【最新版】保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2026年10月版】

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2026.11.5

【最新版】保育士の転職市場動向レポート【関西エリア版・2026年10月版】

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保育士の転職市場動向レポート2026年10月版

はじめに

保育士専門の転職支援サービス「ほいコレ」運営事務局が、実際の応募データをもとに関西エリアを中心とした転職市場の最新の動きをお届けします。

この記事では、2026年10月度(2026年10月1日~10月31日)に「ほいコレ」へご応募いただいたデータを分析し、保育士の皆さまの転職活動の「今」を明らかにしていきます。

「ほいコレ」は、大阪に本社を置くベルサンテスタッフ株式会社が運営しており、そのため今回ご紹介する応募データも、大阪をはじめとする関西エリアの情報が中心となっています。

今どのエリアで、どのような方が動いているのかを知ることで、ご自身の転職活動を組み立てる手がかりが見つかるはずです。

※プライバシー保護と、個別の数値よりも全体の傾向をお伝えすることを目的として、応募の件数につきましては非公開としております。

10月は年度の折り返しを過ぎ、来年の春をどこで迎えるかを考え始める方が増える時期です。年明けからの入職や、来年度4月の勤務開始に向けて、早めに情報を集め始めるのにもおすすめのタイミングです。

この記事が、転職を考える保育関連職の皆さまにとって、ご自身の活動の参考になれば幸いです。

レポートサマリー

2026年10月度のデータから読み取れる転職市場における重要なポイントは、以下の3点です。

✓
60代以上が全体の3割を超える:60代以上の比率が前月の23.3%から30.8%へ上がり、2番目の40代との差が大きく開きました。60代以上の方でも保育士資格や幼稚園教諭免許をお持ちの方が多く、経験を生かして現場に関わり続けたい方が動いています。
✓
兵庫エリアの希望が2か月続けて最多、比率も拡大:兵庫エリアは全体の17.5%となり、2番目の大阪市内エリアのおよそ2倍でした。前月に順位を下げた関東エリアも8.8%まで戻っています。
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面談や求人紹介へ進んだ方が4割を超える:進捗ありの比率は前月の35.0%から41.4%へ上がり、連絡がつかないまま終わる方は15.0%まで下がりました。今月は保育士資格のみをお持ちの方が、両方の資格をお持ちの方を上回って選考が進んでいます。

1. 応募者の全体像

まずは、2026年10月度に当社へご登録いただいた皆さまが、どのような年代・資格をお持ちなのか見ていきましょう。

【年代別の動向】

年代が分かっている方で見ると、最も多いのは60代以上で、40代、20代と続き、30代と50代が同じ比率で並びました。

今月いちばんの変化は、60代以上が30.8%まで増えたことです。前月まで23%台で推移していた比率が7ポイントほど上がり、ほかの年代はいずれも15〜17%台に収まる形となりました。前月に20.0%まで増えた30代は15.4%に戻っています。

定年や再雇用の期限を迎える前に、来年度からの働き方を早めに決めておきたいと考えるベテラン層が動いた可能性があります。

40代は17.4%で、60代以上に次ぐ2番目の年代になりました。前月の16.3%から少し増えています。

10代
5.3%
20代
15.7%
30代
15.4%
40代
17.4%
50代
15.4%
60代以上
30.8%

【保有資格別の動向】

「ほいコレ」では、保育士資格や幼稚園教諭免許をお持ちの方はもちろん、資格をお持ちでない方にも広くご利用いただいています。

10月度のデータでは、「資格あり」の方が全体の62.3%でした。前月の60.7%から1.6ポイント上がり、資格をお持ちの方の比率が3か月続けて6割を超えています。

「資格なし・不明」の方は37.7%です。資格の内訳では、子育て支援員の研修を修了した方が全体の9.0%を占め、前月の5.6%から増えました。保育士資格がなくても、研修で得た知識を生かして保育補助などから現場に関わろうとする方が増えています。

資格の有無
構成比 (%)
資格あり
62.3%
資格なし / 不明
37.7%
合計
100.0%

【年代によって異なる資格の持ち方】

年代と資格をかけ合わせると、今月は60代以上の資格の持ち方に大きな変化がありました。

60代以上では「保育士・幼稚園教諭」の両方をお持ちの方が23.6%と最も多く、保育士資格のみの方13.6%と合わせると、3人に1人以上が保育士資格をお持ちです。前月は資格の有無が分からない方が最も多かった年代で、長く保育の現場で働いてきた方が、次の職場を探し始めた様子がうかがえます。30代は両方をお持ちの方が47.3%、保育士資格のみの方が14.5%で、合わせて6割を超えました。40代・50代では子育て支援員の方がそれぞれ1割を超え、60代以上でも1割を占めるなど、保育士資格とは別の形で保育に関わろうとする方も見られます。一方で10代・20代は学生の方や資格なしの方の比率が高く、これから資格の取得を目指す方も含まれています。

【事例】美容部員から、保育補助で働きながら保育士資格を取ったケース

愛知県名古屋市の保育園で働く派遣保育士・しずか先生

実際に「ほいコレ」を利用しているしずか先生の事例のように、「新卒から5年間美容部員として働いたあと、保育士試験対策のスクールに通いながら、朝7時30分から11時30分まで保育園で保育補助として働く」といった、資格を取る前から現場に関わる働き方のお手伝いも、当社では行っています。

しずか先生は現在、愛知県名古屋市の保育園で、平日7時30分から15時30分までの早番固定で2歳児クラスを担当しています。現場で働いたことで勉強の理解が深まったと振り返り、色々な保育士の働き方を見られる派遣は、異業種からの転職者にとってメリットが大きいと話しています。

【関連】しずか先生:保育士 求人専門サイト「ほいコレ」

資格の取得を目指している段階や、子育て支援員の研修を終えたばかりの段階でも、保育補助として現場の経験を積むことはできます。働きながら資格を取る進め方を知りたい方は、社会人が働きながら保育士になるのは可能?自分のペースで保育士になる方法や、保育士への転職は未経験でも可能?資格の有無で変わる準備と働き方の選び方もあわせてご覧ください。

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2. エリア別の動向

当社に寄せられた、希望される勤務地エリアの動きを見てみましょう。

今回も「兵庫エリア」への希望が最も多く、全体の17.5%と前月の13.3%からさらに比率を伸ばしました。続いて「大阪市内エリア」が9.6%、「北摂エリア」が9.2%、「関東エリア」が8.8%、「名古屋市内エリア」が7.7%です。前月3番目だった「京都南エリア」は7.5%で、表の5エリアに次ぐ位置でした。

エリア(上位)
構成比 (%)
兵庫エリア
17.5%
大阪市内エリア
9.6%
北摂エリア
9.2%
関東エリア
8.8%
名古屋市内エリア
7.7%
その他エリア
47.1%
合計
100.0%

【エリアごとに異なる応募者の年代層】

今回のデータを年代とかけ合わせてみると、エリアによって応募される方の年代層に違いがあることが分かりました。

最多となった兵庫エリアと北摂エリアは、50代以上の方がちょうど半数を占めました。兵庫エリアは前月の41%から上がっており、全体で60代以上が増えた動きがこのエリアにも表れています。

反対に京都南エリア、名古屋市内エリア、大阪市内エリアは30歳未満の方が3割を超え、若い世代からの希望が多く集まりました。大阪市内エリアは前月の18%から33%へと大きく上がっています。

関東エリアは30歳未満が1割に届かず、30代から50代の方が中心でした。

エリア 30歳未満の割合 50歳以上の割合
兵庫エリア 16% 50%
北摂エリア 15% 50%
京都南エリア 36% 45%
名古屋市内エリア 35% 42%
関東エリア 9% 41%
大阪市内エリア 33% 40%

兵庫エリアは神戸市や阪神間の市街地から、姫路市などの播磨地域まで範囲が広く、同じエリアの中でも通勤手段や園の規模は大きく変わります。希望が集まるエリアでは応募が重なる求人もあるため、勤務地の候補を1つに絞り込まず、電車やバスで通える範囲の隣の市や町まで広げて探しておくと、条件に合う園に出会いやすくなります。

通勤の考え方や勤務地の選び方については、保育士の求人票で見る通勤条件|通勤時間・駐車場・勤務時間帯の確認事項や保育士派遣は勤務地・園を選べる|転居しても働き続けられる仕組みで詳しく解説しています。

希望のエリアの求人を検索してみる

3. 応募経路と選考通過の傾向

【応募経路の傾向】

どのような経路からご応募いただいているかを見ると、求人検索サイト「indeed」経由が全体の33.6%と最も多く、次いで「しゅふJOBパート」が12.7%、「バイトル」が11.2%、「広告(google)」が9.9%という結果でした。

indeed経由は前月の26.8%から7ポイントほど増え、応募全体の3分の1を占めています。多くの求人をまとめて検索できるサービスで、エリアや職種を広く見比べてから応募する方が多いようです。一度に多くの求人が並ぶぶん、同じ園の求人が別の媒体にも載っていることがあります。応募の前に園の名前と勤務地を控えておくと、同じ求人への重複応募を避けられます。

【選考通過の傾向】

求人にご応募いただいた後の状況についても見ていきます。

ご応募全体の状況(※重複応募や社内管理用のステータスを除く)を確認すると、登録後に当社コーディネーターとの面談や求人紹介へと進んだ「面談や求人紹介など(進捗あり)」は41.4%で、前月から6ポイントほど上がりました。「不在(連絡がつかない)」は15.0%、「キャンセル」は10.3%です。不在の比率は8月の24.6%、9月の18.4%と、2か月続けて下がっています。

応募後の状況(応募データ分析)
面談や求人紹介など
(進捗あり)
41.4%
不在
15.0%
キャンセル
10.3%

【資格の種類と選考通過のしやすさ】

保有資格別に選考の進みやすさを確認したところ、今月は保育士資格のみをお持ちの方の進捗ありの比率が半数を超え、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方をお持ちの方を上回りました。前月は両方をお持ちの方が最も高かったため、順位が入れ替わった形です。保育園の求人は保育士資格があれば応募でき、幼稚園教諭免許がなくても選考に進める求人が多くあります。

また、子育て支援員の方も進捗ありの比率が前月より上がり、4割を超えました。保育補助など、子育て支援員の研修を修了した方が応募できる求人もあります。ご自身の資格や研修でどの求人に応募できるかは、求人票の「応募資格」の欄だけでは判断しにくいこともあります。当社のコーディネーターは園ごとに求める人材を把握していますので、応募先に迷ったときはご相談ください。

こども家庭庁が公表している最新の数値では、2026年(令和8年)7月時点の保育士の有効求人倍率は全国で2.80倍です。関西では奈良県が4.48倍、滋賀県が3.67倍、大阪府が3.00倍、京都府が2.99倍と、全国平均を上回る府県が多くなっています。

2か月続けて希望が最も多かった兵庫県は2.15倍で、関西の中では求人の数が落ち着いています。兵庫県で探す方は、大阪府や京都府など通勤できる隣の府県の求人もあわせて候補に入れておくと、選べる園の数を増やせます。

出典)保育士の有効求人倍率の推移(全国)|こども家庭庁

当社では、お電話がつながりにくい方のためにSMS・メール・LINEでもご連絡しています。お仕事中や子育て中で電話に出にくい時間帯がある方は、ご登録の際に連絡のつきやすい方法や時間帯をお知らせください。

派遣で働く先生方の実感や、条件の伝え方が気になる方は、派遣保育士の満足度は83.1%|正社員・パート経験者が働き続けられる理由や派遣保育士の就業条件を見直す|勤務日数・時給を交渉する進め方も参考にしてみてください。

おわりに:転職のことなら、「ほいコレ」にご相談ください

2026年10月度のデータを振り返ると、60代以上が全体の3割を超え、その中でも保育士資格をお持ちの方が多く見られました。希望勤務地では兵庫エリアが2か月続けて最多となり、面談や求人紹介へと進んだ方は4割を超えています。

長く保育に携わってきたベテランの方、子育て支援員の研修を終えて現場に入りたい方など、来年度を見据えた転職市場にはさまざまな立場の方が動いています。

「年齢を重ねても、無理のない日数で保育の仕事を続けたい」

「保育士資格はまだないけれど、保育補助から現場を経験してみたい」

「来年4月から働ける園を、今のうちから探しておきたい」など

「ほいコレ」では、関西を中心とした保育園・幼稚園・こども園とのつながりを生かし、園の雰囲気や一緒に働く先生方の様子など、求人票には書かれていない情報もお伝えしながら、お一人おひとりに合った職場をご提案しています。

今すぐの転職を決めていない方や、まずは自分に合う求人があるか知りたいという方も、どうぞお気軽にご相談ください。ご相談は無料で、無理に転職をおすすめすることはありません。

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