでいれば良いことが訪れると私も思います。

目標を持って取り組んでいれば、そこに辿り着ける日が必ずきます。

「わたし、保育士資格、ぜったいとります!」最大限にこれからも応援していきますね!

from 保育コンシェルジュ kouchi

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インタビュー・構成 ・文 : 野間直樹
文 : 堀池恵美
写真 : 石原結香

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